2016年6月12日 08:00
意外すぎ! 『竜馬がゆく』は恋愛に効く、その理由は?
「好きな人を振り向かせるためにはどうしたらいいんだろう…」。そんな恋がニガテな人に読書家の著名人3人から恋の教科書になる本を3冊教えてもらいました。
料理家の瀬尾幸子さん、ライター、ブックカウンセラーの三浦天紗子さん、テレビ東京アナウンサーの森本智子さんのみなさんです。
男心や悩み相談…。こういった読み方もあるのか!と目からうろこのセレクト作品には、さまざまな方向から彼を振り向かせるヒントが詰まっています。
≪瀬尾さんおすすめ!≫
■『竜馬がゆく』司馬遼太郎
坂本竜馬の波乱に満ちた生涯を中心に、同時代に生きた若者たちを描く長編小説。「これに描かれた竜馬は本当にかわいい。
でもかわいいだけじゃなく、破天荒で計算高いところもあって、かなりの女たらしといえるかも。こんな男を女が放っておくはずもなく、竜馬は行く先々で魅力的な女たちに惚れられます。それぞれの女と竜馬の微妙なやりとりや、一途な女の想いを読み取ると、とってもおもしろいのです」。文春文庫(一)650円
≪三浦さんおすすめ!≫
■『恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』高山 真
“知的ゲイエッセイスト”の著者が、不器用な女子たちの悩みに答える。