2019年9月25日 20:20
“優しさ”あふれる? 男女混合バンドSaucy Dogが支持されるワケ
(石原)
また石原さんは、自身の父に宛てた手紙のような「Humming」について「この曲では、メンバーの2人が便箋と封筒で、僕が筆に見えたらいいな」と語る。3人は音楽のルーツも性格も様々だが、このように熱い信頼で結ばれているからこそ、見事なグルーブが生まれているのだ。
7月には、04 Limited Sazabys、クリープハイプ、SUPER BEAVERという先輩たちとの2マン・ツアーも開催。
「三者三様なので、それぞれから、自分たちが吸収したいところを明確に見せてもらえましたね」(秋澤和貴・Ba)
そんな経験を積んで、10月からはワンマンツアーで全国をまわる。
「『ブルーピリオド』は、ピカソの初期の作風を示す言葉。自分たちも、青い時代の気持ちを忘れないままで有名になっていきたいという思いを込めて、このタイトルを付けました」(石原)
その日は、きっと遠くないはず。芸術や文学の匂いも高まった今作は、より多くの人を魅了するに違いない。
3rd Mini Album『ブルーピリオド』¥1,800「サントリー天然水 GREEN TEA」のプロモーション企画“徒然なるトリビュート”への参加楽曲「雀ノ欠伸」