説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneを充電中のSiriはひと味違う、ってどういうこと?」という質問に答えます。***iOS 5で登場した「Siri」は、ふだん話す内容を解釈してさまざまな処理を行ってくれる音声アシスタント機能です。2012年3月に日本語対応して以降も、認識可能な語いが増え、発音も滑らかになるなど、機能の改善が続けられています。9月に公開されたiOS 8からは、「Hey Siri(ヘイ、シリ)」と呼びかけることで、iPhoneに触れることなく命令できるようになりました。iPhoneがロック状態でも反応するため、完全にハンズフリーで利用できるところがポイントです。車の運転中など手を離せないときでも、スケジュールを確認したり電話をかけたりさまざまな処理を行うことができます。就寝前にアラームをセットするときも、離れた位置から呼びかければいいのです。ただし、「Hey、Siri」という言葉に反応するのは、iPhoneを電源につないでいるとき(充電中)のみです。電源につないでいないときには、「Hey、Siri」と呼びかけたところで反応はありません。「Hey、Siri」と呼びかけるときも、「Hey、Siri、明日の天気は?」といった具合に続けて命令しなければなりません。「Hey、Siri」のあとに間を空けてしまうと、「すみません、聞き取れませんでした」とエラーになります。この「Hey、Siri」から始まる命令を受け付ける機能は、Siriの設定画面で許可を与える必要があります。充電中なのに反応がない場合は、「設定」を起動して「一般」→「Siri」の順に画面を開き、「"Hey、Siriを許可"」スイッチがオン(緑色)になっていることを確認しましょう。
2014年11月11日●iWorkとの違いその1iPhone向けにMicrosoft Officeアプリが無償公開された。同様のアプリとして、AppleにもiWork(Pages、Numbers、Keynote)があるが、具体的にどのような点が異なるのか。細部の機能比較はまたの機会に譲るとして、ここでは「Office文書を扱う際の肝心なこと」を中心に、ユーザがもっとも気になるであろう点を6つピックアップしてみよう。1. ファイル互換性の安心感これまでExcelやWordで作成した文書量が多ければ多いほど、「ファイル互換性」については気になるところ。Microsoft Officeの場合、Microsoftが開発する"純正アプリ"なだけに、互換性についてはそれ以上を望むべくもない。マクロ/VBAやアドイン、カスタムフォームといった機能はサポートされないが、それはiWorkも同じこと。既存文書を確実に開ける安心感、それがMicrosoft Office最大のアドバンテージであり、ビジネスユーザに歓迎されるポイントだろう。2. サポートされるフォントサポートされるフォントの違いも、Office文書の扱いという点では大きなウェイトを占める。フォントが違えばレイアウトに影響し、文書の雰囲気も変わってくる。文書にデザイン性が高く外部フォントを利用することが多いプレゼンテーション文書(PowerPoint)はともかく、ExcelやWordはデフォルトのフォントで作成されているものが多く、MS明朝/ゴシックに対応するMicrosoft Officeにとっては大きな強みとなる。3. Android対応iWorkはAndroidに対応せず、今後の対応も期待できないが、MicrosoftはAndroid版Officeも2015年初頭には一般公開を開始する予定。同じMicrosoftが開発する"純正アプリ"であり、異種プラットフォームとのファイルのやり取りを前提とする場合の安心感は大きい。取引先のプラットフォームを選べないビジネスユーザにとって、ファイル互換性と並び重要な評価項目となるだろう。●iWorkとの違いその24. サポートされる関数の数(Excel/Numbers)ExcelとNumbersでそれぞれビルトイン関数の数をかぞえたところ、Excelの343に対しNumbersは268と、数においてはExcelがNumbersを圧倒していることを確認できた。PCのExcelで作成したワークシートをiPhone/iPadで使うシチュエーションが多いことを考えると、NumbersにはあるがExcelにない関数は問題となりにくく、その点でExcel優位な項目といえる。ただし、Numbersもひととおりの関数をサポートしているうえ、関数の機能を説明するドキュメントの内容は断然充実しているため、個人ユーザでは評価が逆転するかもしれない。5. 他のiOSデバイス/Macとの連携他のiOSデバイス/Macとの連携は、やはりNumbersが有利だ。ExcelもOneDrive(Microsoftが提供するオンラインストレージサービス、旧称SkyDrive)に対応するほか、サードパーティーのサービスとしてDropboxに対応するが、クラウド(iCloud)上への文書保存をデフォルトにして他のiOSデバイス/Macとの連携を高めているNumbersのほうが、使い勝手では頭一つ抜けている。ただし、自由に使えるストレージサイズはOneDriveのほうが圧倒的に大きく(15GBまで無料)、ユーザが抱える文書の量と使用目的によって評価がわかれそうだ。6. iWorkは「アドオン」不要アドオンを購入することなく全機能が無料、という点はiWork最大のアドバンテージといえる。NumbersとPages、PowerPointはいずれもOffice 365のサブスクリプション(In-App Purchaseで購入可能)を契約しないかぎりグラフを新規作成できないが、iWorkは標準の機能で対応できる。OS X Mavericks以降、MacユーザにiWorkが無償提供されていることもあり、費用の心配なしにオフィス文書を制限なく使える/作成できることのメリットは大きい。***このようにまとめると、Microsoft Officeの機能制限(グラフの新規作成機能はオプション扱い)が目立つが、iPhone/iPadではPCで作成した文書を閲覧/加工することがメインで、大規模な編集作業は行わないという現実を踏まえると、あまり気にならない。グラフも作成済のものは表示できるため(セルに数値を入力すれば再描画される)、実際のところアドオンを購入しなくてもやり繰りできる。むしろMicrosoftの狙いは、個人ユーザに限っていえば、Windows/Mac2台までのライセンスを含む月額1,200円のサブスクリプションサービス「Office 365 Solo」に割安感を与えることにありそうだ。ほぼフル機能のiOSアプリの投入により、これまで取りこぼしていた短期需要をどれだけ拾えるか、市場の反応に注目したい。
2014年11月10日iPhone向けにMicrosoft Officeが無償公開された。今なぜ、無償公開なのか。素朴な疑問に答えてみたい。「iPhone/iPadでOffice文書を」というニーズには根強いものがある。サードパーティー製のMS-Office互換Officeアプリは定番化し、AppleもiWorkのテコ入れを続けてきた。iCloudとの統合により文書のクラウド保存をデフォルトにしたほか、2013年9月のiOS 7リリース以降は事実上無償化(それ以前はNumbersなど各アプリが1,000円)したことは、その一例だ。WEBブラウザベースの「Googleドキュメント」を展開するGoogleの動きを見ても、2012年に「Quick Office」を買収するなど、このカテゴリを重視している様子がうかがえる。デスクトップPCで一時代を築き、いまなおOffice文書におけるデファクトスタンダードと言っていいポジションにある「Microsoft Office」だが、ことiPhone/iPadに関しては対応が遅れていた感が否めない。WindowsおよびWindows Phoneプラットフォームを擁する立場上、iOSプラットフォームに諸手を挙げて取り組めなかったであろうことは想像に難くないが、結果としてモバイルマーケットにおける(潜在的な)Officeアプリのシェアを奪われていたことは事実。しかし、サティア・ナデラ氏のCEO就任も影響したか、2014年春を境にMicrosoftは攻勢に転じる。3月27日、iPad向けのOfficeスイート「Office for iPad」を無償公開したのだ。反響は大きく、その後わずか1週間でダウンロード数は1200万件にも達した。それ以前から「Office Mobile」を提供してきたが、Power Point文書を新規作成できないなど機能が限定されており、機能的には一線を画している。そして11月、ユニバーサルアプリとなりiPhone/iPad両対応を実現した「Office」(アプリはExcelとWord、PowerPointでそれぞれ独立)が無償公開された。以前は「Office 365」のサブスクリプション契約者以外、閲覧とかんたんなデータ入力程度の編集機能しか利用できなかったが、今回からは一部を除くき新規作成/編集も無償で行うことができる。ここで留意しておきたいのは、Microsoftが実行したのは単なるアプリの無償化/高機能化ではなく、ライセンス販売から本格的にサブスクリプションサービスモデルへと舵を切ったということだ。Office 365の契約がなくてもかなりの機能は利用できるが、スマートフォン/タブレットに本格対応すればそのぶん作業機会は増え、トータルで見ればサブスクリプション契約の増加に寄与する。特にiPhone/iPadの場合、これまでの経緯もあり積極的な提案を行いやすい素地もある。ふだんは無償利用だが、本格的な編集機能が必要な期間だけ有料契約で、という利用スタイルも増えていくはずだ。サブスクリプションサービスモデルへの切り替えが実を結ぶのか、市場の反応に注目したい。
