くらし情報『趣里「生の感覚が大事」 男女3人の一夜を描いたイギリス戯曲』

2020年9月11日 19:30

趣里「生の感覚が大事」 男女3人の一夜を描いたイギリス戯曲

内気な青年ボブが、一目惚れした女性ドリーンをディナーに招待したところから始まる舞台『わたしの耳』。アパートの一室で起こる、男女3人の一夜のドラマだ。

「ラストまで嘘なく役の感情や感覚を持って走り抜けたい」
趣里「生の感覚が大事」 男女3人の一夜を描いたイギリス戯曲


「イギリスの戯曲だけに最初読んだ時はピンとこない部分もありました。でも、人間の感情や距離感の取り方だったり、男同士の友情に女性が入った時の感じ、そこに渦巻く感情には普遍性がある。人間の深みを描いた濃密な三人芝居で、演劇好きとしてはぜひやらせていただきたいと思いました」

そう話すのは、紅一点の出演となる趣里さん。ボブは、英国での演劇留学を終えたウエンツ瑛士さん、女性慣れしていないボブが助っ人として呼ぶ先輩のテッドを、かもめんたるの岩崎う大さんが演じる。

「ウエンツさんはとてもチャーミングな方だし、う大さんはすごく面白い。そこに演出のマギーさんが加わって、普段の会話からとても楽しくて居心地のいい稽古場です。
この戯曲は生の感覚が大事だと感じています。マギーさんも、毎回芝居が変わってもいいから、リアクションが嘘にならないようにとおっしゃるんですが、皆さんが作ってくださる空気感が、芝居に生きてくるのでありがたいです」

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