増えすぎて困惑! 「必要なの?」と疑問を感じるハラスメント5選
こんにちは、ママライターの木村華子です。
ハラスメントとは、相手の尊厳を傷つける言動やモラルのない行動のことをいい、セクハラやパワハラ、モラハラなどがそれに当たります。
2016年には、日本人がラーメンやそばを「ズルズル」とすする音に、 海外の方が不快な思いをする“ヌーハラ問題”が話題となりました。
ご存知の通り“○○ハラ”と呼ばれる新たなハラスメントは、ここ数年間で増加の一途をたどっています 。
しかし、中には「それ、ちょっとどーなの!?」と感じずにはいられないハラスメントもチラホラ……。
そこで今回は、止まらないハラスメントの多様化に疑問を抱く5名の方々へ、「あなたのキライなハラスメントは?」 という質問をぶつけてみました。
●「それ、必要!?」キライなハラスメント5選
●(1)コミュハラ(コミュニケーションハラスメント)
コミュハラとは、コミュニケーションが苦手な方に「おとなしいね」や「何か話したら」などと声をかけること。
そんなコミュハラに疑問を感じるのは販売のお仕事をされているYさんです。
『職場にいるおとなしい後輩が輪に入れていないとき、こちらとしては優しさのつもりで話題を振ることがある。ところが、その行為がハラスメントになりうることをネットで知った。じゃあ、あの空気をどうすれば良かったんだ……』(30代前半/販売)
良い雰囲気の職場で働きたいのは、誰だって同じはず。くわえてYさんには、新人が輪に入れない状態でボーッとしているのが寂しそうに見えたのだそうです。
だからこそ、助け舟のつもりで声をかけることがある ようなのですが……。それまでハラスメントになってしまう世の中なのですね。
●(2)ヌーハラ(ヌードルハラスメント)
SNSから発信された新たなハラスメント。日本人が「ズルズル」と音を立てて麺をすする行為に対して、海外の方が精神的苦痛を感じることを指しています。
しかし、日本人にとっては麺をすすることが正しい作法であり、それを指摘されることを不快に思う方も少なくありません。
『去年話題になったヌーハラはどうかと思う。日本人にとって麺類は音を立てて食べるものだし、嫌なら日本に来るな&食べるなよ!日本人の文化を下品だと蔑む行為はハラスメントじゃないのか』(20代後半/自営業)
自営業を営むKさんも、ヌーハラに疑問を感じている日本人のひとり。