2014年11月10日ビューンは10日、iPhone・iPadで「ビューン」を利用する1034人を対象にした電子書籍の利用意向調査の結果を公表した。調査から、iPhone 6よりもiPhone 6 Plus所有者のほうが電子書籍の利用意向が高いという結果が出た。電子書籍を読む際に利用する主な端末について聞いたところ、iPadが83%で最も多く、iPhoneは15%だった。iPadと回答した人にiPhoneで読まない理由を聞いたところ「画面が小さく読みづらいから」が65%で最多だった。調査対象者のうちiPhone 6もしくはiPhone 6 Plus所有者に、同機種での電子書籍の利用意向を聞いたところ、iPhone 6所有者は54%だったのに対し、iPhone 6 Plusは79%と大きな差が開いた。
2014年11月10日フォーカルポイントは、2つの素材を組み合わせた特殊構造でiPhoneを保護するiPhone 6 Plus向けケース「OtterBox Symmetry for iPhone 6 Plus グラフィックシリーズ」を12月中旬より発売する。それぞれのカラーバリエーションに合わせたグラフィックパターンが施されている。価格は税込み6,458円。「OtterBox Symmetry for iPhone 6 Plus グラフィックシリーズ」は、シリコン製のインナーケースとポリカーボネート製のアウターケースが一体化した多重構造の耐衝撃ケース。特殊構造を採用しながらも一体型のため、通常のケースのように装着することができる。「OtterBox Symmetry for iPhone 6 Plus グラフィックシリーズ」のサイズ/重量は、幅約86.1mm×高さ約165.6mm×厚さ約13.2mm/約64g。カラーバリエーションは、AQUA DOT、FLORAL POND、POPPY PETAL、EDEN TEALの4色。
2014年11月09日スペックコンピュータは31日、iPhone 6/6 Plus向けクリアケース「Ringke Fusion for iPhone6・iPhone6Plus」の販売を開始した。価格はiPhone 6向けが税別1,300円、iPhone 6 Plus向けが税別1,800円。「Ringke Fusion for iPhone6・iPhone6Plus」は、iPhone 6/6 Plus向けのクリアケース。背面に耐衝撃性に優れたPC素材を使用し、傷防止コーティングが施されている。また、透明なケースであるため擦り傷などが目立ちにくくなっている。iPhone 6/6 Plusは、背面カメラが出っ張っているが、ケースの厚みと背面のエッジでカバー。イヤホンや、Lightning端子部分には、ケース一体型のポートキャップを搭載し、ホコリやゴミの侵入を防いでくれる。カラーバリエーションは、クリア、スモーク、ブラック、ミントの4色。
2014年11月01日ハイ・リゾリューションは、iPhoneで簡単に高品質サウンドとビデオをレコーディングし、YouTubeにアップロードするFocusriteのポータブルデバイス「iTrackPocket」を発売した。価格はオープンプライス。同製品は、iPhoneを設置する台座としても機能する小型のボディーに、ステレオマイクとギター入力を装備したオーディオインタフェース。GarageBandをはじめ、Core Audioに対応したiPhone用レコーディングアプリで使うことができるほか、強力なマスタリングエフェクトとオーディオエフェクトを搭載。加えて、ワンタップでYouTubeへアップロードも可能なレコーディングアプリ「Impact」も無償提供されている。なお、「iTrackPocket」はiPhoneからの電源供給のみで動作させることが可能。対応バイスは、iOS7以降を搭載したiPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5sとなっている。
2014年10月30日NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの主要3キャリアが「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」を発売してから1カ月が経ったが、BCNランキングによれば、発売から30日間のキャリア別販売台数シェアでは、ソフトバンク版が45.6%で首位だったという。3社が同じ機種を取り扱う中、ソフトバンクが選ばれている理由はどこにあるのだろうか? そこで本稿では、MNPを利用したiPhone 6/6 Plusの購入に着目し、ソフトバンクの各種キャンペーンをチェックしていきたい。○他社の中古端末を下取りに出せるソフトバンクのMNP向けキャンペーンiPhone 6/6 Plusをお得に購入したい人が、まず検討したいのがMNP(携帯電話番号ポータビリティ)による乗り換えだろう。昨年のiPhone 5s/5c発売時のような各社の"キャッシュバック合戦"こそ沈静化したものの、MNPを利用すれば、各種割引によってiPhone6/6 Plusをお得に購入することができる。ソフトバンクでは、MNP向けキャンペーンとして「のりかえ下取りプログラム」を提供しており、他社の中古のiPhoneに加えて、Androidスマートフォンやフィーチャーフォン(従来型携帯電話)の下取りを実施している。下取り額が24回に分けて通信料金から割引かれる形で、たとえば、ドコモまたはKDDIの「iPhone 5s 64GB」「Galaxy S5」「Xperia Z2/ZL2」の場合、最大43,200円の割引を受けることが可能。なお、上記は10月31日までの割引金額となり、11月1日からは下取り額が改定されて減額となる。MNPでソフトバンクのiPhone 6/6 Plusの購入を検討している人は、下取り額が減額される前に早めに手続きしたほうが良さそうだ。さらに、ソフトバンクでは、のりかえ下取りプログラムと併用可能なMNP向けキャンペーンとして「のりかえ割」も提供している。同キャンペーンの特典は、加入する料金プランによって異なり、新料金プランの「スマ放題」に加入した場合、Tポイント10,000円分の一括付与、または通信料金から10,800円割引(1,080円×10カ月の分割割引)のいずれかを選択可能。両キャンペーンを併用すれば、たとえばスマ放題に加入する場合、最大54,000円分の割引を受けることが可能だ。iPhone 6/6 Plusの実質負担額を大きく上回る割引金額となっており、新しいiPhoneをお得に入手することができるだろう。キャンペーンは10月31日までなので、利用する場合はこちらに注意したい。○ドコモやKDDIのMNPキャンペーンと比較なお、ドコモとKDDIでも同様にMNP向けキャンペーンを実施している。ドコモでは、他社のiPhoneを下取りして最大43,200円分を割引する「iPhone下取りプログラム」を実施。ただし、下取りの対象となるのはiPhoneのみで、Androidスマートフォンやフィーチャーフォンは対象外となっている。また、「おかえりボーナス」として、以前ドコモを利用していたユーザーを対象に、解約時のドコモポイント相当額と10,800円を端末代金から割引く特典を提供しているが、10月31日までの割引金額となる。また、KDDIでは、MNP向けキャンペーンの「auにかえる割 Plus」を提供しており、新料金プラン「カケホとデジラ」に加入した場合は、au WALLETカードに10,000円分がチャージされ、従来プランの「LTEプラン」に加入した場合は、基本使用料1,008円(税込)が2年間無料になる特典を受けることが可能。あわせて、下取りキャンペーンも10月31日まで実施しており、他社のiPhone、Android、フィーチャーフォンを最大43,200円で下取りし、端末代金の割引およびau WALLETカードへのチャージで還元している。3社のMNP向けキャンペーンをまとめると、上記のようになっており、各社ほぼ同様だ。ただし、ドコモの場合、10,800円分の「おかえりボーナス」が、以前同社を利用していたMNPユーザーのみを対象としている点が他社と異なる。また、料金プランについては、新料金プランの「カケホーダイ&パケあえる」しか選択できず、従来プランは新規受付が終了となっていることにも注意が必要だ。3社で比較すると、10月31日までであれば、新料金プランに加えて従来プランも選択でき、「のりかえ割」の特典を複数から選べるソフトバンクのMNP向けキャンペーンが最も柔軟で使い勝手が良さそうだ。なお、ソフトバンクでは、10月24日に発売された「iPadAir 2」「iPad mini 3」を、スマ放題の子回線とすることで最大1年間、iPadの月額使用料が無料になる「iPadセット割」も提供している。iPhoneに加えてiPadも購入したい人は、ぜひこちらもチェックしてみると良いだろう。***ソフトバンクが提供するiPhone 6/6 PlusのMNP向けキャンペーンについて詳しく見てきた。最大54,000円分の割引を受けられるお得なキャンペーンとなっているが、本稿でも紹介した通り、現行の割引金額が適用されるのは10月31日までとなっている。本キャンペーンを最大限に活用できるこの機会に、ソフトバンクのiPhone 6/6 Plusへの乗り換えを検討してみてはいかがだろうか。
