2021年2月3日 12:12
かかとの痛み、腰痛など成長期のサッカー少年が抱える痛みの原因。ポイントは股関節を上手に使える身体作り!
この時、深く踏み込んだ際は腰を反りすぎないように、ステップの際は太ももをへその高さまでしっかりと引き上げましょう。ポイントは、「動作中、常に顎を引いておく」、こうすることで、背筋と腹筋が刺激され腰に負担なく運動ができます。
日常の中で楽しみながら行うには、鉄棒がいいそうです。
「鉄棒の(空中)逆上がりや足掛け前回りなどをすると、腹筋を使うので良いトレーニングになります。反り腰だとできないので、学校や公園の鉄棒を使ってがんばってみてください」
■腹筋が使えないと太ももの付け根の痛みにも......
股関節が硬いと、腰に負担がかかります。お風呂上がりなど身体が温まっているときに、テレビを見ながらルーティンとしてするのもおすすめです。
「ストレッチをして股関節の前面を伸ばすことは、毎日取り組んで欲しいです。腹筋が使えないと、大腿直筋付着部炎などにもなりやすいので、ぜひストレッチに取り組んでみてください」
姿勢を意識して生活し、日々のストレッチや身体を上手に大きく使う練習をすることで、ケガをしにくい身体になります。
それが結果として、サッカーがうまくなることにもつながるので、ぜひトライしてみましょう!
臼井直人(うすい・なおと)
理学療法士・腎臓リハビリテーション指導士
<所属>
医療法人社団嬉泉会 嬉泉病院 リハビリテーション科 科長
順天堂大学 大学院 医学研究科 腎臓内科学
所属の嬉泉病院 リハビリテーション科では、腎臓病患者のフレイルや、心肺機能と自律神経障害、リハビリテーションなどの臨床研究に取り組んでいる。
学会学術集会では優秀賞などを受賞、その他、論文・著書・学会発表など多数
2020年9月には論文「サッカーにおけるヘディングの累積曝露と慢性外傷性脳症に関する最近の知見」を発表
「サッカーにおけるヘディングの累積曝露と慢性外傷性脳症に関する最近の知見」はこちらで閲覧できます>>
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