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日本郵政グループ、IBM、アップルは30日、業務提携しiPadを利用した日本の高齢者向けサービスを提供すると発表した。サービスの提供開始に向け、2015年度下期より実証実験を開始する。3社が提供するのは、日本の65歳以上の高齢者約3,300万人に向けた生活サポートサービス。高齢者にiPadを配布し、家族、自治体・地域の事業者および郵便局とつながることで、地域のバーチャルコミュニケーションの基盤と高齢者コミュニティを創造していくという。2015年度下期より予定されている実証実験では、日本郵便が展開している「みまもりサービス」と連携し、対象地域の高齢者向けに、各種ネットサービスの提供や郵便局社員などによる生活支援などを行う。アップルはFaceTime、メッセージ、メール、写真、iCloudなどのアプリや機能、App Store、iTunes Store、iBook Storeで提供する様々なコンテンツへのアクセス、iOS 8に標準搭載されたアクセシビリティ機能を提供する。IBMは、日本IBM東京基礎研究所が中心となって開発したアクセシビリティ技術や自然言語解析技術を応用し、高齢者向けのアプリを開発する。また、IBM MobileFirst for iOSプラットフォームの専用クラウド・サービスによるデータ統合とセキュリティ、アナリティクス、機器管理のほか、システム構築や日本郵政グループ社員向けの研修を実施する。サービスは「みまもりサービス」のほか、親世代・子世代向けの「コミュニケーションサービス」、自宅から申し込める「買い物支援サービス」、自治体と連携した「地域情報サービス」、各種相談サービスなどを段階的に提供していく。各社では2020年に400万人から500万人規模の利用を見込んでいる。
2015年05月01日日本郵政グループ、Apple、IBMは4月30日、高齢者向けのサービス開発で業務提携すると発表した。iPadとiOSプラットフォーム、IBMのITサービス、日本郵政のネットワークや地域密着性を活かし、日本国内で3300万人に上る高齢者と家族や社会のつながりを深めるサービスの実現を目指す。新サービスはAppleとIBMが昨年7月に発表したグローバルパートナーシップを基に構築される。高齢者や子どもでも画面に触れて直観的に操作でき、アクセシビリティ機能も充実したiPadを端末に、IBMグローバル・ビジネス・サービスが高齢者向けの専用アプリを開発する。高齢者向けのアプリやガイダンスにはIBM東京基礎研究所が中心となって開発したアクセシビリティ技術および自然言語解析技術が応用され、薬を飲む時間の通知、運動・ダイエットのおすすめ、コミュニティ活動や高齢者支援サービスへのアクセスなど高齢者の生活を幅広くサポートする。データ統合やセキュリティ、アナリティクス、数百万台規模のデバイス管理といったインフラはIBM MobileFirstのクラウドサービスが担い、システム統合サービスを提供するIBMが日本郵政グループ職員への研修も行う。そして2万4000局の郵便局と40万人のグループ職員を持つ日本郵政のネットワークが、地域差のない全国規模のサービス展開を可能にする。新サービスは、iPadと高齢者向け専用アプリのパイロットプログラムを経て提供開始になる。日本郵政は日本郵便の「みまもりサービス」にiPadを活用する実証実験を2015年度下半期に開始する計画で、サービスを段階的に増やしながら、2020年までに400万から500万人へのサービス提供を目指す。現在、日本の高齢者は人口のおよそ25%を占めており、今後40年の間に、その割合が40%以上になると予測されている。高齢者の割合は世界規模でも2013年の11.7%から2050年までに21%に増加する見通しだ。Apple CEOのTim Cook氏は「多くの国が高齢者をサポートする課題に直面しており、この取り組みは世界に大きな影響を与える可能性がある」とコメントしている。
2015年05月01日アドビ システムズは、写真と文字を組み合わせたWebコンテンツを作成できるiPad向けの無料アプリ「Adobe Slate」を公開した。「Adobe Slate」は、写真と文字を組み合わせて「ビジュアルストーリー」を作成し、Webコンテンツとして公開できるiPad向けの無料アプリ。同アプリで作成した作品は、専用のURLによってWeb上で公開されるため、タブレット、スマートフォン、PCなどデバイスを問わず閲覧できる。また、専用URLはSMSや電子メールでの送信、Webサイトへの埋め込み、SNSへの投稿に対応している。機能面では、アニメーション作成アプリ「Adobe Voice」をベースに開発されており、「Adobe Voice」と同様に、作品のイメージを決める「テーマ」が豊富に用意されている。「テーマ」はワンタップで選択可能。「Adobe Slate」のユーザーインタフェースでは、テキストの追加や写真レイアウトの選択、表示方法と動きの指定が行えるようになっている。そのほか、別のWebサイトや関連情報をリンクできる「Call-to-Actionボタン」機能も搭載。「Donate Now(今すぐ寄付)」「Learn More(詳細はこちら)」などとした部分に、リンクを付けることでユーザーの行動を促すことができる。対応OSは、iOS 8。対応デバイスはiPad 2以降のiPad。
2015年04月23日オークニーは4月21日、訪問営業を支援するモバイルCRM「Orkney Upward」をバージョンアップしたと発表した。今回のバージョンアップにより、iPadでの利便性が大幅に向上したほか、クロス分析やヒートマップ表示などロケーションインテリジェンス機能が強化され、これまでより高度な分析が実現可能となった。PC/タブレット/スマホと業務ニーズに合わせてデバイスの利点を最大限に活かし、オフィスだけでなく外出先でもシームレスにCRMに蓄積された情報を活用できる。同アプリの利用には基本パック(Professional:5ユーザ)2万円/月の契約が必須で、その他の費用として、初期登録費用10万円のほかに、Basicエディションでは800円/月、Standardエディションでは2,000円/月、Professionalエディションでは4,000円/月が必要となる(すべて税抜価格)。動作環境は、iOS 7以上。Salesforce1アプリが動作するデバイスにおいては、Salesforce1対応アプリとして動作する。
2015年04月22日AppleのiPadが米国で販売開始されてから4月3日で5周年を迎えた。発売されてから1カ月後には販売台数100万台を突破、この5年間で2億5,000万台以上が売れたという。また、iPad専用の審査済みアプリは72万5,000タイトルを越えた。iPadは2010年1月28日、 サンフランシスコで開催されたイベントで最初のモデルが発表となり、同年3月12日から米国内のApple Online Store、Apple Store実店舗で予約受付が開始された。発売の1週間前には、Apple Store実店舗とほぼ全店のBest Buyで購入可能になるというアナウンスが流れ、4月3日に販売が開始されると爆発的に売り上げを伸ばし、1カ月で販売台数100万台を突破。この時すでに、ユーザーはApp Storeから1,200万本を超えるアプリを、iBookstore(現在はiBooks)から150万本以上の電子書籍をダウンロードしていたという。iPadがその後も人気を博したことについては論を俟たないが、この5年間での売り上げ台数は、なんと2億5,000万台を越えているとのことである。昨年10月に開催されたiPad Air 2とiPad mini 3、iMac Retina 5Kディスプレイモデルなどを発表したスペシャルイベントでは、同社のCEO・Tim Cookが、2014年第三四半期までの12カ月間のPC出荷台数はiPadが第1位であったことを報告した。同氏は同イベントで顧客満足度も1位であると述べたが、これについては興味深い調査結果が残っている。米調査会社ChangeWave Reserchによれば、2014年5月に行ったリサーチでは、iPad Airについては98%のユーザーが製品に満足しているという数字が出ている。さらにiPad mini Retinaディスプレイモデルにいたっては100%、すなわち購入したすべてのユーザーが満足しているというのである。にわかには信じ難い数字だが、こういった調査にも表れている満足度の高さが、iPadが継続して売れている理由のひとつであることには間違いない。日本国内においても、IDC Japanの調査報告によれば、2014年の国内タブレット端末出荷台数は2013年に引き続き、アップルが年間シェア44.3%で首位。 