2014年10月28日フォーカルポイントは、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、PC対応のポータブルMIDIパッドコントローラー「IK Multimedia iRig Pads」を発売した。価格は、税別18,500円。「IK Multimedia iRig Pads」は、16個(4×4)のベロシティ対応パッド、MIDIアサイン可能なスライダー、ツマミ2個と、プッシュボタン・ロータリー・エンコーダーを装備した、MIDIパッドコントローラー。縦横約20cm、厚さ約2.3cmとコンパクトなデザインで、持ち運びしやすくなっている。また、ドラム、効果音をパッドでプレイできる「Sample Tank」などの、iOSアプリを無償で用意している。そのほか、「IK Multimedia iRig Pads」のユーザー登録をすれば、6.5GBの400音色、150種類のMIDIパターンを収録した「Sample Tank 3 SE for Mac/PC」も無償で提供される。「IK Multimedia iRig Pads」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、高さ約190mm×幅約205mm×厚さ約23mm/約547g。対応機種は、iOS 4.3以上の、iPhone 5/5c/5s/6/6 Plus、iPad(第4世代)/mini/mini Retinaディスプレイ/Air、iPod touch。Macは、Mac OS X 10.6以降。Windowsは、Windows XP(SP3)、Windows Vista(SP1)、Windows 7、Windows 8。
2014年10月25日米Appleは現地13日、iPhone 6およびiPhone 6 Plusを今月中に36の国と地域で販売すると発表した。インド、メキシコ、韓国、タイなどで発売され、今月末までに69の国と地域で販売されることになる。また、年末までに115以上の国と地域で販売する。iPhone 6およびiPhone 6 Plusは日本を含む32の国と地域で発売。今回の発表は第一陣に続く国と地域となる。10月17日には、中国、インド、モナコで、23日にはイスラエル、24日には、チェコ共和国、ポーランド、南アフリカなど7つの国と地域で、30日にはバーレーンとクウェート、31日には、韓国、タイ、ルーマニアを含む23の国と地域となる。年末までには115以上の国と地域で購入可能になるとし、iPhoneの販売国と地域は過去最速のスピードで広まるという。
2014年10月14日iPhone 6が発売されて数週間。そろそろ欲しい人の手には行き渡った頃だろう。いつものことながら、新しい端末を手にするのは楽しいものだ。ついiPhoneを触る時間も増えるというものである。が、しかし、せっかく買ったiPhone 6をいつまでもそのままにしておくわけにもいかない。巷では、iPhoneをポケットに入れたまま座っていると曲がってしまったなんて話も聞くわけで、一刻も早く保護するためのケースを買わなければならないのである。ということで、今回紹介したいのが、ロア・インターナショナルで取り扱っている「ZENUS(ゼヌス)」ブランドだ。Zenusは、レザーを使ったスマートフォンケースで人気のブランド。iPhone 6用ケースだけでも、16種類ものラインアップがあるという。大きく分けると、本革を使用したリッチなラインと、合皮を使ったお手頃価格のラインと、デニムやキャンバス地などのファブリックを使ったラインがある。今回は各ラインから1モデルずつご紹介していこう。まずはお手頃ラインの合皮ケースから。『ZENUS Lettering Diary(レタリングダイアリー)』だ。ご覧の通り、手帳型のiPhoneケースで、大きくなったディスプレイをがっちり保護してくれる。表面の素材はハンドメイド合皮で出来ていて、職人が手作業で仕上げた高品質なものだ。さらに『Lettering Diary』モデルだけの特徴として、表面に名前の通りレタリングの型押しが施されており、上質なブックカバーのような佇まいを見せている。なお、ケースの内側の素材はマイクロファイバー合成スエードが使われており、柔らかい手触りと高い保護力を両立させている。手に持った感触も抜群に良い。合皮の表面は滑らかに仕上がっていて、手に吸い付くような感覚だ。グリップしやすく、iPhoneを裸で持つよりもホールド感は明らかに向上する。また、蓋側の裏にはカードや紙幣などを入れることができるポケットが3カ所付いており、非常に使い勝手が良い。個人的には電車移動が多いので、いちいちカードケースを鞄から取り出さなくて良いようにSuicaを入れておきたいと思った。iPhoneを使わないときやしまっておくときは、当然蓋を閉めるわけだが、その場合の留め具がマグネットになっていて、近づけるとパチンと気持よく重なる。留め具部分にもよく見ると細かい模様が施されており、高級感がある。ケース自体からiPhone 6が落ちないか不安だったので、逆さにしてみたり、振ってみたりと色々試してみたが、まったく問題なかった。写真だとそうは見えないかもしれないが、四隅がかなりがっちりと作られているので、自然落下するような事故はまずないだろう。ここでまた、Zenusの特徴が見られる。端末をはめ込むフレーム部分も、カバーと同じ生地でくるまれているのだ。Zenusではベースになるフレームをレザーで包み込んで密着させるという特殊技術を持っていて、これにより、カバーを開けたときの一体感や高級感を演出し、同時に、端末を傷つけず外れにくくしている。いいことずくめの仕様になっているのだ(ただし、Zenusのすべてのケースがこの製法で作られているというわけではない)。それくらいしっかりしたケースなので、できればずっとつけっぱなしで使いたいと思うのが人情というもの。もちろん、そこも抜かりはない。電源ボタンやボリュームボタンはもちろん、イヤホンジャックやLightningコネクタなど、すべてのボタン・コネクタ部分はケースを付けたまま使用できるようになっており、通常の使用の範囲ではケースを脱着する必要はない。スピーカー部分にもカッティングされているので、ケースを閉じたまま通話が可能なのもありがたい。細部に至るまで、非常に考え抜かれた作りとなっている。ZENUS Lettering Diary(レタリングダイアリー)には、ブラックバージョンも用意されている。よりシックで大人びた色合いは、ビジネスマンが普段使いするのにぴったりだろう。続いて、本革を使ったリッチなラインから『ZENUS Vintage Diary(ビンテージダイアリー)』を紹介しよう。『Vintage Diary(ビンテージダイアリー)』は、形こそ『Lettering Diary(レタリングダイアリー)』と似ているものの、革の質感や型押しがない点でデザインが異なるモデルだ。『Lettering Diary(レタリングダイアリー)』がつるっとした合皮なのに対し、「『Vintage Diary(ビンテージダイアリー)』はクラシックなビンテージイタリアンの要素を取り入れたイタリア製天然ヌバックレザーが使われていて、しっとりした感触となっている。使い込むと色合いが濃くなり、柔らかくなっていくヌバックレザーの特性は、まさに本革ならではだ。こちらもカードや紙幣が入るポケットが付いており、内側のマイクロファイバー合成スエードがiPhone 6をしっかりと保護してくれる。マグネット製の留め具や、すべての機能にケースを付けたままアクセスできる使い勝手の良さも変わらない。カラーリングはビンテージブラウンと、より深い茶色のダークブラウンの2色がある。どちらも革らしい風合いがあって魅力的だ。最後に紹介するのは、少し毛色の違うiPhoneケース。ファブリック素材を使ったラインから『ZENUS Denim Vintage Pocket Bar(デニムビンテージポケットバー)』をピックアップ。ご覧の通り、こちらは手帳型ではなく、いわゆる普通のiPhoneケースタイプの形だ。ただし、素材は普通ではない。こだわり抜かれたイタリア製天然ヌバックレザーとデニム素材が使われていて、なかなか他では見かけない個性的な見た目となっているのだ。また、レザー部分はポケットになっており、やはりカードなどを入れることができるのが面白い。手帳型のケースはちょっと大げさで使いにくいけど、カードはiPhoneと一体化させておきたいというニーズに応えてくれる。デニム素材だけあって、手に持った感覚は他のiPhoneケースとはちょっと違って、不思議な手触り。デニム好きにはたまらない独特のフィット感がある。デニムとヌバックレザーという組み合わせはデザイン的にも面白く、iPhoneケースで人と差を付けたいユーザーにはぴったり。また、機能面では何と言っても背面のポケットが面白い。カードを1枚装備できるかどうかで、iPhoneの使い勝手はグッと変わるからだ。iPhone 6をデザイン面と機能面の両方で高めてくれるZENUSのケース。ライフスタイルに応じて自分にぴったりの製品を選びたい。
