2020年12月31日 18:30
「デジタル庁」誕生に、東京五輪など… 21年になってどう変わる!?
五:地方の医療体制は、これから良くなっていきますか?
堀:そこで有効なのが「オンライン診療」ですね。初診からオンラインでできるようになりました。いままでは地域の薬局を守るために、オンラインで薬を出すことは許可が下りませんでしたが、コロナによって、一気に解禁の流れになってきています。
五:暮らしも人の価値観もコロナで変えざるを得ないことになって、いろんなことを良い方向に変えていってくれているのかも?
堀:進まなかった問題が一気に進んだところはありますよね。コロナくらいの大きなインパクトがないと、なかなか変えられなかったんでしょうね。注2「スーパーシティ法」
「スーパーシティ」構想を盛り込んだ、国家戦略特別区域法(特区法)の一部を改正し、規制緩和する法案が‘20年6月に公布。スマートシティに防災や社会福祉の要素を加え、地域住民のデータを連携して管理することで、効率のいい都市計画を‘30年ごろまでに実現しようとしています。
注3「マイナンバーカード」
マイナンバー(個人番号)とは、住民票を持つすべての人に番号をつけ、年金や保険、税金、収入などを一括管理しようというシステム。
マイナンバーカードは、マイナンバーが記載された顔写真やICチップつきのカードのことで、交付には申請をしなければいけません。