お金で解決もアリ! 共働きママが家事を上手に“手抜き”するコツ
こんにちは、ライターの佐原チハルです。
小さな子どもがいる生活では、家事を完璧にこなすのは至難の技。共働きの場合は特に、ママもパパも家にいられる時間自体が限られています。
“やる家事とやらない家事”を日々分類し、判断しなければ、生活がまわらない……ということも少なくないかと思います。
そこで今回は、ワーキングマザーのみんなが、どのような理由で、どんな家事を“がんばる・手抜きする”と判断しているのか、声を集めてみました。
●“掃除は手抜きする”パターン
『掃除機って、そもそも共働き家庭には向いてないと思う』
そう話してくれたのは、2歳と5歳の子どもがいるママさんです。
『夕方仕事から帰ってくると、お腹を空かせてものすごく機嫌の悪い子どもたちに、いかに早く食事を与えるかがまず大事でしょ。でも食事を終えるともう、掃除機をかけるには遅い時間なんですよね。
うるさくしたら迷惑になっちゃうかな、っていう時間。でも、朝は朝で早くから掃除機の音は立てられないわけで、結局、平日って掃除機の使える時間がないんですよ 』
マンション内では、掃除機の音に限らず、騒音の話はしばしば問題として上がっているそうで、とても気を使うポイントなのだそう。
そこで、平日はもう掃除機の使用を「完全に諦める」ことにしたそうです。
『やめるって決めてからは快適でした。掃除機をかけなきゃいけないのにかけられない、っていう状況が、どれだけのストレスだったのか 実感できました。ただ、埃はすぐたまるので、こまめにコロコロするようにしています。こぼしたときには、さっと拭き取れるようにウエットティッシュも常備です』
●“夕食だけはがんばる”パターン
『特別遅くなってしまった日は別ですが、そうでなければ、“夕食だけはお惣菜や冷凍食品じゃなくて手作りにする ”って決めてます』
そう話してくれたのは、3歳と1歳の子どもがいるママさんです。
『料理って、やると達成感があるんですよね。
「よし、できたぞ!」って、目に見えるし。だから、たとえその他の家事でことごとく手を抜いても、「最低限のやるべきことはちゃんとやった 」って思えるんです。達成感って、日々の張り合いにもなるんで、すごく大事だと思うし』
とはいえ、「無理をしないのが一番大事」なのだそう。
『朝は夕方以上に忙しいので、作らないで済むものにしてしまっています。夕食だって、作ると言っても、焼くだけとか切って煮るだけとか、簡単なものばかりです。