2位につけたASUSのシェアは10.3%ということで、他社に圧倒的大差をつけていることが明らかになっている。年末商戦期を含む、2014年第4四半期(10月-12月期)だけも参照してみても、アップルのシェアは44.9%で首位。2位の富士通は(8.3%)で、やはり大きく水を水をあけられた結果となっている。一方、Androidスマートフォン同様、他のタブレットは叩き売りに近い状態で販売することでシェアを維持しているが、その結果、実際には使われていないという現象が起きているようだ。発売から数カ月後にサポートが打ち切られるというケースも少なくなく、iPadのように、ユーザーが安心して継続利用できるという環境を提供できていない。似たようなものは他にも沢山あるが、iPadはまったく違うレベルの製品である。単に軽くて薄い、Retinaディスプレイが綺麗といった特性だけに留まらない。それは前述のように継続して利用が可能であること(このことは特に教育分野では大きなアドバンテージとなる。等質な教育現場の実現が可能となる)、セキュリティが強固であること(最新モデルのiPad Air 2とiPad mini 3ではTouch IDも搭載され、さらに安全性が高められている)といった点にも表れている。これらは、ハードとOSとサービスをひとつの会社が行なっているからこそ達成できたことだ。そして、それはまたAppleの伝統でもある。発売から5年、iPadは人々のコミュニケーションやライフスタイルにも変化を齎した。2013年に発表された「Apple - Making a difference. One app at a time.(アップル - 一つひとつのアプリケーションが、より良い世界への一歩になります。)」に登場する、発話における意思疎通に困難のあるエンリケくんがiPadを使って周囲の人々とコミュニケーションを図っている様子は、好例と言えるだろう。そしてこれからも、iPadは人々の生活を変えていく。
2015年04月03日ヤマハは3日、iPad/iPhoneでVOCALOIDによる本格的な歌声制作が楽しめるiOSアプリ「Mobile VOCALOID Editor」を発売した。期間限定セール価格は3,600円(4月13日まで、税込み、通常4,800円)。「Mobile VOCALOID Editor』は、iPad/iPhoneでパソコン版「VOCALOID Editor」とほぼ同等の環境で歌声制作が楽しめるアプリ。同社が2010年よりiPad/iPhone向けに提供してきた同様のアプリ「iVOCALOID」よりも本格的な環境で歌声制作が行えるという。最大16トラックでの歌声制作、1アプリ内での複数の歌声の使用、トラックやパートごとの歌声の切り替え、MIDI機器からの「VOCALOID」トラックの入力、iTunesを通じたPC上のオーディオトラックの取り込み、シンセやギターなどからのオーディオトラックの直接録音、豊富な調整パラメータを利用した歌声の調整など、このアプリ1本で歌声制作環境をそろえることができる。また、インタフェースはパソコン版「VOCALOID Editor」でもなじみ深いピアノロールでのトラック入力だけでなく、アプリに内蔵されたソフトウェア鍵盤からのリアルタイム入力やステップ入力も可能。加えて、同アプリには歌声ライブラリとして、スタンダードな女性声である「VY1_Lite」も同梱しているため、すぐに歌声制作を始めることができる。その他の歌声ライブラリは、アプリケーション内のストアからダウンロード購入することで追加する。加えて、各「歌声ライブラリ」にはデモ曲の制作データが同梱されているため、人気の「VOCALOID」楽曲を手がけるクリエイターが制作したデータを参考にしながら歌声の制作が楽しめる。なお、制作した楽曲データは、ミックスダウンしてオーディオファイル(WAV、AAC)として書き出せるようになっています。「AudioCopy」「AudioPaste」機能にも対応しているため、他のiPhone、iPad用の音楽アプリとコピーペースト感覚でオーディオデータをやりとり可能。クラウドストレージや自動作曲機能などを無料で利用できる「ボカロネット」を利用することで、パソコン版の「VOCALOID4 Editor」などと、「VOCALOID」形式のデータファイル(vsqxファイル)をクラウド経由で直接やりとりすることもできる。
2015年04月03日USENは4月2日、iPad及びiPod touchアプリケーション「USEN Register」の提供開始を発表した。iPadやiPod touchに対応したクラウド型POSレジで、従来のPOSレジと比べて低コスト・省スペース・モバイル化を図っている。専用アプリを端末にインストールすることで、一般的なレジ機能ともいえる商品の入力・会計処理のデバイスとして利用できるほか、クラウド上での自動売上管理・分析機能も備える。特に売上管理・分析機能では、これまで手計算やEXCELなどアナログな作業で実施していたABC分析や簡易PLなどが可能になるため、飲食店や小売り店舗の負担軽減に繋がる。また、オプションとして顧客管理機能やチェーン店向けの日報機能も備えているだけでなく、オーダーエントリーシステムが安価で導入可能で、様々な店舗オペレーションに対応可能となる。さらに、同社は、これまで店舗まわりの課題解決に対応してきた、導入前から導入後にわたるノウハウを最大限生かし、24時間365日体制のサポートを行う。サポートは、「USEN Register」利用店舗を対象とし、料金は月額サービス料に含まれる。「USEN Register」の初期導入費は、6万5000円~で、月額利用料はPOSレジアプリが6000円、ハンディーは4000円(3台目まで)、USEN音楽放送とレジアプリのパックは9980円となる。同社では、12月末までに8000店舗への導入を目指す。
2015年04月03日東京都多摩市の公立愛和小学校は、25日に実施した卒業式で、卒業する生徒8人に対し、卒業記念品として「iPad卒業証書」を授与した。同卒業証書の制作はカヤックが担当。本体の裏面に賞状の紋様が彫り込まれているほか、6年間の行事の写真や校歌などが収録されている。愛和小学校の卒業生徒に授与された「iPad卒業証書」は、iPadの裏面に「卒業証書」という文字や紋様がレーザーカッターで彫り込まれたもの。同学校の校長である松田孝先生より、卒業生ひとりひとりに授与された。ホーム画面には、卒業アルバムのように、「クラスメート」「担任」「職員室」の写真アイコンが並び、それぞれ直筆のお祝いメッセージを収録。また、6年間の行事写真、校歌、6年間の身長体重データなども閲覧できる。そのほか、3年後、6年後、12年後にしか開けない“タイムカプセル”として未来への自分へ向けたメッセージも収録されているという。
2015年03月30日●新MacBookはiPadキラー的な存在にAppleの「Spring Forward」イベントは、最初から最後まで面白かった。飽きることなく、あっという間の90分だった。まず、買えるものならすぐにでもポチりたいと思ったのが新しい「MacBook」。ユーザーを選ぶMacだが、筆者の使い方にフィットする。処理能力が必要な作業とメディア管理にはMac miniがあるため、すでに13インチMacBook AirをほとんどiPadと同じように使っている。常にバッテリー動作で、ケーブルを接続するのは充電の時だけ。データのやり取りは全てワイヤレス。だから、ポート類がヘッドフォンポートとUSB-C×1ポートだけでも全く問題ない。薄くて軽くて、打ちやすいキーボードが付いている理想的なモバイルノートだ。簡単に着脱できるという点では端子をポートに差し込む必要があるUSB-Cよりも、マグネットで引っつくMagSafe電源アダプタの方が扱いやすい。MagSafeでなくなったのは残念だが、「ケーブル1本」をユーザーに強いるのがポイントだから仕方ない。USB-CはUSB規格であり、将来対応する周辺機器が増えることを考えると「PCをUSBで充電できること」のメリットは大きいと思う。これまでAppleはMacのあるべき処理能力の基準を設けて、その範囲でMacBookシリーズをデザインしていた。新MacBookは、そうした基準を一旦ご破算にし、iPhoneやiPadがモバイルの主流になった時代のモバイルノートとして一からデザインし直している。新MacBookのプロセッサは従来のMacBookでは基準を満たしそうにないほど非力であり、代わりに電力効率が良く、ファンレスでポータビリティに優れている。MacBookと名付けられ、見た目もMacBookだが、従来のMacBookとは設計思想が異なるデバイスである。名称を「iMacBook」とかにしても良かったぐらいだ。従来のMacBookシリーズのユーザーから見ると、新MacBookはCPUパワーが犠牲になりすぎている。