2021年1月4日 19:00
胸に刺さる! 百々千晴「やりたいことがあるのにやらない人がいるのはなんで?」
26歳頃から女優さんのスタイリングをやらせてもらえるようになり、27歳で初めてブランドのディレクターを任されて。忙しい20代でした。
――なんて順風満帆!百々さんの運の切り拓き方、お聞きしたいです。
百々:順風満帆と言えるほど軽やかに進んでいないし、運がいいという自覚もないんです。ただ、仕事に恵まれてきたのは、働きたい気持ちが強かったからなのかもしれません。スケジュールが空いてしまうことへのストレスが人一倍強くて、産後もすぐ働きたくなった。だからこそ、ひとつひとつの仕事に真正面から向き合ってきました。いまだに撮影の前はお腹が痛くなるくらいにドキドキする。
それくらい緊張感を持ってやっています。
――仕事への気持ちの強さが結果的に仕事を引きつけてきたんですね。意識的にしている百々さん流の仕事のルールやルーティンはありますか?
百々:電話にすぐ出る、LINEはすぐ返す、ということは気をつけています。私自身、返事が早い人には熱意を感じるので、相手に信頼してもらうのに即レスは大事だなって。ルーティンは、毎朝のトイレ掃除。20代からの習慣で、やり始めたら本当にうまく回る感覚があったんです。初めてのスタッフと仕事する時などは、特に念入りにやります。