2019年11月30日 20:30
久保田利伸、新作ジャケットで裸に…! 「美の根源」を表現
――でも、ロック好き中学生はバンドをやったりするものですが、ソウルミュージックの場合、なかなかそうはいかないですよね…。
久保田:そうなんですよね、子供にはなかなかね。だから僕は部屋で、大きい音でレコードをかけて、ひたすら歌ってました、毎日3時間。
――3時間!!
久保田:そう。スティーヴィー・ワンダーの歌を、大声で。1音も違わないように歌えると本当に快感で。ギター小僧が、ギターソロをコピーするのと同じです(笑)。
――ご家族や近所の人から「うるさ~い!」みたいな苦情は来なかったんですか?
久保田:いつも言われてましたよ。
僕の部屋は2階で、一応引き戸じゃなくてドアだったので、遮音性も高いほうだとは思ってたんですが、上からも下からも、横からも苦情だらけ。今思えば、姉の鼻歌が隣の部屋から聞こえてきたりしていたので、全然音漏れしていたんでしょうね。だからお互いさま的な。ちなみに僕の3つ上の姉は、僕より歌が上手くて。たまにCMソングを口ずさんだりしてたんですが、むっちゃ上手いんですよ。
――久保田さんより上手い…?
久保田:そう。敵わないと思ってました。
――お姉さんはソウルミュージックにはご興味は?
久保田:まったくなし。