しかし、日々のコンピューティングをiPadやiPhoneでこなしている人たちにとっては十分なパフォーマンスであり、むしろ打ちやすいキーボード、操作しやすいトラックパッド、そして他のPCにはないポータビリティ(薄型軽量、ケーブル1本)が大きな魅力になるはずだ。その意味で新MacBookは最強の「iPad Air 2」キラーになる。筆者自身、新MacBookに魅了されているが、iPad Air 2を気に入って毎日使っているだけにちょっと複雑な気分でもある。でも、こういう競争はSurface Pro 3も含めて大歓迎だ。噂の12インチiPadへの期待も高まる。新MacBookはiPhoneやiPadのユーザーに馴染むこれからののPCであり、これで存在が危うくなるのはiPadではなく従来のモバイルPCだ。●Appleは操作性と質感だけは伝わったが……○Apple Watchはプライムタイムのデバイスか?Apple Watchについては、よく言えば「ポイントを上手く見せていた」、悪く言うと「見せたいことだけ見せていた」という印象だ。操作性と質感の良さは伝わってきたが、OSやUIの出来については実際に時間をかけて使ってみないと分からない。The VergeのNilay Patel氏は、Watchインターフェイスには学習が必要で「どこにいるのか分からなくなる、何が起こるか予想できないという感覚はApple製品らしくない」と書いている。ハードウエアについても準備が整っているのか不明な点が多い。もしかすると、滑らかな動作によって、バッテリー動作時間が犠牲になっているかもしれない。AppleがApple Watchで目指していることは伝わってくる。そこは評価したい。だが、Apple WatchほどリッチなUIのウエアラブルで、Appleが目指すユーザー体験を、今日の技術(プロセッサ、バッテリーなど)で実現できるのか、疑問符を付けざるを得ない。どこかにひずみが生じていても不思議ではない。ただし、まだ早すぎるデバイスだとしても、Apple Watchが失敗するとは限らない。iPhoneだって、2007年に登場した初代モデルは早すぎるデバイスだった。それでも多くの人を魅了し、第3世代の頃にはハードウエアとのバランスが取れるようになって、Appleのビジョンが形になり始めた。Apple Watchはまだ、プライムタイムのデバイスではないかもしれない。そうだとしても、その時が来たら開花する可能性を感じられるものなら、このタイミングで飛びつく開発者やユーザーは出てくるはずだ。●Apple Watchの価格の噂はジョークかと思っていた○100万円超のApple Watchは誰が買うのか?さて、数カ月前からApple Watchの上位モデルが100万円を超えるという噂が飛び交っていたが、ジョークだと思っていた。だって、Apple Watchは職人が組み立てた精巧な機械ではない。デジタル機器である。しかも、発展途上だ。高価な時計は数十年、数世代にわたって大事に使われ、財産と見なされるが、Apple Watchの商品寿命は数年程度だろう。時間と共にディスプレイは明るさを失い、バッテリーはへたってしまう。高価な時計のようにリセールバリューを長期にわたって維持できそうな"何か"が今のところない。そんなApple Watchに一体誰が100万円超も支払うだろう?そう思っていたのだが、噂は本当だった。Apple Watch Editionは128万円から、最も高価な組み合わせは218万円である。しかし、今回のキーノートでぼんやりとではあるが、Appleの狙いが見えてきた。キーノートで同社はApple Watchを高価な時計として展開するようにアピールしてはいなかった。スーパーモデルのクリスティー・ターリントン・バーンズが登場したが、マラソンレースを目指す1人の女性という感じだったし、終始Apple Watchが普通の人たちの生活をどのように変えるのかに焦点を当てていた。Apple Watchは、やっぱりデジタル機器なのだ。となると、Appleが高級ブランドの腕時計市場を本気で奪おうとしているとは考えにくい。財産やコレクションとして大事にしまっておくような高級腕時計ではなく、使ってなんぼのデジタル機器なのだ。同じウォッチでも土俵が違う。こうした点から推測すると、Apple Watch Editionのターゲットは絞られる。財産やコレクションではなく、普段使いのために高級ブランドの腕時計を身につけている人たち。キズがつくのもお構いなしでロレックスを巻いている人たちだ。つまりデジタル機器としてApple Watchに興味はあるけど、他人と同じものは身につけたくないという人たちを満足させるモデルである。1万ドルを超えるApple Watch EditionについてTim Cook氏は「ユニークで特別な存在」と述べていた。Apple Watch Editionは「限定数」になるという。その言葉通りだろう。本当に少ないのだと思う。この世に数十本しかないというぐらい少なくなければ、1万ドルを超える値札の価値はない。AppleがVertuのようなビジネスに乗り出すのは、それはそれでApple好きとしてはちょっと複雑な気持ちなのだが、それがApple Watch Editionなのではないかと思う。
2015年03月12日●ファーストインプレッションと大型機との違い"iPad絵師"として、マイナビニュースはじめさまざまなメディアからお声がけいただいていますが、モバイル端末での絵画制作は趣味にあたりまして、本職の方ではワコムの液晶ペンタブレット「Cintiq 21UX」を使用して作業を行っています。今回、最新機種の「Cintiq Companion2」を自宅にて試用する機会に恵まれました。当方が使っている「Cintiq 21UX」は発売から間が空いた機種であること、また「OS内蔵」の液晶ペンタブレットは触れたことがなかったため、2週間ほどお借りして使ってみた所感をお届けします。○最新機種の高精細な画面にため息早速、届いた「Cintiq Companion2」を作業机に設置してみました。本体の大きさ、重さはスペック表で見た通りでしたが、思っていたよりもコンパクトな印象で、ノートパソコン程度といった感覚です。普段使用している「Cintiq 21ux」に比べれば画面サイズは当然小さくなりますが、コンパクトで持ち運びができることが持ち味の機種のため、そこは使い方次第でしょう。ペンケースや本体を収納する専用ケースも付属しており、場所を選ばず作業ができる利点を感じました。本体を起動して最初に驚いたのは、画面の美しさです。「Cintiq 21ux」では画面に近づくと多少ジャギーを感じましたが、「Cintiq Companion2」では全くジャギーが気にならず、高精細な画面にため息が出たほどです。制作において解像度の高さは非常に重要ですし、モチベーションアップにもつながるため、大変魅力的に感じました。描画スピードも、手を動かした後に遅れて線が描画されるようなことはなく快適です。「Cintiq 21UX」に比べ画面が小さい分、拡大縮小をする頻度は多かったように思いますが、そのほかに工程に対する大きな違いはありませんでした。○小型機ならではの脱着式スタンド普段は仕事で大型の液晶ペンタブレットを利用していて、2台目を検討している……という方であれば、一番大きな相違点と感じられるのがスタンドかと思います。私がメインで使っている「Cintiq 21ux」は画面とスタンドが一体となっていますが、「Cintiq Companion2」には、簡単に取り外しができる13インチ機種用の脱着式スタンドが付属しています。(※編集部注:同時期に発売された最新機種の大型機「Cintiq 27QHD」はスタンドなしでの利用も可能になったが、基本的に同社の大型液晶ペンタブレットはスタンドとセットで販売されている)「Cintiq Companion2」の脱着式スタンドは、スタンドを使わない状態を「0」とするなら、3段階の角度をつけて作業を行うことができます。私の場合、あまり画面を立たせてしまうと、手が安定せず疲れてしまうため、わずかに立たせた1段階の状態にして描きました。iPadで絵を描く時はスタンドを使わず描くことも多いのですが、長時間描いていると首が疲れたり、肩コリになったりするので、やはり多少立たせた方が描きやすいですね。ただ、一点気になったのは、脱着式スタンドは、大型機の可動式スタンドと比べると設定できる角度に限りがあるなど、あくまで補助的な物であるように感じられたところです。装着の手順は溝に差し込むだけと簡単で扱いやすいのですが、アクセサリとして大型機のように角度も細かく設定できるものが出てくると嬉しいですね。●「Cintiq 21UX」にはなかった便利機能とその感触は?○ファンクションキーを活用本体左側には複数のファンクションキーが付いており、取り消しや保存、ブラシサイズの変更、手のひらツールなど、基本的な操作を登録することができます。