2014年10月14日●文字入力に難アリなiPhone 6 PlusiPhone 6 Plusに、ちょっといいたいことがある。それは"運用スタイル"の部分についてだ。iPhone 6と違って、「画面サイズがデカい=幅が広い」ので、片手操作がつらい。とにかく文字入力が大変なのだ。大人のしかも男の手でそうなのだから、女性なら言わずもがな。割り切って両手で操作すればいいじゃないか! という意見もあるだろうが、従来の「iPhoneシリーズ」の延長で買ったユーザーには酷な話だろう。なんだかんだいって"iPhone"のイメージで購入したわけだ。だからといって救いはないのか、というのが今回のテーマだ。○手首に負担がかかるiPhone 6 Plus小生の場合、iPhone 5sを使っている時(縦持ち)は、右手(右利きだから)で端末をホールドしたまま親指で全ての文字キーを操作する。そのスタイルをそのままiPhone 6 Plusで再現すると、外側のキー(主に「あ」「た」「ま」「^_^」)に届きはするものの、かなりフリックしづらい。「あ」キーでいえばフリックで「い」が入力ができないレベル。できたとしても、かなり手首に負担をかけている感じだ。iPhone 6、iPhone 6 PlusはどちらもiOS 8が搭載されているけれど、"同じ文字入力システム"だからといって、その評価は"同じなわけがない"って話になる。「英語」キーボード(いわゆるQWERTYキーレイアウト)なら、両手打ちしていたユーザーも多いだろうから、画面がデカくなったからといってそんなに違和感はないだろうけど、こと"片手操作"という話なら、違和感ありまくりだ。ちなみに、iPhone 5sで右側面から「あ」キーの中央までの距離を調べてみたら、約3.9cm。iPhone 6 Plusでは約5.2cmだった。この1.3cmの差は数値以上に厄介だ。もっというと、キー幅もiPhone 5sが約1cmなのに対しiPhone 6 Plusは約1.4cmと大きくなっている。というわけで、小生的にはこの辺の不満を解消したいわけだ。幸いにも、iPhone 6 Plusが初期採用しているのは最新版のiOS 8。サードパーティ製の文字入力システム(アプリ)が利用できるので、その辺を突破口にしたい。んで、さすがにiOS 8の公開、あるいはiPhone 6、iPhone 6 Plusの発売から一カ月も経つと、いろんな文字入力システムが配信されている。中でも注目したいのが、文字入力システムの雄「ATOK for iOS」(1,500円)だ。●ATOK for iOSで文字入力環境は?「ATOK for iOS」のポイントは、まさに、iPhone 6 Plusのための機能であるところの"幅寄せ"だ。キーレイアウトを"小さく"かつ"左右に寄せる"ことで、片手持ち(操作)ユーザーによって最適な環境を実現できるかもしれないという。なんともステキな文字入力システムなのである。実際の幅寄せ具合はどんな感じかというと、iPhone 6 Plusの右側面から「あ」キーの中央までの距離を調べたら約4cmだった。おっと、これはiPhone 5sとほぼ同等の距離だ。ホールド感にこそボディサイズが影響しているが、これならiPhone 6 PlusをiPhone 5sの標準文字入力システムと同じ感じで使えるわけだ。ちなみにキー幅は約1cmとこれまた同等だ。これで安心してiPhone 6 Plusを利用できるというもの。幅寄せ機能だけでも「iPhone 6 Plus」ユーザーには買いといえるんじゃないか? ちなみに小生的には大満足。入力しやすくなった分、ウェブ検索もメールもストレスなく利用できるようになった。ただし、Android端末に「ATOK for Android」を導入している"ATOK派"の小生にとっては不満もある。例えば、パソコン用「ATOK」と登録単語の共有が行える「ATOK Sync アドバンス」に対応していない(開発していく予定だとのこと)ことや、「英語」キーボード(QWERTYキーレイアウト)を搭載していない(キーボードの種類を増やしていく予定)ことなどだ。ともあれ、バージョンアップによって使いやすくなるハズなので、ちょっと期待もしている。現状では、iPhone 6 Plusの最適解的な文字入力システムは数が少なく、ATOKがその最右翼であることは間違いないと思う。これが手書き入力ユーザーなら「mazec for iOS」(900円)という手もある。また、有料/無料の文字入力システム(アプリ)は思った以上に増えている印象。そのうち"iPhone 6 Plus専用"なんていうものも出てくるかもしれない。ともあれ、「ATOK for iOS」は有料アプリなだけに、ちょっと手が出しにくいという人もいるだろう。が、もし家族にiPhoneユーザーがいるのであれば「ファミリー共有」を使うことでアプリを共有し合えるため、割高感は多少なりとも減らせるはず。ユーザーが居なくても、十分満足できると思う。小生的にiPhone 6 Plusに「ATOK for iOS」の組み合わせは鉄板だと思うのだが、いかがだろうか?●ATOK for iOSの設定方法と幅寄せのやり方最後にiOS 8からサードパーティ製のキーボードの利用が可能になったが、そのキーボードを使用するための設定方法にも触れておこう。
2014年10月14日2014年9月19日より販売開始されたAppleの「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」。例年通り大人気のスマートフォンですが、今年はアップルストアでSIMフリー版をキャリア版と同日に販売開始するということでも話題となりました。SIMフリー版はその名の通り、SIMロックフリーで販売されているモデルで、1,000円未満の格安SIMを入れて運用するという人もいます。今回はそんなSIMフリー版iPhoneで格安SIMを利用している方なら知っておきたい便利なアプリを3つ紹介します。データ通信をリアルタイム監視してくれる「DataMan Next」格安SIMを入れていると、もっとも気になるのが通信量でしょう。動画やオンラインゲームを楽しんだ後、気がついたら1Gバイトを超えてしまった、というのはよくある話です。「DataMan Next」では、データプランを月毎や週毎に容量で組み合わせたりして、どの程度の通信量を使っているのかカウントしてくれるアプリです。例えば通信量を1Gバイトに設定しておくと、何日で残り何%といった状態や通信量が一定のパーセンテージを下回ると画面の色が変わるといった設定も行えます。Wi-Fiとモバイルデータ通信で分けてカウントしてくれるのも特徴です。○データ通信契約でも電話ができる「050 Plus」格安SIMでは、通話に対応していないデータ通信専用契約も多くあります。月額料が1000円未満の契約は大半が通話非対応でしょう。対スマートフォンであれば、LINEやFacebook Messengerなどの無料通話アプリを利用できますが、これらは固定電話へかけることができません。そんな中、データ通信専用契約だけでも固定電話に電話できるアプリの代表的なものが「050 Plus」です。固定電話へは3分あたり8.64円(税込)で電話できるほか、携帯電話向けへの通話や留守番電話機能がついているのも魅力。○WEBサイトのデータ通信量を大幅節約してくれる「Opera mini」格安SIM契約しているiPhoneを使う上で、動画の閲覧やゲームをほとんどしていなくても、データ量を多く使ってしまう原因のひとつとしてWEBサイトがあります。特に画像の多いサイトを読み込むと、データ量が一気に増えてしまう危険性もあります。このアプリでは画像のデータ半分近いデータ量にできます。これは月間1Gバイトや2Gバイトの契約をしている格安SIMユーザーの心強い味方といえます。以上、格安SIMで運用するiPhoneに入れておくと便利なアプリ3選でした。■ 記事提供:SIM通SIMフリー端末、SIMカード比較、格安SIM情報など、あなたのスマホライフに使える、役立つ、得する情報をお届けします! SIMカードをはじめとするお困りごとは「教えて!goo」で解決!
2014年10月14日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneに説明書は付いていないの?」という質問に答えます。***iPhoneに分厚い説明書は付いていません。ワールドワイドで販売される製品であり、メッセージなど画面に表示される内容は35以上の言語に翻訳されていますから、すべての国/地域に対応した説明書を添付しようとなると、パッケージが嵩張るため物流経費が増加します。一義的には、コストの問題があるのでしょう。それに、iOSの機能を網羅した説明書を用意するとなると、数ページでは足りません。ユーザインターフェイスを構成する各要素の名称はもちろんのこと、付属品の利用方法、システムに関する解説、標準装備されるアプリの機能と使い方の紹介など、簡潔にまとめたとしてもそれなりの分量になるはずです。さらに、iPhoneとセットで冊子を配布するとなると、判型や色に関する制約も生じます。Appleが採用した方法は、iPhoneの使い方を網羅した電子ブックを用意することです。現時点で最新の「iOS 8用iPhoneユーザガイド」は、Appleが提供する公式ドキュメントであり、iOS標準の電子ブックリーダ「iBooks」で閲覧できます。iBooks Storeで無償ダウンロードできるので、オンライン配布方式の説明書と言ってもいいでしょう。もちろん、日本語を含む各国語版が用意されています。分厚い冊子を添付するより、スマートな解決策といえます。「iOS 8用iPhoneユーザガイド」は、iOS/iPhoneの機能が体系的に解説されているため、入門書としても最適です。問題があるとすれば、その存在に気付かないユーザが少なくないことでしょうか。ユーザガイドなど聞いたことがない、そもそも電子ブックに馴染みがないという場合には、まず「iBooks」を起動して「iPhone」や「iOS」といったキーワードで検索し、ダウンロードすることから始めてみましょう。
