2018年7月15日 10:00
涼しくて超かわいーっ! 夏デートに行きたい椅子のアート展
例えば、こちらはカテゴリーA「伝統的な椅子」の作品。幾何学模様がデザインされていますが、これらは先住民のボディ・ペインティングと共通しているとのこと。
彼らにとって、椅子はふだんの生活で使うだけでなく宗教的な儀式などでも用いられる大切な存在。そんな椅子に座れるのは、シャーマンや長老など部族内で社会的ステータスの高い男性だけだったそうです。
こちらはカテゴリーB「動物形態の伝統的な椅子」。モチーフはネズミです。ちょっと座りにくそうですが……。
これはサル。
飛んでいる感じのポーズが超かわいい~!
鳥の形をした椅子もたくさんありました。鳥類はあの世とこの世をつなぐ存在として重要なモチーフになっているそうです。
こちらはカテゴリーCの「動物彫刻の椅子」。モチーフはバクです。ここまでくると現代アートの彫刻作品に見えますが、やはり椅子として制作しているとのこと。座り心地はあまり考慮されていない感じですが、見ていると癒されます。
展示空間も見どころのひとつ!
ところで、この展覧会は展示空間も見どころのひとつになっています。会場構成を手がけたのは、世界的に有名な建築家、伊東豊雄さん。