2020年4月20日 20:30
岡崎体育には「かわいさ」が溢れてる? 「体型、顔面を使い…」と本人談
岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「かわいげ」です。
ミュージシャンに限らず、他人から「かわいい」と思ってもらえることって大事じゃないかなと思います。「かわいげ」を出すことをそれこそ天然で無意識にできている人もいるし、思い切り意識的にしている人もいると思います。これは僕の持論なんですけれど、マジでかっこいい人やかわいい人が中途半端にかわいげを醸し出そうとすると、かわいげの谷に落ちてしまい、好感度が下がりやすい傾向があると思います。
例えば、アイドルの子が自己紹介などで、「実は、中身おっさん」というキャラクターでかわいげを演出しようとしたとします。でも、そのおっさんぶりが中途半端で「鯵の干物が好きだから」くらいのしょーもない感じのネタしか持ってないとすると、あざとさや薄さが目立ってしまい、他にも多数いるだろう「中身おっさん女子」の集合体の一部にしかならず、結局、かわいげの谷に落ち、そこで注目されることはなくなってしまいます。ともすると、勘のいいSNSクラスターからは「あいつ、わざとらしく、かわいげ出しているな」と見透かされ、ファンを遠ざけてしまう結果にも繋がってしまいます。