2014年10月13日●OSのグレードでiPhoneの操作感は変わる?iOS 8の公開から間もなく1カ月が経とうとしている。多くのiPhoneユーザがアップグレードを完了したようだが、いまだ慎重に検討中というユーザも存在する。iPhone 5やiPhone 4sでは軽快に動くのか、アップグレードすべきか否か、その辺りを検証してみよう。○"新しいiPhone"が出ても操作感は変わらない?iOS 8の動作対象端末は、iPhone 4S以降のiPhoneシリーズとiPad 2以降のiPadシリーズ、そして第5世代以降のiPod touchだ。ここからわかることは、iOS 8はiPhone 4SやiPad miniなど32bitアーキテクチャと、iPhone 5sやiPad Airなど64bitアーキテクチャにまたがるOSだということ。動作対象機種のなかではもっとも発売開始時期が古いiPad 2から約3年半、iPhone 4Sから約3年という月日が経過したこともあわせると、技術革新が速いスマートフォンにしては(はっきり言うとAndroid端末との比較において)長寿といえるだろう。Windowsや(Mac)OS Xのこれまでを思い返すと、OSのグレードアップに際し、より大きいシステムリソースを要求されることが常だが、iPhone|iPadはそうではない。Appleはハードウェアの進化と微妙なバランスを保ちつつiOSを強化することで、旧モデルを急速に陳腐化させないことに成功している。たとえば、強力なCPU「Apple A4」とRetinaディスプレイを積むiPhone 4の登場により、CPUパワーと画素数の両方で下回るiPhone 3G|3GSは見劣りすることとなったが、画素数が少ないこともあってかシステムの負荷は軽く、同じiOS 4でも大きな不満なく利用できた。次のフルモデルチェンジであるiPhone 5は、iPhone 4/4Sの約61.4万(960×640)から約72.7万(1136×640)と画素数が増えたが、iPhone 5にあわせて投入されたiOS 6はiPhone 4/4Sでも特にストレスなく使えた。一方で、メジャーグレードアップにあわせ、iOSの動作対象機種は見直されている。iOS 7のときはiPhone 3GSが対象から外され、今回のiOS 8ではiPhone 4が外された。いずれも、発売から約4年というタイミングだ。OSのサポート対象機種であれば快適に操作できるようにしてきたAppleのこと、その"ポリシー"はiOS 8でも引き続き堅持されているはずだが……実際のところどうだろうか。少々前置きが長くなったが、次項では実機の操作感を中心に、iPhone 4S/5/5sでiOS 8はどれだけ動くかを検証してみたい。■iPhone 6/5s/5/4Sのスペック比較●iOS 8はどのiPhoneまで使えるのか○iPhone 5、iPhone 4Sは……まずは、システム全体のざっくりとした操作感から述べてみよう。操作のスムーズさ、具体的にはホーム画面を左右へフリックしたり、Spotlightを起動したりするときに"引っかかり"を感じるかどうかは、最新端末のiPhone 6を基準(100点)とすると、iPhone 5sは95点以上(体感レベルではほとんど変化なし)、iPhone 5は90点以上(気にならない)というイメージだ。Safariやメール、カレンダーといった標準装備のアプリについても、画面をスクロールしたりページ遷移したりしても、iPhone 5sではほぼ違和感がない。iPhone 5では、Safariで画面スクロールを開始した直後などわずかに"引っかかり"を感じる場面はあるものの、違和感というほどではない。グラフィックを多用した高負荷なゲームアプリはともかく、ユーティリティ類を使用するかぎりストレスは感じないことだろう。しかし、iPhone 4SはiOS 7のときと明らかに違う。iOS 8にアップグレード後は、アプリを起動したとき、Appスイッチャーでアプリを切り替えるとき、画面を上下にスクロールするとき……描画あるいは演算にそれなりの負荷がかかるとき、次のステップへ進むまで明らかに"間"を感じるのだ。「メール」にしても「マップ」にしても、システム再起動後にはじめて起動したときには、使用可能になるまで1~2秒待たされる。ソフトウェアキーボードを切り替えるときの反応も"サクサク"とは言い難く、レスポンスに敏感なユーザには厳しそう。前述した100点満点でいえば、70点というところだ。●「Geekbench 3」での測定結果iPhone 6、iPhone 5s、iPhone 5、iPhone 4Sのパフォーマンスをベンチマークアプリ「Geekbench 3」で測定したところ、下表に挙げる結果となった。32bit CPUを積むiPhone 5と64bit CPUを積むiPhone 5sとでは、ダブルスコアに近い開きがあるが、その程度の性能差ではiOS 8の操作感に大きく影響しないようだ。一方、同じ32bit CPUを積むもののクロック数が大きく異なるiPhone 5とiPhone 4Sとの間にもダブルスコア以上の性能差があり、こちらは操作感の違いとして現れている。もしiOS 8にアップグレードするかどうか迷っているiPhone 4Sユーザがいるとすれば、iOSはダウングレードできない仕様なだけに、次の機種変更までiOS 7で通したほうが幸せかもしれない。■ベンチマーク(Geekbench 3)の結果
2014年10月12日Piper Jaffrayが2014年秋の「Taking Stock With Teens」を公開した。それによると米国のティーンエイジャーの67%がiPhoneを所有。Androidへの関心は低い。ソーシャルサービスでFacebookやTwitterがユーザーを減らす一方で、Instagramユーザーが増加。DVDからオンラインビデオサービスへのシフトが進んでいる。Taking Stock With Teensは、米国のティーンエイジャーの消費動向やブランドの好みなどを分析するアンケート調査だ。今回は41州の約7200人が回答した。構成は、男性が53%、女性が47%。15歳から17歳の回答者が多く、平均は16歳。今回の調査で対象になった世代は、ソーシャルメディアなどを通じて自分をブランド化する意識が強いとレポートは指摘している。支出のトップは衣服(支出全体の21%)で昔と変わらずファッションへの関心が高いものの、衣服やアクセサリだけではなく、オーガニック食品を好み、自分のスタイルに合うかどうかでモバイル端末を選ぶなど、食べ物や家電製品もファッショングッズの1つとして興味を持っているという。モバイルデバイスに関しては、回答者の67%がiPhoneユーザーだった。これは米国全体のiPhoneシェア(スマートフォンユーザーの約4割)と大きく異なる。2012年秋(40%)、2013年秋(55%)、今年秋(67%)と目覚ましい伸びで、しかも「次に購入するスマートフォンは?」という質問に73%がiPhoneを挙げている。次にAndroid端末を購入するという回答は19%。春の調査から5ポイント減だった。タブレットもタブレット所有者の54%がiPadユーザー、12%がiPad miniユーザーとAppleが他を圧倒している。Androidタブレットは16%だった。そのような中、今回初めてアンケート対象になったWindowsタブレットの健闘が目立つ。すでに10%に達しており、しかも「今後6カ月以内にタブレットを購入する予定」がある人の19%がWindowsタブレットを挙げた。iPad(46%)にはまだ引き離されているものの、Androidタブレット(16%)を上回っている。ソーシャルネットワーキングサービスに関する質問では、Facebookユーザーが今年春の72%から秋は45%に、Twitterユーザーも63%から59%に減少した。Piper Jaffrayの調査ではティーンエイジャーのFacebook離れが顕著である。ただし、春に1位だったFacebookに代わって今回トップになったのはInstagram (69%から76%に増加)で、同社はFacebook傘下である。映画レンタルの方法で、ダウンロード/ストリーミングが昨年秋の49%から今年秋は57%に伸びた。オンラインビデオサービスではNetflixの人気が高く、「今後5年間で最も利用する映画レンタル方法は?」という質問で67%がNetflixを挙げた。Amazonは7%、Huluは4%、レンタルショップは2%だった。
2014年10月09日ロア・インターナショナルは、オックスフォードシューズをモチーフにしたZENUSブランドのiPhone 6用ケース「Oxford Diary(オックスフォードダイアリー)」の販売を開始した。価格は3,500円で、ZENUS日本ウェブサイトから購入可能となっている。同製品は、オックスフォードシューズをモチーフにしたダイアリー型のiPhone 6用ケースである。オックスフォードシューズ独特のステッチやパンチング、ウィングチップのデザインは、すべて職人の手作業によるものだ。ハードフレームはポリカーボネート製で、落ち着いたメタリックグレーの仕上げとなっている。iPhone 6の機能を最大限に使いこなせるようにホールをデザインしており、本体を装着した状態で、カメラ、イヤフォン、Lightningケーブルの差し込み口、スピーカーホールなどの機能が問題なく使えるようになっている。また、カバーの外側と内側のパンチング部分はポケットになっており、ICカードなどを収納しておくことができる。カラーは、ブラウン、ダークブラウン、レッド、ホワイト、ブラックの5色を用意。
2014年10月08日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「写真のファイルサイズを小さくできる?」という質問に答えます。***写真のデータサイズ(ファイルサイズ)は、画素数と比例します。iPhone 4S以降、iSightカメラ(背面カメラ)の画質は約800万のまま据え置かれているため、動作対象モデルがiPhone 4S以降となったiOS 8では、どのiPhoneを利用しても2メガバイト前後で撮影されます。写真のファイルサイズを小さくできるかという質問ですが、iOSの「カメラ」は画素数固定ですから、撮影時点で小さくすることはできません。しかし、工夫次第では画素数を変えて撮影したかのような効果を得られます。第1の方法は、撮影モードを「スクエア」に変更することです。名前のとおり、撮影された写真は正方形となりますが、1辺が2,448ピクセルの約600万画素となるため、通常サイズに比べファイルサイズは4分の1ほど小さくなります。写真の縦横比が変わり写る範囲も狭くなりますが、2MBの写真が無加工で1.5MBになるわけですから、画質を重視する場合にはベストな解決策といえるでしょう。第2の方法は、通常モードで撮影した写真をメールに添付し、自分のアドレス宛に送信することです。送信時に画像サイズを大中小の3段階から選択できるうえ、縮小後のファイルサイズも確認できますから、手早く確実にファイルサイズを小さくしたいときには便利な方法といえます。ほかにも、写真編集アプリを使い縮小する、FaceTimeカメラ(前面カメラ)で撮影する、といった方法があります。上に挙げた2つの方法では納得できない場合には、試してみてもいいでしょう。
