2020年11月24日 20:30
友近「女優さんたちが大胆に脱いだのは…」 五社監督の“色香”を熱弁
たとえば、『吉原炎上』の九重は、どっしりとした余裕の色気があり、“どういう生い立ちなんだろう”と気になりました。『肉体の門』で復讐に生きる澄子も、これからどうなるのかを見届けたいと思わせる魅力があります」
“五社監督になら”と服を脱ぎ大胆な演技を見せる女優も多かった。友近さんも、監督が生きていたら撮ってほしかったと笑いながらも悔やむ。
「もちろん、自分のスタイルが良くなってからの話。でも、やっぱり恥ずかしいです。五社さんが撮る女性の体は、どれもすごくきれいで、自分の体だとどう映るんだろうなと。あと、カメラの前であそこまで大胆に、激しくなれる感情を味わってみたいですね。五社監督の手にかかると、どんな自分になるんだろうと興味がわくというか…。
そういう思いや信頼があったからこそ、名だたる女優さんたちも、大胆に脱いだのかもしれません」
『吉原炎上』の九重(二宮さよ子さん)
佇まいから醸し出される、怖いぐらいの色香。
女郎たちの生き様を初めて本格的に描いたとされる作品。九重は、主人公・久乃の世話係をすることになった人気No.1の花魁で、二人の絡み合うシーンも話題となった。「雰囲気、喋り方、目や口の動かし方などすべてが色気の塊。