2015年6月27日 20:00
横書きの手紙はNG?「手紙美人」になるためのテクニック
相手にもっともていねいな印象を与える封書。長い文章はもちろん、目上の人宛ての文書や、重要な内容を書く場合は、縦書きの便箋を使うのが鉄則。「絵入りの便箋も、白地で小さく上品な絵柄なら目上の人にも使えます」
最近、手紙を書いたのはいつですか? 手軽に通信できるツールが増え、手書きの文を書く機会がめっきり減っていますが、伝えたいことを相手に深く届ける手段として、手紙は何より効果的。
いま改めて、きちんとした手紙の書き方をおさらいしましょう。ビジネスマナー・敬語講師の井上明美さんが、「手紙美人」になるためのテクニックをレクチャーします!
■相手の名前は上、自分の名前は下
文中に自分や相手の名前を書く時、その位置を気にしたことはありますか?実は、相手の名前を行末に書くのはとても失礼なこと。「相手の名前は必ず行の上に、それに対して“私”など、自分の名前は下に来るように書くのがマナーです。
さらに、相手の名前が2行に渡る“泣き別れ”もご法度。必ず改行すること」(井上さん、以下同)
■目上の人には縦書きで。追伸は失礼に当たる
一般的に、もっとも改まった印象を相手に与えることができるのは、縦書き&手書きの手紙。