2022年8月24日 22:01
「親、コーチ、チームメイトがいるからサッカーができる」選抜チームを8位に導いた播戸竜二さんが子ども達に伝えた感謝の心
当然、負けることもありますが、また次、起き上がって戦えばいいわけです。僕自身、戦うことや負けても立ち上がることの大切さを、子どもたちに教えてもらいました。自分もそのような姿を見せることで、お互いに頑張ることができたらいいなと思っています。
――ご自身の今後の活動について、どのようなイメージを持っていますか?
僕自身、監督をするというよりも、クラブのマネジメントや経営を始め、JリーグやWEリーグ、サッカー協会の仕事などを通じて、サッカー界を良くするためにどうすればいいのかを、勉強しながらやっていきたいと思っています。
――ワールドチャレンジ、3回目の監督オファーが来たらどうしますか?
この大会を通じて、サッカーや指導以外にも、人として様々なことを勉強することができました。素晴らしい機会を与えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。もし次回、オファーをいただいて、タイミングが合えばぜひやりたいですね。
■初めて会う人とチームになって戦う楽しさを感じられた
監督だけでなく、選手たちにもインタビューを行ったので、その声をお送りします。
選手たちも大会を通じて自分の成長を感じていた(C)新井賢一
――大会を通じて成長したところは?また、播戸監督に言われて印象に残っていることを教えてください
背番号1番・GK阪井海斗(さかいかいと)
初めて会う人とチームになって、強豪チームと試合をして勝つことの楽しさを感じることができた大会でした。大きな舞台で緊張はしましたが、格上の選手の強いシュートを止めることができたので、大会を通じて、少しは成長したと思います。
播戸監督が「試合に出ていない人も含めて、みんなで戦って得た勝利や」と言っていたのが印象に残っています。みんなと戦ったことを忘れずに、準決勝、決勝を見て学んで、自分のプレーに活かしていきたいです。
背番号3番・DF寺山晟也(てらやませいや)
バルサやユベントスの選手は楽しそうにプレーしていたけど、僕は100%でやることや、結果に集中しすぎて、目標が勝つことになっていました。今後はバルサやユベントスの選手のように、楽しんでプレーすることを心がけて、成長するために、どんどんチャレンジしていきたいです。
播戸監督からは「負けたことを次に活かすことが大事」と言われました。負けた試合からも学んで、成長につなげていきたいです。