2015年5月13日 20:30
ミッツの生き方は「身一つで株やってるみたいなもの」?
芸能の仕事をしている時点で、価値や値段をつけるのは見る側なんだけど、こっちだって値札を提示する権利はある。そうなると、「投げ銭でどうぞ」という思いも、「こちらの言い値でお願いしますよ」という思いも両方湧いてきますよ。ただ、言い値以上のものを商品として提供しないと、次にまた買ってもらうことのできない世界にいて、明日の保証はないその場勝負の仕事だからこそ、必死だというのはあります。 ――実際、テレビなどでも、着々とミッツさんの存在感は増してきているように思えます。 ミッツ:このあいだ、仕事で東京証券取引所に行ったんです。そこで思ったのは、私って自分の身一つで株やってるみたいなものだなと。本だって、出すことでこの先の自分の価値がどう変動するか、そのための労力は先行投資ですよ。結局、私は、株券や外貨、不動産なんてものに自分をゆだねられない。
恋愛でも性欲でも、求められた以上のものを差し出して相手にありがたがってもらえたときに、私のサービス精神も満たされる。テレビとかでも、それこそが私にとっては自分の価値を実感できる瞬間かもしれないですね。 ◇神奈川県出身。『5時に夢中!』(TOKYO MX)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)