子育て中の家庭では日常的に、子どもに絵本の読み聞かせをしているのではないでしょうか。
日刊Sumaiライターの平野直子さんも幼稚園に通う子どもに朝と夜の2回、読み聞かせをしているそうです。子どもが幼稚園の年長になり、絵本以外の児童文学も少しずつ読むようになってきたとか。
絵本選びに悩むようになってきたのを機に平野さんは「ブッククラブ」に入会。それが子どもと祖父母との絆を深めることにもなったといいます。
どういうことなのでしょうか。
■ 絵本選びで迷ったらブッククラブに入会しよう!
世の中にはたくさんの子ども向けの良書があります。
2週間に1度のペースで親子で読む本を図書館で借りていますが、どうしても母親の好みに偏りが出てきているな、と感じることが多くなりました。
私と子どもは別人格だし、私の好みで本を選んでいいものか、と悩むようになりました。
そんな時に声をかけてくれたのは母でした。母が見せてくれたのは、新聞の切り抜きです。そこにはブッククラブについての記事がありました。
「絵本を読むのが好きっていうから、あなたたちにプレゼントしようかと思って」と申し出てくれました。
ご存知ですか?ブッククラブって。
Nori / PIXTA(ピクスタ)
元々は読書愛好家の任意団体のことをいいます。アメリカで発達して日本でも以前流行したそうですが、有料でブッククラブの会員になるとその団体のオススメ本を毎月送ってくれるというシステム。
各地に図書館ができたり、ネットの発達などでブッククラブの活動は下火になっていきましたが、今でも活発なのが絵本のブッククラブです。
きっと、私のように子どもにどんな絵本を選んであげるのがいいのか迷っているママがたくさんいると思います。
図書館はたくさんの絵本や児童書があって、どこから手をつけていいか分からない。選択肢がありすぎるのも贅沢な悩みです。毎月通っていると気に入った作家本や、好みのイラストの本ばかりを選んでしまいがちですよね。
■ 会社によってサービス内容はさまざま
ブッククラブという絵本の定期購読サービスは、いろいろな会社が行っています。「福音館書店」などの出版社が自社の絵本を毎月配本しているものもあれば、実店舗も持つ「クレヨンハウス」など、子どもの本の専門店が独自の視点で選んだ本を発送しているものもあります。
ウェブ上で絵本の情報を発信している「子育てナビゲーション」