片付けない子どもが自主的にするようになる方法3つ!元塾講師が伝授!
子どもが自主的に子ども部屋を片付けてくれたら……と望むママさんたちはとても多いはず。
ただ「お片付けをしなさい!」と言ったところで、子どもたちは動いてくれません。
元塾講師の筆者が講師時代に子どもたちの話を聞いて分かった、子どもが自主的に片付けできるポイントをご紹介します。
■ 子どもに合った“仕組みを作る”ことがポイント
まだ成長途中の彼らは、どうやって片付けをすればいいのか、上手く理解できていないことも多いのです。
つむぎ / PIXTA(ピクスタ)
「このおもちゃで遊んでいい?」「明日は〇〇ちゃんと公園に行ってもいい?」と、逐一お母さんに指示を仰いで生活をしている子どもたちにとって、なんの指示もなくただ片付けろと言われるのは、けっこう酷なことだと思います。
さらに以前、筆者が塾講師をしていたときに、「きちんとお片付けをしたつもりでも、“全然できていない”と怒られる」「お母さんの気に入る片付けができない」と、文句をこぼしていた子がけっこう多くいました。
タカス / PIXTA(ピクスタ)
そういう子どもたちの声を聞いてみると、ある共通事項があがりました。
それこそが、いつもはお母さんが子ども部屋を掃除してくれているけれど、お母さんに時間的な余裕がないときには「自分でやりなさい」と声をかけられるということでした。
これでは、“自主的な掃除”は身につきません。
現状を変えるためには、子どもに合った片付けの仕組みを作ってあげることが大切なのです。
■ 子どもに合った片付けの仕組みを作る3つの方法
子どもに合った片付けの仕組みを作るための3つの方法をご紹介します。
1. ワンステップの収納法を取り入れる
Satoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)
保育園で働いている知り合いに聞いたところ、かけるだけ、置くだけ、などのようにワンステップでの収納法を意識すると、比較的自主的に片付けをしてくれるようになるそうです。
家でも仕組みは同じでしょうから、取り入れる価値はあると思います。
2. 印をつけておくことでわかりやすく
チュン子 / PIXTA(ピクスタ)
おもちゃのシルエットを収納したい場所に貼り付けておくと、誰がどう見ても「そこに収納するものはコレだ」とわかるようになります。
最初の手間はかかりますが、一目でわかるようにしておくことで後々の声がけが楽になります。