【映画『恋妻家宮本』×日本パパ料理協会】「妻に恋する男たち」その1 ~妻が喜ぶ“恋妻家料理”を作るコツとは?〜
我々日本パパ料理協会が普及したい“パパ料理”は、家族のおなかが空いたときに、家族が食べたいものを、家族のために作る料理なんです。ここには自分軸か?家族軸か?という大きな違いがあるのですが、妻に対しても考え方は同じです。
そう考えると、妻が喜ぶ料理とは、まず“妻が好きなもの”。これは当たり前ですよね。そして、“妻のTPOにあったメニュー”。日常の家庭料理は、前後の体調や、食べたもので調整しなければいけません。例えば正月明けなど食べ過ぎた朝は“ほうれん草とにんじんと豆乳のスムージー”のように軽いものを選ぶとか、そういった配慮も必要です。
もちろん量も重要。
男性目線で考える量ではなく、少量を少しずつ作るといったことも考えるべきです。これは味も同じ。妻本人が食べた後に「あ!これ、食べたかった味!」って言ってもらえる料理こそが、まさに妻が喜んでくれる料理ですよね。すごくシンプルに言うと、“夫が食べたい料理と妻が食べたい料理は違う”ということを認識することが一番大事です』
●日本パパ料理協会会長飯士・滝村雅晴さんオススメの“恋妻家料理”2つ
では、実際にどんな料理を作ればいいのか?滝村さんオススメの恋妻家料理を教えていただきました!
●(1)鯛と生ハムのカルパッチョ
※パパレシピ(3~4人分)
【材料:A】
・鯛(1さく)
・生ハム(50g程度)
・レタス(適量)
・市販のすりおろしにんにく(大さじ1)
【材料:B】
・粗挽きこしょう(少々)
・エキストラバージンオリーブオイル(大さじ1)
・レモン(4分の1個)
【作り方】
鯛は斜めにそぎ切りして、皿にならべ、すりおろしにんにくをスプーンでぬり、生ハムを1枚1枚上にのせる。ベビーリーフをのせ、【材料:B】をかけて出来上がり。
※妻の好みによっては粗挽きこしょうとレモンは多めでもOK!
●(2)ゴーヤチャンプルー
※パパレシピ(3~4人分:15分)
【材料】
・ゴーヤ(1本)
・木綿豆腐(1丁)
・卵(1個)
・ごま油(大さじ1~)
・塩(少々)
・しょうゆ(大さじ1)
・白ごま(小さじ1)
・かつお節(ひとつかみ)
【作り方】
(a)ゴーヤは塩もみし、半分に切ってわたをとり7mm幅に切る。木綿豆腐は3~4cm角ぐらいに切る。
(b)フライパンに火をかけ熱くなったらごま油を加え、ゴーヤを塩をふって炒めて透明になったら、豆腐を加えて炒める(先に豆腐に焼き色がつくまで焼いて取り出してからゴーヤを炒めるのもあり)。