不適切動画、詐欺アプリ…。子どものスマホリテラシー教育、どうしてる?
最近、話題となっている不適切動画や詐欺アプリ、情報漏洩。このようなことを避けるため、子どものスマホリテラシーやネットリテラシーは上手に醸成させたいものですね。
親世代とは異なり、物心がついた時からスマホが身近にある今の子どもたち。
子どもに使いすぎを注意したいものの、自分自身もスマホがなくてはならない存在となっている親世代も多いでしょう。
株式会社NTTドコモは「学生のスマートフォン(以下、スマホ)事情」をテーマに、日本全国の高校生・大学生300名を対象にした調査を実施。
デジタルネイティブな高校生や大学生の、リアルな実情が見えてきました。
■ いまどきの高校生はYoutuberを知らないとアウト?
学校の友人と会話をすることが多い話題は?
「スマホで見たSNS・動画・アプリなどの話」が約8割(78%)にのぼりました!
これは、「TVで見た番組の話」(58%)、「雑誌で見た記事や漫画の話」(30%)を大きく上回る結果。
学生の間では、すでにTVや雑誌の存在感は影を潜め、スマホで見るコンテンツが共通の話題となっていることがわかります。
友達との会話にあがることがより多い話題は?
YoutubeやSNSをTVドラマやファッション誌と比較してもらった結果は以下の通り。
学生たちにとってスマホは娯楽だけでなく、あらゆる物事の情報源となっているようです。
さらに、高校生にTVタレントとYoutuberで、どちらが友達との会話にあがる方が多いかを聞くと、「TVタレント」(33%)よりも「Youtuber」(37%)の割合が多くなりました。
また、Youtuber、Vtuber(バーチャル・ユーチューバー)、TikToker(「TikTok」ユーザー)をはじめとした人気動画クリエイターについての知識がなければ「友人との会話についていけないと思う」と答えた高校生も31%と約3人に1人にのぼりました。
高校生活においてTVや漫画の話題で持ちきりだった親世代と、今の高校生はまったく異なることがわかります。
■ デジタルネイティブ世代でも気になる、スマホの料金
そこで、あらためて「学校の友人とコミュニケーションをおこなう上で、スマホは必須アイテムだと思いますか?」と聞いたところ、高校生・大学生の約7割が(67%)が「そう思う」と回答。
デジタルネイティブな高校生・大学生の生活にとって、スマホは「あったら便利なもの」