2021年1月4日 19:00
胸に刺さる! 百々千晴「やりたいことがあるのにやらない人がいるのはなんで?」
ファッション業界の第一線で活躍し、モデルや女優からの信頼も厚い百々千晴さん。ブランドのディレクションやファッションマガジンの編集など、仕事は多岐にわたり、今年はYouTuberデビューも。チャーミングなキャラクターが支持され、活躍の幅は広がるばかり。
仕事をしたいという気持ちが強く、撮影のたびにドキドキします。
――アシスタントを卒業したタイミングでロンドンに行かれているんですね。すぐ独り立ちせず、渡英という道を選んだのはなぜだったんでしょうか?
百々:“無駄な時間”を作りたかったんです。19歳でアシスタントになって3年間、忙しくてまともに遊んだ経験がなく、そのままスタイリストデビューする道は私には真面目すぎる気がして。だからあえて無駄な時間を過ごすつもりで行きました。
よかったのが、好きなことをやっている人が認められるカルチャーに触れられたこと。自由が尊重される街に住み、生き方のヒントをもらいました。
――帰国後はすぐにスタイリストデビューされたんですか?
百々:そうですね。アシスタント時代に出入りしていた編集部からの依頼もあり、コンスタントに仕事をもらえるようになるまでさほど時間はかかりませんでした。