2015年11月4日 18:00
過去に隠された幸せになるためのヒントとは?映画『カミーユ、恋はふたたび』
『カミーユ、恋はふたたび』
現在、フランス映画界で実力派の監督としても、女優としても高い評価を得ているノエミ・ルヴォウスキー。そんな彼女が監督・脚本・主演を務め、本国フランスで約100万人もの観客を動員する大ヒットとなった話題作『カミーユ、恋はふたたび』がついに日本でも公開!
パリに暮すカミーユは、仕事でもプライベートでも人生の分岐点を迎えていた。25年間連れ添った旦那は若い彼女を作り、カミーユに離婚を突き付けてきたのだった。何をやっても上手くいかない生活を慰めてくれるのは、愛猫とお酒だけ。そんなどん底のカミーユは、気分転換にパーティで大はしゃぎし、酔っぱらって気を失ってしまう。
病院で目を覚ましたカミーユは、なんと学生時代にタイムスリップしてしまったのだった。しかも、自分では見た目は40歳のままなのに、どうやら周りには16歳に見えているという“夢のような”状況。とまどいながらも、いまは亡き大好きな両親と幸せな時間を過ごし、友人たちとも2度目の青春を楽しんでいた。
しかし、恐れていた旦那との出会いがついにカミーユに訪れることに。人生をふたたび見つめ直すチャンスを得たカミーユが気付いた人生で大切なこととは……?
突飛な設定にも関わらず、観客が意外とすんなり受け入れられるのは、カミーユを演じたノエミ・ルヴォウスキーの魅力あってのこと。