2014年10月08日ロア・インターナショナルは、Mr.Hブランドの立体的なコサージュをあしらったiPhone 6/6 Plus用ケース、2シリーズの販売を開始した。価格はiPhone 6用のモデルが4,980円、 iPhone 6 Plus用のモデルは5,300円。いずれも公式オンラインショップから購入可能となっている(2シリーズともにiPhone 6 Plus用モデルの入荷は10月中旬を予定)。今回販売が開始されたのは、「Bella Rosette Diary」と「Mademoiselle」の2シリーズ。いずれも、iPhone 6用のモデルとiPhone 6 Plus用のモデルを用意している。本体の前面カバー部に立体的な花のアクセサリーが敷き詰められ、アクセントとして、パールやリボンを配置。ポリエステル素材を採用しているので皺になりにくく、撥水性も装備し、出し入れや持ち運びの際に形が崩たり汚れたりしにくくなっている。カバーの開閉にはマグネット留め具を採用、また、側面に2つのストラップホールを装備し、ストラップやチェーンを装着することでハンドバッグのように持つこともできる。さらに内側には、ICカードや紙幣などが入れられるポケットを用意している。「Bella Rosette Diary」は、ネイビーとブラックのバラをモチーフにしたコサージュが11個ついている。チュールやリボン、パールも散りばめられ、背面には花の刺繍の小さな飾りもついている。「Mademoiselle」は、牡丹をイメージした、ピンクベージュの大きめのコサージュが6個ついている。リボンとパールをあしらい、存在感のあるデザインに仕上がっている。
2014年10月07日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhone 6で気圧を測るメリットは?」という質問に答えます。***iPhone 6/iPhone 6 Plusには「気圧センサー」が内蔵されています。iOSデバイスとして初めての採用であり、その用途ははっきり示されていません。10月時点では気圧センサーに対応するアプリもわずかで、これから活用事例がつくられていくところです。気圧センサーを利用すると、iPhone 6(Plus)の相対的な高度を測定することが可能です。内蔵されているモーションコプロセッサ「M8」とあわせて利用すると、iPhone 6(Plus)が動き始めるタイミングにあわせて高度の変化を追跡できるので、登った山の高さや階段の昇降段数などをかなりの精度で把握できます。従来のiPhoneでは上下方向の移動幅を正確に知ることが困難だったことを考慮すれば、気圧センサー搭載のメリットといえるでしょう。高度の変化は、「階数」という表現に置き換えられますが、iOS 8に付属の「ヘルスケア」アプリで確認することができます。初期設定では表示されていないため、「健康データ」→「フィットネス」→「上った回数」の順にタップしてみましょう。気圧そのものを測定することもできます。たとえば、App Storeで無償配布されている「iBarometer」を利用すると、iPhone 6(Plus)内蔵の気圧センサーにより、リアルタイムの気圧をkPaやhPaといった単位で確認できます。この情報だけでは天気を予測することはできませんが、高気圧/低気圧の分布図と組み合わせるなど、天気予報アプリでの活用が見込まれます。
2014年10月07日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhone 5ユーザですが、『ヘルスケア』は何の役に立つの?」という質問に答えます。***iOS 8で登場した「ヘルスケア」は、iPhoneに内蔵のモーション・コプロセッサまたは外部のデバイスと通信することにより、歩数や移動距離などのデータを収集/管理します。はじめてモーション・コプロセッサ「M7」を搭載したiPhone 5s、M7の強化版「M8」を搭載したiPhone 6(Plus)は、特になにも用意しなくても「ヘルスケア」に歩数や移動距離が表示されます。逆にいえば、モーション・コプロセッサ非搭載のiPhoneを利用している場合、Nike FuelBandなどの対応デバイスを用意しないかぎり、「ヘルスケア」には手入力した情報以外表示されません。だからiPhone 4sやiPhone 5、iPhone 5cで『ヘルスケア』を起動しても、歩数やウォーキング+ランニングの距離はゼロのままです。来年発売予定の「Apple WATCH」には、心拍数測定など「ヘルスケア」に対応した機能が用意されているので、発売を待つのも一計でしょう。ただし、この「ヘルスケア」が何の役にも立たないわけではありません。iOS 8には、緊急時にロック解除することなく血液型や薬物治療の有無など医療情報を参照できる「メディカルID」という新機能があり、その情報は「ヘルスケア」から登録するしくみです。登録作業は画面右下の「メディカルID」ボタンをタップして開始します。登録したメディカルIDは、ロック画面を右方向へフリックし、現れたパスコード入力画面で「緊急」ボタンをタップ(パスコードの入力は不要)、次のキーパッド画面左下にある「メディカルID」をタップすることで表示できます。Apple WATCH発売まで「ヘルスケア」を利用する予定がなくても、メディカルIDは個人情報が漏れない範囲で登録しておいたほうがいいでしょう。
2014年10月06日今日のテーマは「iPhoneでどこまで猫を撮れるか」です。第二回目の連載で記した通り、私は猫をふわふわに撮るのがとっても好きです。その意味では、iPhoneでは望むような形での写真を撮影するのは困難です。透明感のあるふんわりとした猫写真にするのは、なかなか難しい。でも、そんな私でも、もちろんiPhoneで猫の写真を撮ったりします。理由は単純。「すぐに撮影できる」からです。○すぐに撮影できる!!我が家はメゾネットタイプのマンションで、1階にミラーレス一眼を、2階に一眼レフを置いてあります。どちらも、猫を撮りたいと思った瞬間にすぐさま手に取れる場所に置いてあります。でも、私が動いたら、今まさに撮影したいと思った猫が動いてしまう可能性も。そういう時、一眼レフを取りに行くことができません。そこで、iPhoneの出番です。私にとってのiPhoneの魅力はその携帯性にこそあります。こちらは私が家に帰ってきてビールを飲みながら枝豆を食べていた時の写真。大好きなマグロをもらえると思ったうちの猫が、テーブルの向こうから狙ってました。こういう時、もしも私が一眼レフを取りに行こうと動いたら、きっと猫は「あっ、マグロくれるんだね!」と移動してしまうでしょう。このせっかく可愛い表情を逃してしまうことに……!!こちらも同様の写真。御手洗いからリビングに戻ったところ、猫さんたちがお取り込み中でした。一眼レフを取りに行っているヒマがなかったので、慌ててiPhoneでパシャリ。ラブラブな写真を撮ることができました(ただし両方男の子)。○猫目線で撮影すると可愛いまた、撮影する際は、猫の目線で撮影すると、また違った可愛さの写真が撮影できます。いつも足もとにいる猫。立ったまま上から撮影しても良いですが、カメラを猫目線の位置にもっていっても、これまた良い写真が撮れます。なお、低い位置にカメラがある状態のことをローレベルと言います。一方、似た言葉に「ローアングル」というものがありますが、こちらは下から仰ぎみる撮影方法のことを指すので注意が必要です。○色調を変えてみるiPhoneには、みなさん御存じ、「クローム」や「トランスファー」など、色味を変えることができるカメラ機能が付いています。ボタンひとつでオシャレな感じに仕上げることができるので、こちらの機能をまだ使っていないという方には本当にオススメです。○アプリを使ってみようまた、iPhoneで撮影するのなら、ぜひぜひ、アプリも活用してみましょう。■インスタグラムまずはインスタグラムから。何気ない日常の写真も、簡単にオシャレ写真にできます。私は旅行などに行った際によく使っています。SNSと連動させて、いろんな人に見てもらうのも楽しいですね。■自撮アプリそして猫の自撮りアプリも是非使ってみていただきたいアプリです。画面に、金魚やネズミなどが出現し、それらが動くことによって猫が反応します。猫が自分の手で画面を押すと、シャッターが起動し、写真を撮影することができます。こんな感じで、普段は撮れない不思議なアングル&表情の猫写真を撮ることができますよ。オススメアプリはこちら。・にゃんこ撮り!猫専用自分撮りカメラ・撮る猫■Vineまた、こちらは静止画ではなく動画ですが、Vineというアプリもオススメです。6秒のショートムービーを共有できるアプリで、その撮影の手軽さがとても便利です。猫 VS 天気予報士 最終決戦 — うだま (@udama1212) 2014, 7月 6こんな感じで、ツイッター上で動画をはりつけることも可能。動画を撮影して編集してエンコードしてアップロード…という面倒な作業も必要ないです。愛猫の動画を気軽に残しておけるので、とってもオススメです。○今日のまとめ今日のポイントは次の4つです。(1)すぐに撮影できる!!シャッターチャンスを逃すな!