2021年8月26日 20:00
「決して足が速くない、体も小さかった」のに大会最優秀獲得、女子サッカー注目選手、早稲田卒の才女に聞く文武両道のコツ
そのために勉強もしっかりして、サッカーと勉強のどちらの選択肢も持てるようにと考えていたそうです。
「私は、自分が楽しいと思うことしかしたくないタイプなので、勉強も楽しいと思いながらやっていました。数学が好きだったのですが、一つの答えに向かって問題を解いて、正解を導くことに楽しさを感じていました」
■親や指導者は子どもに「理解させる」ことを大事にしよう
勉強が嫌い、苦手な子は「わからないのに、勉強しなさいと言われる」「親にやらされる」といった理由から、ネガティブな気持ちになってしまい、さらに意欲が削がれてしまう傾向にあります。
「わたしの場合は、勉強をしていく中で『なるほど、こうなるんだ』とわかると、楽しいと思うタイプでした。反対に、理解できないとつまらないし、これはできないってなるんです。だから保護者をはじめとする周りの方々がサポートするときは、いろんなことに関して、理解できるようにしてあげるといいと思います」
サッカーと勉強を両立するためには、両方とも自分から進んで取り組むことが大切です。そのための目標設定、時間管理などは、参考になるのではないでしょうか。次回の記事では勉強をすることの意味や、高いレベルでサッカーをするために必要なことなどについて、話は進んでいきます。
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