くらし情報『「自己責任論で片付けてほしくない」…伝説的女性“戦場ジャーナリスト”の映画』

2019年9月14日 20:10

「自己責任論で片付けてほしくない」…伝説的女性“戦場ジャーナリスト”の映画

ワンダーウーマンばりの活躍をしていた彼女だけど、やはり戦地で実際目にした悲惨な光景は忘れられず、PTSDに苦しみ、悪夢上等。お酒とタバコは欠かせない毎日だったのよね…。こんな女性が本当にいたなんて!という驚きとともに、戦場ジャーナリストの現実をまざまざと見せつけられてズーンと心に響く傑作。監督がもともと社会派のドキュメンタリー監督だから、戦地での爆撃映像や、本物の難民をエキストラで使ったシーンのすごみったらないわよ。これ、ガチでは?と思うシーン、めちゃたくさんあるんだから~!

これを観て考えてほしいのは、戦争報道の必要性。文字通り命がけの取材で戦場を渡り歩いているジャーナリストは大勢いるし、その人たちのおかげで、世界のゆがみを知ることができるのよね。だから、たとえ彼らが戦地で捕虜になっても、自己責任論で片付けてほしくないのよ。だって、自分が平和だったらそれで片付かないのが、令和の世の中だもの。
明日は我が身、じゃないけど、自分が戦争に巻きこまれたとき、自己責任で片付けられたらたまったもんじゃないでしょ?日本では戦場ジャーナリストのことを自己責任で片付けようとする人多いけど、それって絶対間違ってるってことに、この映画で気づかされるわよ。

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