(2)色調を変えてみる(3)猫目線で撮影すると可愛い(4)アプリを使ってみよう○次回予告次回のテーマは、「動き回る猫にピントを合わせるには」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年10月05日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneが忙しさを察してくれるってホント?」という質問に答えます。***確かに、iPhoneは持ち主の"忙しさ"を察してくれます。「カレンダー」に登録されたイベントのうち、操作時点の次の日(明日)に到来するものが一定数を超えた場合、通知センターの「明日」に表示されるメッセージに変化が現れるのです。メッセージは明日予定されているイベント数に応じていくつかのパターンに変化するため、自分の忙しさを客観的に知ることもできます。通知センターの「明日」に表示されるメッセージは、明日のイベントが7件までは特に変化ありませんが、8件になると「明日は忙しそうです」という書き出しに変わります。それが10件になると、書き出しは「明日は忙しい1日になりそうです」になります。ただし、10件でも「明日は忙しそうです」と表示されることもあり、その基準には不明な部分もあります。明日のイベントが14件を超えると、メッセージの書き出しは「明日はやることがたくさんあります」に変化します。イベントがそれ以上の場合は確認できていませんが、iPhoneが「カレンダー」のイベント数に応じて通知センターに表示する内容を変えていることは間違いありません。これをもって「iPhoneが忙しさを察してくれる」というのはやや大げさですが、無機的になりがちな通知センターに"潤い"を与える効果があることは確かでしょう。
2014年10月05日2012年9月に発売されたiPhone 5。それまでのiPhoneシリーズよりも大きな4インチのディスプレイを搭載したことが特長の同機種。iPhone 5ユーザーは、どのような点を「微妙」と感じているのだろうか。iPhone 5ユーザーのマイナビニュース会員331人を対象にアンケートを実施した。○バッテリさえ良くなれば……。iPhone 5ユーザーに同端末を購入して微妙だった点を聞いてみた。圧倒的に多かったのが、「バッテリの持ちが悪い」(144人、43.5%)という意見。以下、iPhone 4SとiPhone 5、連続使用時間比較。Appleはバッテリ容量を公表していないため、連続使用時間での比較となるが、iPhone 4Sと比べて基本的に全ての時間が伸びている。筆者としては、薄くなって大きくなったのにバッテリ持ちが変わらないどころか伸びているんだから、ある程度目をつぶってもいいのかなと思う。次に多かったのは、「持ちにくい」(41人、12.4%)。iPhone 4Sと比べディスプレイが大きくなったことで、縦に長くなった。このことによって、手の小さいユーザーや女性などは、少し持ちにくいという感想を持ったのかもしれない。「機能が悪い」(9人、2.7%)と回答した人には、具体的にどの機能が悪かったのか聞いてみた。「赤外線通信がない」、「ワンセグがない」、「おサイフケータイがない」、「戻るボタンがない」というように、iPhone 5に搭載されている機能が悪いというより、あの機能やこの機能が欲しいといった意見が多かった。筆者が思うiPhoneの良さは、「シンプルさ」だと思うのだが……。「その他」(61人、18.4%)では、「価格が高い」、「故障時のサポートが微妙」、「キズがつきやすい」など、端末自体の問題や、アフターケアに不満を持つユーザーが多かった。9月には新型iPhoneが発売されると噂されているが、これまでのiPhoneユーザーも納得できるような、端末であることを期待したい。調査時期:2014年7月16日~2014年8月25日調査対象:iPhone 5ユーザーのマイナビニュース会員調査数:331件調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年10月04日オウルテックはiPhone 6、iPhone 6 Plus対応の液晶保護強化ガラスフィルム「OWL-MAAGFシリーズ」の販売を開始した。同製品は「オウルテックダイレクト Amazon.co.jp」などを通じて販売されている。同ストアでの価格は3,003円。同製品は厚さ0.22mmながらも硬質な日本製のガラスフィルム。表面の硬度9Hでカギやコイン、ファスナーなどにこすれても傷がつきにくいという。また、ラウンドエッジ加工により、ガラスフィルムにありがちな端の欠けも防げるほか、ポケットに入れたときの引っかかり、バンパーケースなどを装着した際の鑑賞が少ないなど使い勝手のよいデザインにした。また、エアーレス加工が施されており、気泡が入りにくく、装着時の貼りなおしも可能。同製品には、液晶クリーナーとほこり除去シートが付属する。
2014年10月04日NATURAL designは、アップルマークと組み合わせてひとつのデザインにするiPhoneケース「APPLE MAGIC」シリーズのiPhone 6バージョンの販売を開始した。楽天市場 NATURAL design WEBショップなどを通じて販売する。メーカー希望小売価格は税込み1998円だが、10月15日まで税込み1,380円で販売する。「APPLE MAGIC」シリーズは、iPhone 6本体に装着すると本体背面のりんごのロゴマークと透明ケースにデザインされたイラストが合わさりひとつの絵になるケース。シルクスクリーンと呼ばれる印刷技法を採用しており、鮮やかなイラストが楽しめるという。イラストの種類は全16種類ある。
2014年10月04日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneの液晶が割れてしまいました……修理にいくらかかる?」という質問に答えます。***故障したiPhoneは、Apple Retail Store(実店舗)の「Genius Bar」へ持ち込むと、原因を調査し可能であれば修理してもらえます。故障の程度によっては、新品交換で対応される可能性もありますが、iPhone 5以降の端末であれば破損した液晶パネルは修理対象となっています。Appleのサポートページによれば、液晶パネル交換はiPhone 6が11,800円、iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5cが13,800円です。液晶パネルの交換にくわえ、キャリブレーション(色温度/輝度を適正なレベルに調整する作業)やタッチセンサーのチェックも行われるため、Appleが定める品質に戻ると考えていいでしょう。ただし、修理受付から完了まで約1週間必要です。AppleCare+ for iPhoneを契約している場合は、1回につき税込7,800円で最大2回まで修理サービスを受けることができます。店頭での判断もあるでしょうが、不慮の事故についてもカバーされるため、うっかり落下させて割れてしまった液晶パネルも対象に含まれると考えてよさそうです。携帯電話会社の保障サービスも利用できます。ソフトバンクの「あんしん保証パック(i)」は機種ごとの一定比率を、au/KDDIのauスマートパスは最大7,800円を1回の修理につき負担してくれるため、そのぶん修理代金が安くなります。なお、NTTドコモの「ケータイ補償サービス for iPhone」では、Apple Retail Storeで行った修理に対する代金負担サポートはありません。
2014年10月04日SamsungはGalaxy Note 4の耐久性をアピールした動画をYouTube上で公開した。強い力を加えるとiPhone 6とiPhone 6 Plusは曲がると話題になっているが、今回の動画の公表タイミングから見て、Appleを意識したものと見られる。Samsungが公開した動画は、我々のヒップは想像以上に強く、ズボンのポケットに入った物は損壊の危険があり、スマートフォンは危ないと警告する。しかし、Galaxu Noteはその限りではないとアピールする。3ポイントのベンドテスト、人間によるテスト(100kgの男性が数百回、端末の上に座る)をクリアしており、メタルフレームの採用、構造面での高耐久性を謳い、最後には、大きく、薄く、軽いが、強い、とまとめている。同動画が公開されたのは10月1日。iPhone 6、iPhone 6 Plusに強い力を加えると曲がると話題になったあとのこととなる。動画中にiPhoneの名称は出てこないが、タイミングから考えて、Appleの新端末を意識したプロモーションビデオといえそうだ。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月03日●iPhone 6 Plusは曲がる?新型iPhoneであるところの「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」。発売前(発表)から予約開始日、そして発売当日と、ポイントポイントでさまざまな話題を提供してきた、まさにパワーコンテンツである。ライターという職業柄スルーするわけにもいかず、小生もiPhone 6 Plusを発売当日に手にしたのだが……、手にした瞬間"でけぇ"と。正直これを電話と呼ぶのには抵抗がある。ちなみに購入したのは128GBモデルで価格は約10万。もはや、ちょっとしたパソコンである。ここ数年の動きをみていると、最新OSの配信→最新端末の発売という流れができている。ライター的思考では、最新端末を入手する前に最新OSをチェックできるため嬉しいのだが、旧端末に最新OSを入れるため動作がモッサリしていたり、機能の一部が使えなかったりと、厳しい面もある。