2018年12月3日 18:00
結成20年超のアジカン 続く秘訣はカンフーではなく“合気道”にアリ?
って思ってくれたら嬉しいです。
――皆さんデビュー当時よりも今の方が、ライブで演奏してる様子もすごく楽しそうですもんね。
後藤:もはや、使命感とかないんでね(笑)。前は「売れてやろう」とか「ロックバンドとして認められたい」とかいろいろと思ってましたけど。今は自分たちらしく、自分たちの心や誰かの心を動かしながら楽しくやれることにやりがいを感じていますね。
喜多建介(G、Vo):今は変に緊張してもしょうがないっていう気持ちになっているので、どんなステージでも自然と楽しんで演奏しています。
――ミュージシャンとして社会と関わる中で、これから、どんなスタンスで活動を続けていきたいですか。
後藤:個人的な社会貢献としては、お金をどんどん回していくことも大事だなと思っているので。
例えば若いミュージシャンたちをフックアップして、「宣伝になるからタダでいいでしょ」じゃなくて、ちゃんとギャラを払って何かを一緒にやっていく、ってことをどんどんやっていかなきゃいけないなと。逆に、アジカンで何ができるかというのは難しいところもあるんだけど、でもアジカンという看板が僕を助けてくれることもたくさんあると思っています。