大きな窓の開放感のある家家のどこにいても家族の気配が感じられる空間
階段の踊り場の下が収納になっている。吹き抜けを生かした明るい空間。
玄関を入ると正面に庭に出られるガラスのドアがある。傾斜地に建つ家ならではの抜け感が気持ちいい。左側の収納の扉には鏡を張った。「姿見になりますし、部屋も広く見えます」
モルタルの土間はリビングをグルリと回ることができる。行き止まりを作らないことで、空間が澱まないようにした。
必要なものは楽しくDIYで
大きな吹き抜けがあり、部屋を壁で区切っていないので、家のどこにいても家族の気配が感じられる。
「1階にいて、2階で子どもが何をしているのかがわからないのが嫌だったので、できるだけ壁を作らないようにしました。もし子どもが成長して必要になれば、後から壁を作ることもできますし」と理恵さん。
凛々子(りりこ)ちゃんのお部屋の家具や、壁の塗装など、DIYで仕上げた部分も多いのだそう。
「海外での暮らしが長かったこともあり、自分で工夫してカスタムする習慣が身につきました。たとえばダイニングのスツールは980円のものを買ってきて、テープを巻いて座面にカバーをかけました」
凛々子ちゃんのお部屋は、吹き抜けの渡り廊下の先。空間を柔らかにカーテンで区切っている。