付け加えていうなら、最新OSと旧OSの比較記事を考えたとき、複数旧端末を所有していないと画面キャプチャが撮れないといったこともあるため、安易に"下取り"に出せない"金銭的ダメージ"もある。なにがいいたいかというと、やっぱり10万は高いってことだ。容量違いの3モデルがあるとはいえ、何かあった時のために最大容量を選ぶのは間違いではない。しかし、だからといって……ね。台所事情はいつも苦しいわけだ。さて、そんな"10万"を所有している小生にとって"衝撃的"なニュースが多数流れた。曰く「iPhone 6 Plusは曲がる」という話で。な、なんだと……この10万は曲がるのか! って、そんなバカな。そして、この話は様々なところに飛び火していく。ざっくり調べたところだと、Twitterで"尻ポケットに入れたら曲がったよ"的なツイートが確認できたほか、スプーン曲げで有名なユリ・ゲラー氏が某ニュースサイトで"興奮エネルギーによって折れ曲がった"と解説していたり、うんなことねーよ的にアップルが独自の耐久テスト結果を公表(海外メディア経由で動画にアップロードされている)していたり、独自の試験でお馴染みのConsumer Reportsが他端末と一緒にチェックした結果「Results of Consumer Reports smart phone bend test」を発表していたりと、なかなか愉快なことになっている(泪目)。個人的には、購入初日に画面を割ってしまったユーザーのツイートや3Dプリンタを使って"持ちやすい"ケースを自作した人などが興味深かったわけだが。いやはや、iPhoneは発売後にもネットを賑わせていますな。iPhoneの修理業者が偽保守部品(いわゆるドレスアップ系らしい)を所有していたとのことで、逮捕されたというニュースもあり、まさにカオス。終着地点はなかなか予測できない状況になっている。でだ、実際に曲げてみようとは思わないわけで、けど、そうはいっても曲がってしまう恐れ(アップルの独自試験やConsumer Reportsの結果を見る限り、そんなに神経質にならなくてもよさそうだけど……)があるならば、何とか対策しなければなりませぬ(使命感)。いろいろと考えた結果、手軽な方法としては"尻ポケットに入れない"(男性用ズボンの尻ポケットであっても、ちょっと頭が出る大きさだしね)という至極真っ当なところに行き着き。さらには、"セカンドバッグに入れる"(リュックでもバッグでも可)という結論に達した。けどこれじゃ面白くないので、もうちょっとだけ捻ってみたのだが、あれだ、"ケース"にこだわるというのはどうだろうか?●ケースで"曲がる"対策を考える小生の場合、本体の撮影もあるので、なるべく取り外ししやすい材質を使ったケース、つまりは「ソフト系」素材を使ったケースを使っている。ケース自体が柔らかく、ボディ自体にキズがつきにくいという特徴があるため、ケースの取り外しを結構な頻度で行う小生にはピッタリの製品だ。で、当たり前だけど、ソフト系ケースには剛性というものが感じられないわけで、そういう意味では尻ポケットにiPhone 6 Plusを入れて思いっきり(体重を掛けて)座れば、キレイに曲がってくれることだろう。ってこれじゃダメだ。ケース自体に剛性のあるものを選びたい。具体的には「ハード系」のケース。しかも、内側がフェルトなどで保護されていると、なおよしだ。あるいは、思い切って手帳タイプのケースにするのもアリか? ケース選びって、運用如何で選ぶタイプが決まるので、ソフト系のケースを使っていた人がいきなり手帳タイプを選ぶと、"使いにくさが目立つ"という結果になるのは想像に難くない。とはいえ、iPhone 5/5sからiPhone 6 Plusに機種変更した人なら、その大きさで既にスタイルなんぞ捨てているようなものだから、その辺の意識も新しくしたほうが良いのかもしれない。そうじゃないと、小生みたいに"iPhone 5s"に出戻るといったことになりかねない。※ iPhone 6 Plusの光学式手ぶれ補正にメリットを感じて購入したものの、そのサイズ感に早くも白旗。SIMをiPhone 5sに入れ直して、iPhone 6 PlusはSIMなしで運用中。mineo(au回線を使った格安SIMサービス)がiPhone 6 Plusに対応したら導入するつもり。というわけで結論。曲がるのが怖いなら(そこまで過剰反応しなくても……という気もするが)、持ち歩く時の場所を尻ポケットからバッグなどに変更しよう。そして、ソフト系ケースから剛性のあるハード系ケースに切り替えよう。これが最も簡単な対処方かな? しかも、背面カメラの突起もケースを装着することでごまかせるため、実用性は高い。というか、レンズ部のダメージを考えると"裸"で使うよりも、それなりのケースを使った方がベター。むしろ、推奨?●iPhone 5sに戻った理由そうそう、画面保護フィルタにも一言いいたい。正面と側面のつなぎ目が曲線を描いており、iPhone 5sではピッタリだった保護面が、iPhone 6/iPhone 6 Plusでは隙間が目立つ。曲線部までフィルタを延ばすと、剥がれやすくなるというのもわかるのだが、消費者心理としては、ピッタリサイズのフィルタが欲しい。どうにかならないものだろうか? そういえば、フィルタにもガラス素材を使ったハード系のものがある。そういったモノを使っても剛性は高められるかもしれない。んでだ、iPhone 6 Plusを使っていて凄い気になったのが「iOS」のマイナーアップデート。9月25日に配信された「8.0.1」は、公開約1時間で配信を停止。電波を掴まなくなるなどのトラブルを引き起こした最悪のアップデートとなった。で、翌26日に「8.0.2」として不具合修正版が配信されたわけだが、アップデートしたユーザーのツイートなどをチェックしてみると、通信が不安定だとか、指紋認証が使えないだとか、バッテリの減りが早いといった"声"がみられた。オイオイ、これじゃ安心してアップデートできないじゃないかッ! というわけで、今のところ様子見。こうして考えると、カメラ機能はさすが新型! と性能アップを喜べるが、運用面ではiPhone 5sで良かったなと。iPhone 6Plusで通話するのは、やっぱりちょっとサイズが大きいので、ヘッドセットだとか受話器を別途用意するなどして対策しないとなぁといった感じで。ぶっちゃけね、5型オーバーな画面サイズなんて、ネットをみたり、ゲームしたりするのにはいいけど、電話には向かないって。いい年したおっさんがバカデカい端末を耳元にあてている図を想像してみてくださいよ。無理だって、ムリムリ恥ずかしい。光学式手ぶれ補正がiPhone 6に搭載されていれば、こんなに悩まなかったのに……と愚痴ってみてもはじまらないので、とりあえずiPhone 6 Plusの活かし方というのを模索中であります。で、次回。新型iPhoneのチョット気になった機能(というかiOS8ですな)をチェックしていきたいと思う。暫し待てッ!!
2014年10月03日米Appleのスマートフォン「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」が発売されてから、早くも2週間が経過しようとしているが、日本国内では、引き続き携帯キャリア大手3社がシェアを競い合っている。家電量販店における実売データを集計した「BCNランキング」が9月22日~28日の売れ筋ランキングを公開したので、その結果について考察した。9月22日~28日の売れ筋ランキング、ソフトバンク版iPhone 6 64GBが前週から引き続きトップを維持。次いで前週3位のソフトバンク版iPhone 6 128GBが2位、前週4位のNTTドコモ版iPhone 6 64GBがそれぞれ順位を上げている。4位から7位はau版iPhoneが続く結果となっており、4位のiPhone 6 64GB、5位のiPhone 5s 16GB、6位のiPhone 6 128GB、7位のiPhone 6 16GBすべてがau版だった。8位以降は次の通りとなる。8位がソフトバンク版iPhone 6 16GB、9位がau版iPhone 6 Plus 64GB、10位がソフトバンク版となった。○ソフトバンクが2週連続トップ、このまま独走かBCNによるとiPhone 6/6 Plusのキャリア別販売台数シェアは、ソフトバンクモバイルが43.2%(0.6ポイントアップ)、auが32.5%(0.3ポイントアップ)、ドコモが24.3%(0.6ポイントダウン)とのことで、前週に引き続き、ソフトバンクがトップを維持している。ちなみに昨年のiPhone 5s/5c発売後、第1週、第2週においてもソフトバンク版がシェアトップを獲得している。第1週のBCNランキングを紹介した記事でも触れているが、iPhoneの購入キャリアとしてソフトバンクが選ばれる理由としては、最もiPhoneの取り扱い年数が長いキャリアであるということだ。加えて、MNP(携帯電話番号ポータビリティー)利用者向けに、これまでにない他社アンドロイドの下取りも可能なプログラムを提供し最大54,000円の値引きを行う施策や最大3万2400円という実質0円で機種変更できる施策など、複数の効果的なキャンペーンを実施している点も理由のひとつとして考えられる。さらに料金プランの違いに各社の販売シェアの差が出た。ソフトバンクモバイルとauは現行プランを引き継ぐことが可能で、ドコモは「カケホーダイ&パケあえる」に入らなければならない。他社と比較し基本料金が1,600円程高くなる。iPhone 5s/5c発売時と同様に、このままソフトバンクの好調が続くのか、今回4位から7位を独占したauが巻き返しを図るのか? 9月30日に2014~2015年冬春モデルの新製品を発表会でiPhone 6/6 Plusの「前回の反省を生かし」(ドコモ加藤社長)入荷数を増やしたことを明かした。ドコモの動向も気になるところだ。引き続き、3社のシェア争いに注目したい。
2014年10月02日