2018年12月16日 20:20
ヒプマイ・木村昴が語る、声優がラップをやることの強みとは
だけど、声優はキャラクターに命を吹き込むのが仕事じゃないですか。そして、僕らが『ヒプノシスマイク』でやっているのは、ラッパーとして歌うことではなくて、あくまでキャラクターを表現すること。一度キャラクターの人格を挟むことによって、ラップの説得力が増すというか。そこは唯一、ラッパーに勝てるところだと思います。
――キャラクターを演じながらラップをするなんて難しいと思う人も多いのでは。でも、逆にそこが武器になってるんですね。
そうなんです!最初はみなさん、ラップなんてやったことないから不安だったと思うんですけど、キャラクターを把握してからの上達が速かった。みなさん、さすが声優です。
キャラを一度掴んだら、ラップのスタイルも一気に確立されていったんですよね。僕はラップって上手い下手じゃなくて、どれだけ気持ちが込められるかが重要だと思っています。今では、普段からラップを聴くようになったキャストもいますよ。特に、石谷春貴くん(次男・山田二郎役)と天崎滉平くん(三男・山田三郎役)は、自分でラップをやるようにもなったり。
――「Buster Bros!!!」のよさは何だと思いますか?
うちは兄弟なんで、他のチームのキャラクターの肩書と比べると特徴がないともいえるんですけど。