2018年12月2日 19:30
アジカン史上最高!? “リラックス”がキーワードの傑作新アルバム
でも今回は「そうきたか!」と思って嬉しかったです。
後藤正文(Vo、G):時代が潔に追いついたんですよ(笑)。
――楽器の鳴り方や空間の大きさがずいぶん変わりましたね。
後藤:それぞれの楽器が場所を取り合わないということですよね。そうすると自ずといろんな音がよく聞こえてくるんです。単に物理学的なことなんですけど、そこをしっかりすればアジカンの曲はもっと良く聞こえると思ったし、好きな洋楽のアルバムと並べても自分たちの音楽が誇らしく思えるようなものを作りましょうっていう気持ちがありました。いろんな人にヒントをもらったり暗中模索しながら、今回やっとそのやり方がわかったので、プロデュースワークやソロもやっていてよかったなと思います。
――錚々たるアーティストとのコラボに関しては、曲作りはどんな流れだったんでしょう。
後藤:「曲を書いてください」ってお願いする時は特に「こういう感じの曲で」なんてオーダーは一切してなくて。どんな曲が来るかなってワクワクして待ってて、送られてきた曲を演奏する、という感じでした。なので、そんなに何度もやり取りしたりはなかったですね。ホリエ(アツシ/ストレイテナー)