2018年12月13日 18:00
次世代女優アンジェラ・ユン「オダギリジョーさんの頭の中はまるで…」
とか、「どういう家庭で育ったんですか?」というような話をずっとしていたんです。
最後に少しだけ演技のテストもありましたが、過去に自分が経験してきたオーディションとはかなり違うなというのが第一印象でしたね。
実は演技に対する自信はあまりなかった
―そこで、手ごたえのようなものを感じていましたか?
アンジェラさん
自信はまったくなかったです(笑)。オーディションに受かる確率というのは、10回受けて1回受かるかどうか。しかも、大学の時に演技指導をしてもらっていた際には、すごく厳しい先生からダメ出しばかりされていたので、演技に対する自信はあまりありませんでした。
ただ、今回は演技力をチェックされるよりも、自分の人生経験や生い立ちを重視されていると感じましたし、監督とも話していて、「自分の力ではどうしようもない社会や人生に対しての無力感」というところでお互いに共感でき、話も合ったので、それがよかったのかなと思いました。
―監督もプロデューサーもセリフに頼らない “見る言語” にこだわっていたそうですが、それだけに難しい役どころだったと思います。実際に演じてみていかがでしたか?
アンジェラさん
「セリフに頼らない表現方法」