2021年2月8日 18:20
城田優「嘘だろ、そこまで出るの?」 心震えた海外のミュージカルを語る
当時、公演の音を毎回記録して聴き直すということをやっていたんですが、あの時のは何回かリピートしました。毎公演そうなればと思って研究したんですけれど、いまだに解明できてはいませんね」
官能を刺激する、城田優のこの役
『エリザベート』2016年
従来のトート像とは違う独自性で多くのエリザファンの心を鷲掴み。
’96年に宝塚歌劇団での日本初演以降、四半世紀にわたり愛され続けるウィーンミュージカルの金字塔。城田さんは、ハプスブルク帝国皇后・エリザベートを愛してしまう黄泉の帝王“トート=死”を、’10年から3度演じている。死というものの甘美さと非情さとを持ち合わせたトート像は大評判を得た。
写真提供:東宝演劇部
『ブロードウェイと銃弾』2018年
迫力ある強面ギャングの裏にある熱い演劇愛をチャーミングに。
ウディ・アレンが自身の監督した同名映画をミュージカル化。禁酒法時代のNY・ブロードウェイの劇場を舞台に、売れない劇作家・デビッドと演劇好きのギャング・チーチが、タッグを組んで作品を成功に導こうと奮闘するコメディ。城田さん演じるチーチの強面ぶりと演劇愛とのギャップが見どころ。
5月に日生劇場で再演。