小学生が楽しく学べる探究体験を提供、「おやつ子ども会議」を12月4日にオンライン開催 「実現させたい理想のおやつ」を考える【本物】の会議
の質的充実」が求められています。
改革の過渡期にあり、かつ社会との連携が不可欠となる「探究的な学び」だからこそ、また児童一人一人の興味・関心に応じた学習活動を実現するために、KIDA PROJECTは継続的に「探究的な学びの場」を児童に提供し、その研究成果を「プロトタイプ」として、全国の学校現場やコミュニテ ィ・地域にフィードバックしていくことを目指しています。
※「総合的な学習(探究)の時間」とは(文部科学省HPより):変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。
■参加する子ども達が体験できる「探究プロセス」
1. 課題の設定:参加する子どもが、自身の普段のおやつ実態(嗜好・購入等)を考え、自分にとってのおやつの魅力・課題に着眼します。
2. 情報収集:参加する子ども達の普段のおやつ事情について情報交換や、大人の子ども時代のおやつエピソード、おやつを取り巻く環境変化について聴き、情報を得ます。
3. 整理・分析:収集した情報を4C分析の視点で整理し、自分にとってあったらいいなと思う「理想のおやつ」を着想します。
4. まとめ・表現:自分があったらいいなと思う「理想のおやつ」を参加者全員で出し合い(発言・チャット)、意見を交換する。最後に株式会社おやつカンパニーから感想をもらいます。
KIDA PROJECT2021探究プロセス
■研究・主催者紹介とメッセージ
研究・主催者 醍醐身奈氏
・醍醐身奈氏
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修了
現在、
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
大阪経済法科大学経済学部 准教授
慶應義塾大学SFC研究所「みらいのまちをつくる・ラボ」、「Society5.0時代の学びと教育・ラボ」 プロジェクトメンバー、日本学校教育学会・国際交流委員会 幹事
<メッセージ>
本プロジェクトに関心を持ってくださった皆さま、ありがとうございます。
2022年度から、高校で「総合的な探究の時間」がいよいよスタートし、子供たちが探究する力・主体的に課題を解決していく力がますます求められるようになります。
この研究は、そうした新しい時代を生き抜く子供たちを、様々な人が関わり合いながらサポートし、その可能性を高める挑戦的な研究として位置づけられます。