よく使う機能をワンタップで呼び出せて便利です。「Cintiq 21ux」を使用している時、ショートカットキーは基本的にPCのキーボードを使って入力していましたが、本機はファンクションキーを活用するとずっと使いやすくなりました。薔薇の絵の制作過程ファンクションキーの設定は自分好みにカスタマイズできますが、私は押しやすい下キーに最もよく使う「スクロール」、右キーにその次に使う「ブラシサイズの変更」を設定。3本指タッチでラジアルメニュー表示、4本指左右スワイプでアプリ切り替えなどを配置しました。(ファンクションキーを)きちんと使ったことがなかったので最初は少し戸惑いましたが、いちいちメニューを選ぶ手間が省けて作業がスムーズに進められました。また、「Cintiq Companion2」が「Cintiq 21UX」と大きく違う点として、タッチパネルに対応している点があります。いちいちツールを選ばなくても、2本の指で画面を広げてズームできるのは便利でした。指のタッチとペン先は別物と認識されているようで、ズームしようとしたら誤って色が付いてしまった、ということがありません。こうしたミスタッチ、iPadではまれにやってしまいます…。○デスクトップモードについて最後に、旧機種の「Cintiq Companion」(Windows8版)にはなかった、デスクトップモードを試してみました。この機能は、いわゆる通常の「液晶ペンタブレット」の使い方を指し、付属の専用ケーブルをPCにつなげると、PCの画面がCintiq側にも投影されます。ケーブルをつなぐだけで、Windows 8.1による稼働からすぐさま切り替わり、スムーズに使うことができました。総じて、慣れ親しんだ「Cintiq 21ux」と比較しながらの試用となりましたが、「Cintiq Companion 2」は美しい画面で、タッチ操作を用いながら作業できるのが大変便利でした。また、持ち歩きが可能で、数時間程度であれば電源がない状態でもこれ1台で作業が行える、大型機とはまた異なる取り回しの良さも魅力です。これから液晶ペンタブレットの導入を考えている人、また大型機の次に購入する2台目として、活躍の場面は多い頼れるマシンだと思います。
2015年03月11日去る3月1日、Apple Store Ginzaにて、『50代から楽しむiPad』の著者・馬塲寿実氏と83歳のiPad画家・中村作雄氏がナビゲートするシニア向けワークショップ「iPad画家になろう」が開催された。このイベントは、iPadと無料のスケッチアプリ『LINE Brush Lite』を使った絵の描き方を紹介していくというものだ。まずは馬塲氏から今回のワークショップの概要の説明と、中村氏の紹介。中村氏は、馬塲氏の著書『50代から楽しむiPad』にも登場しているとのこと。83歳という年齢は、Apple Storeで開催されたイベント登壇者の中で、おそらく最高齢だろう。この日の参加者は、ほぼ全員、自前のiPadを手に来場。イベント開始時間より前倒しで、使用するアプリの解説があり、レクチャーを受けながら、一斉にダウンロードに勤しむという場面も見られた。馬塲氏は、視覚が不自由な方、高齢でインターネットが苦手な方にユニバーサルな情報提供を行い、支援するNPO法人「ハーモニー・アイ」の代表を務めている。「ハーモニー・アイ」の設立は2006年とのことだが、その一方で、2013年末から執筆活動を開始。2014年の春から「50代からの幸せ研究所」という個人屋号で活動し、iPadやSNSに関する著書を上梓。前述の『50代から楽しむiPad』は今年の2月に刊行された。紹介された中村氏は、iPadを手に、自身の経歴や作品についての詳細を述べた。20年前に淡彩画家に弟子入り、10年ほど前に小林一茶の英訳された作品にインスパイアされ、パソコンで俳画を描くようになったという。その後、鈴木真砂女の、これまた英訳された俳句にイラストをつけるという作品に着手。それらの作品群もパソコンで手がけていたとのことだが、制作期間中にiPadが登場し、ツールとして取り入れることになったのことだ。最初のうちは思ったようには描けず、四苦八苦したらしいが、すぐに操作には慣れたと話す。中村氏が普段、制作用に使っているのは『Brushes Redux』とのことであるが、この日は『LINE Brush Lite』が使用アプリとして選ばれた。「(自身の作例を指して)これくらいの絵は描けるようになりますから」と、参加者には心強い一言の後、実際にiPadを使って作業に取り掛かる。まずは、アプリを起動し、白いキャンバスが表示されているかどうか確認。続いて作成した絵を格納する「ギャラリー」をチェックする。キャンバスで描いた絵は、ギャラリーに保存し、制作途中の絵はギャラリーからキャンバスに呼び出すことができるのだが、中村氏曰く、この操作は言葉で言うと簡単だが、感覚的にはなかなかつかめない、ということで、参加者全員で何度か一緒に操作することに。この段で挫折する方が多いとのことで、ゆっくりと作業が続いていく。そして、いよいよキャンバスに線を描く。ツールなどを表示させるには画面をタップするのだが、これがシニア層、「タップ」と言われても何だかわからない様子で、馬塲氏から即座に「画面をポンと一回叩いてみてください」とアドバイスが飛んでくる。iPhone/iPadを使い慣れているなら「タップ」や「スワイプ」がどういった操作を指しているか、理解していない人はまずいないと思うが、初めて使う人にとっては何かの呪文か暗号と同じだ。先ほどのタップは「画面をポンと一回叩く」、スワイプは「シュッと画面を掃く」といったように、馬塲氏は具体的な言い方に替えて丁寧に解説していた。これなら初心者でもしっかりついていける。キャンバスに描いた線は、覚えたてのギャラリーに保存し、また新たなキャンバスを広げ、別なペンで別な線を描いていく。筆の形状を変えたり、色を変えたり、絵を描くための操作をひとつずつ習得する。この間、紙のノートに忘れないようメモをとる受講者が何人かいたようだが、中村氏は「ノートはとらないように」と注意を促す。メモを取るのと絵を描くのとでは頭の使い方が違うから、そのやり方だと何時まで経っても上達しない、というのが氏の持論だ。中村氏は、最初から上手く絵を描こうとしてはいけない、まずは道具に慣れることが大事だと話す。ということもあってか、ワークショップも単純な線や円を描くというところから始まっていた。一通りアプリの使い方に慣れたところで、ようやく絵を描く作業に入る、といった具合で進んでいく。途中、中村氏の解説が駆け足になる場面があったが、そこもまた馬塲氏がサッと割って入り、参加者全員の進捗状況を見てから次へと移る。筆者は時々、Apple Storeで開催されるジュニア向けのワークショップを取材させて頂くことがあるのだが、今回初めてシニア向けのワークショップを拝見してみて気づいたことがある。それは、iPadの操作に関しては子供達のほうが圧倒的に習得が早いということだ。しかし、シニアには子供達にはないものがある、集中力だ。操作を覚えるには個人差があって、なかなか一様にはいかないようだったが、そこは集中力の高さでカバーしているように見える。結果、ワークショップの終盤には、皆、同じことができるようになっていた。参加者は単純図形に色をつけ、チューリップの絵を描き上げた。中村氏は小技として、彩色するためのインクの濃淡、彩度の調整法などを紹介。一段上に仕上がるテクニックを学んだ。仕上げとして作品に署名を入れ、iOS標準アプリ『写真』に保存し、一通りのレクチャーは終了。最後は参加者の作品をAirPlay+Apple TV経由でスクリーンに投影、鑑賞して皆で楽しんだ。
