2017年8月13日 20:10
Yogee New Waves「デジタル全盛だからこそ、過去に回帰したくもなる」
秋までフェス出演目白押しの注目バンド・Yogee New Waves。’80年代のシティポップに親しんで育った彼らは、アナログとデジタルを自由に行き来しながら音楽を楽しんでいる。
竹村郁哉(G)、角舘健悟(V&G)、上野恒星(B)、粕谷哲司(D)の4人に話を聞きました。
角舘:
曲を掘りたい時や、情報交換をする時にストリーミングサービスは便利だよね。俺はスケボーしながら音楽を聴くことが多いんだけど、環境にマッチする音楽を選べるのも、膨大な音楽が聴き放題のストリーミングならでは。
上野:
俺はストリーミングを試聴感覚で使って、気に入ったらアナログで買う。学生の頃は迷いに迷って買ったCDがハズレた、という失敗もあったけど、今はそんな苦い思いをしなくてすむ(笑)。
粕谷:
今もCDやレコードを買う理由って、ジャケットからその音楽の背景にあるカルチャーが感じられたりするからだよね。
竹村:
デジタルでは表現しきれない世界観ってある。俺が音楽を始めた原体験は、母親のレコードを拝借して聴いてたとこにあるのかなって思ってるんだけど、ジャケを見るのも楽しかった。
上野:
俺は「こうやってジーンズはくとかっこいいんだ!」