今年も保育園に落ちた!保活ママたちのリアルな苦悩とは?
働くママが子どもの保育園探しを行う「保育活動」、通称“保活”。
何年も前から保活の厳しさは伝えられえていますが、状況は依然として変わりません。
保活成功のカギは、やはりなんといっても、情報収集と早めの行動でしょう。
すでに来年度の入園に向けて保活を始めている人もいます。
これからの「保活」に役立つお役立ち記事を、3本まとめてご紹介します!
■ 過酷!保活ママたちの苦労の実態
Ushico / PIXTA(ピクスタ)
「保活」は、ここ10年くらいで言われるようになった言葉です。
そもそも一昔前までは、共働き家庭より専業主婦家庭の方が多く、子どもを保育園に預ける必要がない家庭も多かったのです。
また、祖父母と同居しているか、近所に住んでいるパターンの家庭もあり、ママが働いていても周囲のサポートを得やすい環境がありました。
しかし、最近では都市部に限らず地方でも、こども園や認可保育園はどこも満員状態です。
少子化で子どもの数が減っているとは言え、共働きで0歳や1歳の乳幼児の頃から保育園に通うケースが増え、「保育が必要な子どもの数」が増加しているためでしょう。
保活に関するアンケート調査では、保活で苦労する今の30代と、専業主婦が多数を占めた50代の子育ての違いがくっきり浮かびあがりました。
今の保活のリアルとは?
「預けることができず仕事を辞めた」「二人目の出産を諦めた」と、悲痛な声も寄せられています。
詳しくは記事をチェック!
「保活」難易度は30代以下と50代以上でこんなに違う!その差は1.5倍!
■ 「落選狙い」の横行でさらに保活が困難に!?
makaron* / PIXTA(ピクスタ)
最近、保活における「落選狙い」という言葉もよく耳にするようになりました。
これは、現在育休中の人が2年目の育休を取得するためにあえて保育園に落ち、「落選通知表」を会社に提出して育休の延長を行う行為のことです。
2年目の育休を取りたいがために落選狙いの人が保育園に申し込むと、倍率がその分跳ね上がってしまいます。
結果、本当に保育園を必要としている人が落ちるといった事態も起こっているのです。政府は落選狙い対策として、保育園に入れなかった場合に育児休業の延長が可能な人をあらかじめ確認して審査に通りにくくするなどの対策を検討していますが、ママたちからは疑問の声も上がっています。