子どもの習い事を親が選ぶ最重要ポイントは本人のやる気!では悩みは?
親にとって、子どもの習い事に関することは大きな悩みごとの一つ。
春の新学期に向けて、子どもに新たな習い事をさせたいと思っている方は少なくないでしょう。
子どもが興味を持つことをさせるべきか、将来役立つことをさせるべきか、スケジュール調整はできるのかなど、悩ましいポイントはたくさんあります。
今回は子どもの習い事についての親の意識や悩みについてリサーチしてみました。
■ 理系の習い事に興味を持っている親は多い
進学塾の栄光ゼミナールでは、2018年6月6日~6月20日に小学1~6年生の子どもを持つ保護者467人を対象に小学生の習い事に関するアンケート調査を実施。
今回は、その調査結果をもとに、子どもの習い事についての親の意識を見てみましょう。
調査ではまず、水泳、英語・英会話、ピアノ、体操、サッカー、そろばん、ダンス、空手・剣道などの武道、バレエ、書道、理科実験、プログラミング、塾以外の学習系教室の13の習い事のうち、小学生の半数以上が経験しているものを調べました。
すると、「水泳」(83.2%)、「英語・英会話」(60.8%)、「ピアノ」(53.7%)が上位3位という結果に。
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また、習ったことはないが「機会があればやってみたい(やってみたかった)」習い事で多かったものは、「プログラミング」(59.8%)、「理科実験」(57.0%)、「書道」(54.0%)でした。
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水泳、英語、ピアノは、今ではお馴染みとなっている“三大習い事”といえますね。
また、プログラミングや理科実験など、理系の習い事に興味がある人が多いことがわかります。
■ 習い事を選ぶ時に親が最も重視することは?
小学生の間に習った(習っている)習い事を選ぶ際に重視したことについては、81.8%が「子どもがやりたがっているかどうか」と回答し、最も多い結果に。
よっしー / PIXTA(ピクスタ)
また、「子どもの将来に役立ちそうかどうか」「曜日や時間帯の都合が合う」も、それぞれ過半数以上の回答が得られました。
さらに、子どもが小学生の間で一番長く続いている(続いていた)習い事について、その理由を聞いたところ、「子どもが続けたいという気持ちがあるから」と回答した保護者が最も多く、66.3%でした。