2015年03月09日この春から新社会人となる皆様、そろそろ新生活の準備に入る時期ですが、いかがお過ごしでしょう? 新しい生活のサポートに、iPhone/iPadを活用したいところ。ということで、新社会人力をアップするのに使えるアプリ、iOSの便利な機能の紹介、後編をお届けします。○ビジネスシーンで使えるアプリとiOSの機能ビジネスにおいては、まず、名刺交換からですよね。整理するのに無料で利用できる名刺管理サービス『Eight』を利用してみてはいかがでしょうか? 写真を撮るだけで名刺がデータ化され、グループ分けや時系列表示などで整理、検索できる状態になります。アプリとFacebookやGmailを連携させることで、アプリを利用している友人・知人と自動でプロフィール名刺を交換し"つながる"こともできます。一度つながった相手であれば、先方の名刺情報が変更された際に通知を受けることができ、内容を最新の状態に保てます。『Evernote Scannable』は起動すると即座に紙文書(レシート、名刺、文書など)を検出して、タップする必要なく自動撮影できるスキャナアプリです。撮影した紙文書は、メール、メッセージ、カメラロール、iCloud Driveに保存できます。iOS標準の『連絡先』アプリと連携することもできます。名刺を撮影すると、会社名、氏名、メールアドレス、電話番号、FAX番号を取り込み、自動で『連絡先』に情報を保存してくれます。LinkedInとの連携機能では、相手の顔写真を含むLinkedInプロフィールの情報を追加することが可能。もちろん、Evernoteと連携も可能になっています。スキャンした名刺や書類、メモ用に撮影した写真はiOS標準の『写真』アプリ内で整理できます。「アルバム」をタップすると撮った写真が分類されているのが分かるかと思いますが。ここに新しいアルバムを追加してまとめておくことが出来ます。また、削除した写真は削除アルバムに一時的に保存され、期限内なら復元できます。案件やプロジェクトごとに保管に活用してみましょう。現在はベータ版での提供ですが、「iCloudフォトライブラリ」を利用すると、撮った写真とビデオを保存し、iPhone、iPad、iPod touch、iCloud.com上でアクセスできるようになります。『ボイスメモ』は、名前の通り音声をメモできるレコーダーアプリ。会議や打ち合わせなど、ちょっとした録音に便利です。必要な部分だけトリミングすることも可能(ただし、編集後は復元できないので注意)。メールやメッセージ、AirDropでシェアすることもできます。iPhoneを手帳代わりにしてくれるiOS標準アプリが『リマインダー』です。仕事から雑用まで、やろうと考えていることを整理してメモしておくことができ、時間や場所で通知する機能も装備しています。他のiPhone/iPadユーザーとiCloudを利用してToDoリストを共有することも可能です。○iOS 8で搭載された『ヘルスケア』は健康管理に便利なだけでなく……社会人であれば、健康管理も仕事の一部です。睡眠やダイエット、摂取カロリーを管理できるアプリをピックアップしてみました。眠っている時の状態を可視化できる『Runtastic SleepBetter』は、睡眠ログをとることで、効率的な睡眠習慣、快適な目覚めをサポートしてくれます。カフェイン摂取、運動、アルコール摂取、ストレスの度合いなど、外部要因が睡眠の質に与える影響をチェックできるほか、月の満ち欠けを把握できたり、夢日記をつけて良い夢、悪い夢の割合を算出など、ちょっと変わった機能も装備しています。所謂、レコーディングダイエット用のアプリです。『RecStyle』。「体重」「体脂肪」などの項目に加えて、筋トレ用途に「筋肉量」の管理も行えます。その他にも「ウエスト」「BMI」「各種スタンプ(食べ過ぎ・運動・飲み過ぎ・便秘・体調不良・生理)」「メモ」など管理したい項目をカスタマイズして使うことができます。シンプルなユーザーインターフェースで、毎日1回、数値を入力するだけの簡単操作も特徴のひとつとなっています。『MyFitnessPal』は、食べたものと行ったエクササイズをただ入力していくという、体重/健康管理アプリです。400万以上の食品データベースから毎日のカロリー計算を自動で算出してくれます。現在の体重と平均的な運動量、目標とする体重を入力すると、自動的に1日の栄養/エクササイズの目標が設定されるのでいちいち計画をたてることもなくダイエットに励むことができます。ピックアップした3本のアプリは、設定画面で「ヘルスケア連係」を「オン」にすることで、iOS標準の『ヘルスケア』と連携して利用することが出来ます。前出のアプリで計測されたデータは全てこの『ヘルスケア』に集約してチェック可能なので、個別にアプリを開かなくても一元的に管理できます。ワンタップでアクセスでき、現在の健康状態が一目でわかるというわけです。また、救急時にロック解除することなく必要な医療情報や緊急連絡先を参照できる「メディカルID」にも登録を行っておきましょう。お薬手帳の代わりとして使えるだけでなく、いざという時にあなたの命を救ってくれるものになるかもしれません(命の心配をしないといけないビジネスの現場というのは、いかがなものかと思いますが……)。
2015年03月06日シマンテックは4日、同社の公式ブログにてiPhoneやiPadの紛失や盗難に遭ったユーザーから、iCloudのログイン情報を騙し取るフィッシングサイトが作成されているとして、注意を呼びかけている。同ブログでは、iOSデバイスユーザーを騙してiCloudアカウントのログイン情報を入力させようとする複数のフィッシングサイトが作成されていると報告。こうしたフィッシングサイトは、iPadやiPhoneの紛失または盗難に遭ったユーザーを標的にしているという。デバイスの盗難被害者には、デバイスが発見されたことを知らせる偽のメッセージが送られ、同メッセージには、デバイスの現在地を確認するためリンクをタップするように記載されている。偽のメッセージに記載されているURLには「i-cloud」という単語が含まれているため、リンク先が公式サイトだと思い込んでしまうが、実際には公式サイトを装ったフィッシングサイトにリダイレクトしてしまうという。また、こうしたフィッシングサイトは、多言語で表示される(英語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、中国語、ロシア語、ベトナム語、インドネシア語の10カ国語)とシマンテックは指摘している。シマンテックは、攻撃者の最終目標が、iOSに搭載されている「iPhoneを探す」の「紛失モード」を解除し、盗んだデバイスを使用可能にすることだとし、盗難被害者がデバイスを取り戻そうと必死になる感情につけこんだ犯罪だと解説している。加えて、被害に合わないように、「見知らぬ送信元からメッセージが届いたら警戒し、リンク先のWebサイトのURLを注意深く確認する」、「モバイルデバイスを保護するため、英数字を含めた複雑なパスワードを設定する」ことを推奨し、注意を呼びかけている。
2015年03月05日この春から新社会人となる皆様、そろそろ新生活の準備に入る時期ですが、いかがお過ごしでしょう? 新しい生活のサポートに、iPhone/iPadを活用したいところ。ということで、新社会人力をアップするのに使えるアプリ、iOSの便利な機能を前後編に分けて紹介していきます。○家計簿使うより楽に! 資産管理アプリを利用しよう引越しなどで何かと出費も増えるこの時期、支出の把握や預金高管理はしっかりしておきたいところです。そこでお勧めなアプリを2つピックアップ。資産管理アプリ『Moneytree』と『moni』です。ともにiOS版アプリのみで提供されています。『Moneytree』は、金融機関の口座を一度登録するだけで、複数の預金残高やカード使用額を同一画面上で確認できます。クラウドコンピューティングを利用しているので、iPhone/iPadだけでなく、サーバー上にもデータを保存してくれます。高度で強固なセキュリティシステムを導入しているので安全に利用できるところも嬉しいですね。各種ポイントカードの管理にも対応しています。『moni』は、収入は緑、支出は赤のボタンを押して資産の増減を入力し、管理するアプリです。現金、銀行貯金、クレジットカードなど、項目別にお金の出入りを管理して、現在の資産がいくらあるのかを簡単にチェックできます。パスワードを入れないとアプリを起動できないようになっているので、こちらも他人に資産状況を覗かれる心配はありません。○Touch IDで大切な情報の漏洩を防ぐ!資産管理アプリを入れていても入れていなくても、iPhone/iPadのセキュリティーはしっかりしておきたいですね。もともとiPhone/iPadのセキュリティーは堅固なのですが、指紋認証機能のTouch IDを使って、磐石にしておきましょう。Touch IDが使えるのはiPhoneは、iPhone 5s/6/6 Plus、iPadは、iPad Air 2/iPad mini 3となっています。最新モデルはやはり心強く安心ですね。それら以前のモデルでも、パスコード機能を使用できますが、Touch IDでは、指紋をパスコードとして利用できます。Touch IDでは、デバイスのホームボタンにタッチするだけで、センサーが指紋を読み取り、ロックを自動的に解除してくれます。登録した指紋の画像はどこにも保存されることはなく、その代わりに、解析して復元することができない数値情報に変換されます。この数値情報は、iPhoneのチップの中にあるSecure Enclaveにという場所に保存され、iOSやほかのアプリからアクセスされることも、Appleのサーバやほかの場所にバックアップされることもありません。ロックを解除する以外に、iTunes Store、App Store、iBooks Storeでの購入時、Touch IDを使うことができます。わずらわしい操作無しに使えるので、暗証番号の入力が面倒だと感じたら、ぜひ試してみてください。簡単かつ、安全にiPhone/iPadが使えるようになります。