2019年12月18日 19:30
森山直太朗「高畑充希さんが歌ったほうが」新録された「さくら」裏話
ただ、彼との曲作りは友達としての延長線上にありますし、友達としての関係が終わるわけではありません。
ーーでは今後も、曲作りについては直太朗さんと御徒町さんのおふたりで組むのですか。
それはわかりません。「僕は自分なりの表現を探していくから、お前はお前で本当に好きなことをしたほうがいい」とは言いました。アーティスト活動に情で関与するのではなく、クリエイターとして、表現者として、創作者として、心底やっていけばいいということを話すと、「それはわかってる」と御徒町は言っていました。その後、彼は詩人の活動の一環として、ユーチューバーになったんですよね(笑)。
ーー知っています。「オカチャンネル」を開設されましたよね。
そう。そして精神的なものや、関係的なものを整理をすると、面白いもので空いたスペースに、表現者として試されるような「さくら」のお話やお芝居のお話が次から次へと入ってきました。
ーーすごいタイミングですね。
そうですよね。だからやっぱり、決断していくこと、どんどん手放していくことは、良い表現に向かうための基本なんだと思いました。今も活動の只中だから、これが正解だったのかどうかはわかりません。