2022年2月28日 11:00
卒園入園・卒業入学の最新事情!式典実施予定の4割以上が「人数制限あり」。5割以上が入園時「集団生活に馴染めるか」不安。式の内容に変化も「簡素化された」「先生と距離感が近い」。ランドセルは親が購入。「5万円~7万円」が相場。
すると、卒園式・卒業式、入園式・入学式ともに「ある(卒園・卒業34.4%、入園・入学31.8%)」と回答したのは約3割でした。両者とも、「ない」が25.8%、「目途が立っていない」が7.2%と、実施しない判断を下したり、現時点※で目途が立っていなかったりする園や学校が多いことがうかがえました。※2022年1月31日~2月1日
また、卒園式・卒業式、入園式・入学式の実施予定があると回答した人に、実施方法について尋ねたところ、どちらも「対面(卒園・卒業50.6%、入園・入学51.6%)」が多い結果になりましたが、「対面だが人数制限がある(卒園・卒業45.9%、入園・入学43.4%)」という条件付きの園や学校も4割に上りました。
では、卒園式・卒業式、入園式・入学式という子どもの大事な節目を実感できる式典を、直接見届けるのは誰なのでしょうか。これまでに式典には誰が出席したのか、または誰が出席する予定かを聞くと、卒園式・卒業式、入園式・入学式どちらも「子どもの母親(卒園・卒業76.8%、入園・入学80.8%)」と「子どもの父親(卒園・卒業56.8%、入園・入学60.2%)」が大多数を占める結果となりました。しかし、父親の出席率は母親に比べると少ないようです。また、意外にも、母方・父方の祖父母の出席率がそれぞれ3%前後と低い傾向がうかがえました。
続いて、卒園式・卒業式、入園式・入学式にどのような服を子どもに着用させる(させた)かを調査し、トップ5をピックアップ。卒入園・卒入学や年齢学年を問わず、1位は「制服や指定服」、2位は「購入したドレス・スーツ」でした。「購入したドレス・スーツ」を選んだ理由としては、「新品を着させたいから(栃木県・39歳・女性)」や「他に使う機会がありそうだから(東京都・51歳・男性)」など、お祝いとして新調したい親心や汎用性の高さが理由に挙がりました。3位以降では、卒園式・卒業式は、「レンタル着物・袴」が各年代それぞれ3位と4位でランクインしていましたが、入園式・入学式ではランク外。
入園式・入学式は、「おさがりのドレス・スーツ」、「おさがりの着物・袴」、「購入した着物・袴」がランクインする結果となりました。
■ 2.卒入園・卒入学ともに祝い方1位は「記念写真を撮る」9割以上が「今後も撮影したい」
続いては、卒園・卒業、入園・入学の“お祝い”についてそれぞれ調査しました。