○クリエイティビティを求められる場面にもiPhone/iPad自己紹介のプレゼンを作ったり、歓送迎会のカードや色紙のデザイン案を考えたりする機会も多いのではないでしょうか。ある種のセンスを問われる時期でもあるかも。そんな時のために簡単にカッコよく作れるアプリをピックアップしてみました。『Paper by FiftyThree』は、5種類のペンとパレット、消しゴムを使ってスケッチが描けるアプリです。新しいオフィスや部屋のレイアウト、企画書の作成など、様々な場面で活躍してくれます。アプリ内で、アイディアや作成したものを共有できる「MIX」というコミュニティーサービスが利用できます。これを使うと、煮詰まってしまった制作物を他のユーザーが仕上げてくれたりといったこともあるようです。『Keynote』 はアップル純正のプレゼンテーションアプリ。アニメーション効果をつけたグラフやトランジションを用いたプレゼンテーションデータを作成できます。用意されているテンプレートが豊富で、格好良いプレゼン資料が誰でも簡単に作れます。2013年9月1日以降にアクティベートしたiOS端末なら、無料でダウンロードできます(32GB以上のモデルのiPad Air 2/iPad mini 3ならプリインストールされています)。○iCloud DriveとHandoffを使ってスマートにデータを管理作成したプレゼン資料や画像のデータはiCloud Driveに格納して管理するのが便利です。保存したデータは、iOSデバイス、Mac、Windows PC、Webからアクセスができ、異なるアプリから同一のファイルにアクセスすることも可能です。iCloudはiOSデバイスのバックアップや一部のファイル共有でしか利用できませんでしたが、iCloud Driveではもっとフレキシブルに使うことができます。作成したフォルダや保存したファイルを他のユーザーとシェアすることも可能なので、ビジネスでデータの引き継ぎが必要な時などに重宝します。OS X YosemiteをインストールしたMac(Bluetooth LEを搭載したモデル)を使っているなら、iOS機器との連携がもっと楽になります。Macで書き始めたレポートの続きをiPadで書いたり、iPhoneで書き始めたメールの続きをMacで書いたりできるHandoffがその機能。利用しているMacとiOSデバイスがお互い近くにあれば、一方のデバイスで行っている作業を、もう一方のデバイスに自動的に作業を引き継ぐことができます。急いで出かけなければならない時、移動中に作業の続きが行えるのでとっても便利。使っているすべてのデバイスが同じiCloudアカウントにサインインしていればあらゆることが自動で引き継がれます。Handoffは、メール、Safari、Pages、Numbers、Keynote、マップ、メッセージ、リマインダー、カレンダー、連絡先といったアプリで利用できるほか、サードパーティのアプリでも対応しているものがあります。後編では名刺管理に便利なアプリ、健康管理に使えるアプリなどを紹介していきます。iPhone/iPadをもっと活用して、新しい生活に備えましょう!
2015年03月04日フォーカルポイントは3日、MacのディスプレイにiPadやiPhoneを取り付けられるマウントアダプタ「Ten One Design Mountie」を発売した。ブルーとグリーンの2色を用意。同社の通販サイト「FOCAL STORE」での価格は税別3,480円。Macのディスプレイ面にiPadなどを取り付けるためのマウントアダプタ。マウントの片方で挟み込んで固定し、もう片方を機種に合ったインサートパッドを使用してはめ込むだけという2ステップで手軽に取り付けられる。インサートパッドは機器を傷つけにくいシリコン製。サードパーティ製アプリ「Duet Display」や「Air Display」などを使うことで、iPadなどをセカンドディスプレイとして活用できる。本体サイズはW65×D22×H100mm、重量は約17g。対応PCはMacBook Air / MacBook Pro / MacBook / iMac(Late 2012)以降、対応タブレット・スマートフォンはiPhone 4以降 / iPod touch / iPad Air 2 / iPad Air / iPad miniなど。このほか、厚さ5mm~9mmのタブレットやスマートフォンに対応する。
2015年03月03日米Googleは19日(現地時間)、AndroidスマートフォンやiPhone向けアプリとして提供していたメールアプリ「Inbox」が、iPadやAndroidタブレットに対応したと発表した。合わせて、Web版でサポートしていたGoogle Chromeに加え、FirefoxとSafariにも対応した。Inboxは、2014年10月に提供を開始したメールアプリ。カテゴリごとにメールを仕分ける「Bundles:バンドル」、重要なメールを優先表示する「Highlights:ハイライト」、To-Do機能「Reminders:リマインダ」、受信したメールを先送りして再度受け取れる「Snoozes:スヌーズ」などの機能により、ユーザーがメールを効果的に処理できる機能を備えることが特徴となる。なお、同アプリは現在招待制で提供中。他のInboxユーザーのほか、Googleの招待用メール(inbox@google.com)に申請することで、同アプリを利用できるようになる。
2015年02月24日米Microsoftは2月19日(現地時間)、デジタルノートアプリ「OneNote」のiPad版に手書き機能と、画像内の文字を検索可能にするOCR( Optical Character Recognition)機能を追加した。手書き機能を使うと、スタイラスペンや指を使ってノートブックにメモやイラストを書き込める。ノートブックを開いて「描画」タブに切り換えて使用する。手書きツールは、ペン、蛍光ペン、消しゴムなど。スタイラスペン使用時に手のひらが画面に触れて誤って書き込まれるのを防ぐパームリジェクション機能も用意されている。Microsoftのインク技術を用いた手書きはすでにWindows版やWindows Store版、Android版で実現しており、今回のiOS版のアップデートによってクラウドに同期した手書きをiPad版を含めて活用できるようになった。OCR機能は、ノートブックに挿入した画像からOneNoteサービスが文字を抽出してテキスト化する。通常、数分で検索結果の対象になる。
2015年02月20日ソフトバンクは2月10日、2014年度第3四半期の決算説明会を都内で開催。代表取締役社長 孫 正義氏が登壇し、みずほフィナンシャルグループが、iPadを2万台導入したことを明らかにした。同日の決算は、売上高が前年同期の4兆5617億円と比較して41%増となる6兆4312億円、純利益は15%増の5794億円となった。営業利益は7880億円と前年同期比で16%減となったものの、昨年はガンホーとウィルコムの子会社化にともなう一時益が含まれていたため、一時益を除くと14%増の堅調な成長を示した。冒頭の数分でこれらの業績をさらっと説明した孫氏は、大規模なタブレット端末の導入によりワークスタイル変革が進んでいるとしてみずほフィナンシャルグループがiPadを2万台以上導入したことを明らかにした。"ソフトバンク流の変革ノウハウ"が活かされた導入事例としており、「みずほのトップと先日会った時も、直接『ありがとう』と言われた。この取り組みを日本中に広げていく」(孫氏)とその成果を強調していた。
2015年02月10日UVItouchは、iPadに対応したミュージックプロダクションスタジオアプリ「BeatHawk」を発売した。現在、発売記念特価500円で販売中。同アプリでは、直感的ですぐに扱うことができるように設計されたユーザーインタフェースにより、ビートの作成、サンプリング、ミキシング、アレンジなどの楽曲制作を、場所を選ばずシンプルな操作で行える。1パートにつき16パターンを保存できる16トラックシーケンサーを搭載。780MBのサウンドとインストゥルメント、エフェクト、レンダリングアルゴリズムは、同社プロフェッショナル製品より最適化されたものとなっている。さらに、アプリ内課金により、ライブラリを拡張できる高品位なインストゥルメント、ドラムキット、フレーズなどのセレクションも用意する。CoreMIDI、Inter-App Audio、AudioBus、Audio Copy、WISTを完全サポートし、MIDIキーボードやパッド、Wi-Fiを経由したコンピューターのシーケンスなどでも演奏が可能だ。
