くらし情報『“笑えて泣ける”がイイ! 2018年“ベストセラー”本6選』

2018年12月30日 20:00

“笑えて泣ける”がイイ! 2018年“ベストセラー”本6選

『青くて痛くて脆い』住野よる売り上げ:23万部
“笑えて泣ける”がイイ! 2018年“ベストセラー”本6選


大学に入ったばかりの楓は、自分と同じように周囲となじめない秋好と出会い、「モアイ」という秘密結社を始めるが…。『君の膵臓をたべたい』の著者が青春のきらめきと残酷さを痛切に描く。「デビュー作“キミスイ”が小説投稿サイトから書籍化され大ヒット。それ以降、新作が期待される作家となっただけにこの作品のヒットも想定内です。10~20代の若い世代から圧倒的な支持を集め、ネット発の作家の出世頭に」(内田さん)
KADOKAWA1400円

紀伊國屋書店・吉野裕司さん新宿本店で文庫、新書を担当。司馬遼太郎が好き。読者に読んでほしい本は『仕事にしばられない生き方』(ヤマザキマリ著小学館新書)。

三省堂書店・内田 剛さん有楽町店で文芸書、文庫を担当。
吉田修一や薬丸岳ら同世代作家を熱烈に支持。通を唸らせビギナーを立ち止まらせる棚作りを目指している。

丸善・丸の内本店・高頭佐和子さん丸の内本店で文芸書を担当。読者に読んでほしい本は『これからの私をつくる29の美しいこと』(光野桃著講談社)。おすすめの作家は中山可穂。

※『anan』2019年1月2・9日号より。写真・中島慶子取材、文・熊坂麻美

(by anan編集部)

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