2015年02月10日IK Multimediaは、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、PCおよび一部のAndroid機器で利用できる高品位なデジタル・マイクロフォン「iRig Mic Studio」を発表した。価格はオープンプライスで、2015年春ごろ国内発売予定。同製品は、手のひらに収まるコンパクトなサイズのボディーに、直径約1インチの単一指向性のラージ・ダイアフラム・エレクトレット・コンデンサー・カプセル、低ノイズで高解像度なプリアンプ、高品位な24-bit 44.1/48KHzコンバータを搭載したデジタル・マイクロフォン。持ち運び可能な大きさのため、場所を選ばず高音質なボーカル、楽器、ナレーションなどのレコーディングが行える。また、入力レベルを確認可能なLED、入力ゲインを調整できるツマミ、ボリューム調整可能なヘッドフォン・アウトも本体に装備。さらに、折りたたみ式の3脚およびマイクスタンド装着用のアダプター、iOS/Android/PC用の各種接続ケーブルなどを同梱する。
2015年02月09日スリープボタンを押しながらホームボタンを押すと、そのときの画面がそのまま画像ファイルとしてカメラロールに保存される「スクリーンショット」。iPhone/iPadを題材にしている媒体は、Webメディア/ブログはもちろん紙の雑誌も、画面を使いなにか説明するときにはスクリーンショットを用いる。システムやアプリのようすを伝えたいとき、まさに「百聞は一見にしかず」で使える存在だ。しかし、スクリーンショットに使うボタンは固定されており変更できない。だからスリープボタンかホームボタンに触れると処理を中断してしまうアプリの場合、スクリーンショットを撮ろうとしてもうまく行かないのだ。電源オフ時に現れる画面のように、決められた操作以外受け付けないシーンもスクリーンショットを撮るのは難しい。そんなときには「AssistiveTouch」を使おう。そもそもの趣旨は、画面のタッチが困難な障がい者向けの操作支援機能だが、これを応用すれば通常の方法ではムリなスクリーンショットも、システム標準装備の機能で撮影できる。まずは「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」の順にタップし、画面下方向へスクロールして「AssistiveTouch」スイッチをオンにしよう。これで、画面上につねに丸いボタンが現れるようになるので、スクリーンショットの撮影が難しい場面でタップしよう。「デバイス」→「その他」の順にタップすると、「スクリーンショット」ボタンが現れるはず。Touch IDの指紋登録時の画面(ホームボタンに触れた瞬間に作業がキャンセルされてしまう)も電源オフ時の画面も、すんなりスクリーンショットに収めることができるだろう。
2015年01月31日oreでの販売価格は2,000円。カシオのシンセサイザーでベストセラーとなった往年の名機「CZ」シリーズをiPad上で再現できるほか、いくつかの新機能を付加した。カシオ計算機は22日、iPad用の音楽アプリ「CZ App for iPad」を発売した。App Storeでの販売価格は2,000円。カシオのシンセサイザーでベストセラーとなった往年の名機「CZ」シリーズをiPad上で再現できるほか、いくつかの新機能を付加した。CZ App for iPadは、4パート分のPD(Phase Distortion)音源を内蔵。基本の波形を8種類、基本波形を組み合わせた28種類、合計36種類の波形をもとに多彩な音創りが楽しめる。PD(Phase Distortion)音源とは、正弦波の位相角を歪ませることによって、音の波形を創り出すシステムのこと。4パート分のPD音源に連動し、最大4段までのバーチャル鍵盤をiPadの画面にレイアウト可能。向かい合わせの鍵盤レイアウトも表示できるため、1台のiPadで2人演奏も楽しめる。また、DCO(デジタル制御発振器)、DCW(デジタル波形制御器)、DCA(デジタル音量制御器)を各2系統搭載する。合計6ブロックそれぞれに音程・音色・音量の時間的変化を設定でき、微妙な音の変化を表現可能だ。iPadの画面を活かして、音程・音色・音量の変化を視覚的に確認しながら、音創りを行える。CZ App for iPadで作成した音色は、カシオの電子キーボード、電子ピアノ、シンセサイザーをはじめ、各種のMIDI機器で利用できる(市販のMIDIインタフェースなどが別途必要)。Inter - App AudioやAudiobusにも対応しており、他のInter - App Audio対応アプリとの連携や、Audiobus対応アプリへオーディオデータを送ることも可能だ。対応機種は、iOS 8.0以降を搭載した、iPad 2、iPad(第3世代)、iPad(第4世代)、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad Air、iPad Air 2となっている。CZ App for iPadの主な仕様は下図(クリックで拡大)の通り。
2015年01月22日米Appleが12.9インチの大型iPad (通称「iPad Pro」)の準備を進めていると噂されるが、これに付随してペン型入力装置である"スタイラス"の提供も行うという話が出ている。同件はKGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が報告しているもので、当初はiPadの別オプションとして提供され、後にユーザーの反応をみつつ各種センサーを加えることで空間筆記のような「3Dライティング」が可能になるバージョンの提供が行われる可能性があるという。同件はApple Insiderが報じている。Appleは過去に何度かスタイラスや3D入力装置関連の特許を申請しており、ユーザーインターフェイスの研究自体は長年にわたって行われているのは確かだと考えられる。Kuo氏のレポートを報じたApple Insiderによれば、販売価格の引き上げにつながるという問題から当初はスタイラスのiPadへのバンドルは行われず、あくまで機能拡張としての"オプション"扱いにとどまるという。また、当初はジャイロスコープや加速度センサーのような複数のセンサーをスタイラスに内蔵することはせず、ユーザーのフィードバックをみつつ、機能拡張や標準バンドルへの道を探っていくようだ。最終的に、ディスプレイ面以外の記述、例えば机や紙面への板書、あるいは空間に文字を描いたりすることも可能になるかもしれない。また触感を表現するためのフィードバック機構搭載などの話も紹介されており、センサー非搭載であってもコストに関する話題があることから、相応の電子機構を搭載する可能性が高いとみられる。Kuo氏はスタイラスの充電がLightningケーブル経由で行われるという話にも触れており、バッテリ搭載のほか、Bluetooth LEのような通信技術をサポートする可能性も考えられる。なお、同氏はiPad Proの登場時期を2015年第2四半期としており、スタイラスもまた同iPad製品とともに発表、出荷が行われることになるとみている。
2015年01月21日ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは、主に教育機関向けに、iPadを利用するための環境復元ソフト「iRecovery」を発売すると発表した。「iRecovery」は、不具合時に復旧するための用途ではなく、一度、授業やセミナー等で利用したのち、その間の更新を無効にし、次の生徒ために元の状態に戻すためのソフト。iTunesやiCloudなどを利用して1台ずつバックアップや復元を行うことは可能だが、1台ずつバックアップ・復元する手間や時間を考えると実用的ではない。「iRecovery」では、Windows PCからすべてのiPad端末を管理でき、iPadをUSB接続すれば1クリックで復元が可能。複数の復元ポイントを設定することができ、ファイルやアプリケーションソフトのほか、OSの設定も復元できる。1台のWindows PCで127台までのiPadを管理できるという。また、iPad用収納キャビネットと併用することによって充電中に復元を完了することもできるという。
2015年01月20日フォーカルポイントは、角度調整可能なスタンド機能を搭載した手帳型iPadケース「TUNEWEAR TUNEFOLIO ULTRA-LIGHT for iPad mini (3/2/第1世代)」を発売した。価格は税別5,980円。「TUNEWEAR TUNEFOLIO ULTRA-LIGHT for iPad mini (3/2/第1世代)」は、角度調整可能なスタンド機能を搭載した手帳型のiPad mini向けケース。iPad miniの最新モデルとなるiPad mini 3にも対応している。収納部分には、ポリカーボネートのハードケースを採用し、収納した端末がずれ落ちたり脱落することなく、安定して使用できるという。カバー部分には特殊機構を採用し、フロントカバーを閉じるだけでiPadをスリープ状態に、開けるとスリープ状態を解除することができる。「TUNEWEAR TUNEFOLIO ULTRA-LIGHT for iPad mini (3/2/第1世代)」のサイズ/重量は、幅約139mm×高さ約204mm×厚さ約12mm/約149g。対応機種はiPad mini 3/2/第1世代。パッケージには液晶部分を保護するフィルムが付属する。カラーバリエーションはブラック、レッド、ブルーの3色。
2015年01月18日iPad/iPhone向けのスタイラスペンというと、これまではゴムなどでできた柔らかく太いペン先の物が主流だった。しかし近年は、まるでペンタブレットのように固くて細い芯の物もリリースされており、特にイラスト描画を手がける人にとっては注目のアイテムとなっている。ワコムから発売されているiPad向け筆圧対応スタイラスペン「Intuos Creative Stylus 2」も、そんな製品のひとつだ。前機種でも素材はゴムでありながらもペン先は業界最小レベルの6mm径と、ペン先の「細さ」にこだわった設計であったが、この製品では同社のペンタブレット用のペンに近い2.9mmの樹脂製ペン先に変更されている。この変化は、iPadで緻密な絵画を仕上げることで知られる"iPad画家"の目にどう映ったのだろうか。今回は、普段、指だけを用いてiPad/iPhone上に写実的な絵画を描く画家 山岡セイコウ氏が、同製品を使って作品制作を行った様子を公開する。山岡氏には前機種のレビューを行っていただいたが、ファーストインプレッションは「ペン先がやや太い」というものだった。使用していく内に細かな操作も可能だと実感したそうだが、せっかくの機会なので、実際にペン先が細くなった「Intuos Creative Stylus 2」にも触れていただいた。今回描画していただいたのは、2015年の干支である「ひつじ」。まずは時系列順に写真で描画の様子をお届けする。ひつじの細かな毛並みの質感まで描き込まれており、呼吸さえ感じ取れそうなリアルな仕上がりとなった。「Intuos Creative Stylus 2」の第一印象について、「やはり前機種に比べて先が細くなったことで、ペンで書くような感覚で描くことができました」と一言。また、山岡氏の作品制作は長時間にわたることが多いため、わずかなペンの重量も作業に関係してくる。この点については、「ペンの重量は重すぎず、かといって軽すぎず。長時間使用していても疲れず、ちょうど良い重量感に好感を持ちました」と評価していた。ちなみに、同氏が使用している描画アプリ「ArtStudio」は、筆圧感知・パームリジェクションに対応していなかったため、その部分については今回体感できなかったとのこと。対応アプリについては製品ページにて確認してほしい。今回描いた羊のほか、同氏はLINEスタンプ用のイラストを描いてみたところ、「個人的には、筆で描く感覚に近いひつじよりも、サインペンで描く感覚に近いイラストの方が、スタイラスペンとの相性が良いように感じました」と語ってくれた。緻密なイラストから現在活況となっている「LINE Creators Market」で販売するスタンプの制作まで、普及したデバイスであるiPadで行うことができる「Intuos Creative Stylus 2」。手持ちの機材を活用して本格的に絵を描きたい人は一度導入を検討してみてほしい。
2015年01月05日JR西日本は12月25日、新幹線の全乗務員にiPadを導入すると発表した。最新のIT技術を活用することで、新幹線及び沿線在来線の最新の運行情報等をリアルタイムに取得し、顧客への迅速な情報提供を行うという。また、今後増加が予想される外国の顧客への簡易案内翻訳ツール等の活用により、案内サービスの向上につなげる。通信機能やカメラなどを活用することで異常個所の画像等を関係者間で共有でき、原因特定が迅速化しダウンタイムを縮小する。さらに、マニュアル・規程類の携帯品の電子化により軽量化(運転士は約3kgから800g、車掌は約2kgから700g)と差換え作業の迅速化、ペーパーレス化を図る。新幹線乗務員が携帯するiPadの種類及び導入台数は、運転士がiPad Air、車掌及び客室乗務員がiPad miniで、導入台数は約1200台。山陽新幹線では2015年1月13日から、北陸新幹線では2015年3月14日から導入する予定だ。同社は、今後も「新幹線のポテンシャルを高める」取り組みを推進していく。
2014年12月29日ソフトバンク コマース&サービスは16日、iPhoneやiPad向けのワイヤレス音楽キーボード「C.24」(Miselu製)を世界に先駆け独占先行発売した。購入はソフトバンクの直販オンラインストア「SoftBank SELECTION オンラインショップ」にて可能で、価格は税込み24,800円。「C.24」は、iPadのケースとしても使用可能なMIDI over Bluetooth LE対応のワイヤレス音楽キーボード。Bluetooth 4.0によってiPhone/iPadとの接続が可能となっている。また、microUSBを搭載しており、Camera Connection Kitなどとの接続もできる。キーボード本体は、タッチ感にこだわった独自開発のミニ鍵盤(2オクターブ/24鍵)で、磁石の反発力を利用し、各鍵の下にオプティカルセンサーを搭載。これにより単にオン/オフにするだけでなく、鍵盤がどのくらい近づいたかを分析し、ベロシティー(鍵盤の強弱)を反映させ、よりリアルなピアノの音を実現している。加えて、側面に内蔵されたLEDセンサーによって音域の変更も可能。キーボードをたたんだ状態では、iPadの保護の役割を果たし、キーボードとして使う際はピアノの譜面台のような形でiPadをセットできる。「C.24」の主な仕様は次の通り。サイズは、ケースモードでは、幅約242mm×奥行き約185.7mm×厚さ約9.9mm、パフォーマンスモードでは、幅約242mm×奥行き約201.3mm×厚さ約28.5mm。重量は約552g。連続使用時間は最大20時間。対応OSはiOS 8以降。iPad(第2世代/第3世代/第4世代)に関してはケースとして利用できる。なお、iPad(第2世代)については、接続にCamera Connection Kitが必要となる。また、独占先行発売の特典として、「C.24」の購入者全員にiTunesカード3,000円分がプレゼントされる。
2014年12月17日ラナは8日、MacBookやiPadに貼り付けるシールタイプのデコレーションアイテムとして、「Petamo! for iPad/for Macbook ドラえもん」を発売した。同社が運営するショッピングサイト「ラナタウン」で販売する。価格はMacBook用が2,160円、iPad用が1,620円。MacBookやiPadにシールを貼り、剥離シートをはがすことできれいに飾れる。ラインナップは以下の4種類。Petamo! for MacBook ドラえもん(タケコプター)Petamo! for MacBook ドラえもん(どら焼き)Petamo! for iPad ドラえもん(タケコプター)Petamo! for iPad ドラえもん(どら焼き)(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-Asahi,Shin-ei,and ADK
2014年12月08日コルグは、iPad専用音源アプリ「KORG Module for iPad」を発売した。12月11日まで、リリース記念特別価格セール3,000円にて販売される(通常価格は4,000円)。同アプリは、合計1GB以上の大容量サウンドライブラリを搭載した、演奏と音楽制作の両方に適したiPad対応の音源アプリ。コルグの歴代ワークステーション/シンセサイザーで培われた技術により、大容量で高品位なサウンドをiPadへ搭載し、スムーズな再生を実現する「NATIVE ENGINE」を採用。Acoustic Piano、Electric Piano、Clav、Organ、Multiといった5つの専用音源モジュールで構成される。また、モジュールごとにデザインされたグラフィックにより、厳選されたパラメーターのみを表示しているため、簡単に音色の調整ができるという。加えて、iPadと外部MIDIキーボードを接続すれば、グランドピアノやスタジオ・クオリティの定番キーボードサウンドを、場所を選ばず演奏することができる(本体がUSB端子の機器の接続には、Apple Lightning - USBカメラアダプタが必要)。さらに、モバイル音楽制作アプリ「KORG Gadget」内の強力な音源として、KORG Moduleのサウンド群を作曲に使うことも可能。ライブやリハーサル、レッスンに使える音楽プレーヤー付きセット・リスト機能や、PDF/画像楽譜ビューアーも備えている。
2014年12月05日