2016年6月19日 20:00
「あまりにも音痴で」水曜日のカンパネラ・コムアイは歌志望ではなかった!
コムアイ:だから、最初は遠慮がちに歌ってました。もともとキャラの出すぎている歌が好きではなかったのもあるんですけど、ファーストアルバムは当たり障りなく、淡々としゃべっているような感じ。でも、それだと“自分の嫌いなものを排除した歌”という状態なだけで、“好きなものを表現する”というところまでいってないんです。もらった曲に合わせて歌っているだけで、ほかのことは全部大人たちに任せていたので。でも、だんだんと興味があるものやできることは、自分でやり始めるようになっていって。グッズの企画とかは好きだから携わったり。そうやって、水曜日のカンパネラの方向性と自分の好きなことを、うまく合わせていくようになったんですね。それが合わなければ、やりづらいなと思います。
逆に、“これをやってください”とか指示されたことをやるのが苦手。振り付けとかを決められると急に縮こまっちゃうし、動けなくなるというか、ゆとり世代の遠慮気味なところに落ち着いちゃいます…。
◇主演のコムアイ、音楽を手がけるケンモチヒデフミ、その他を担当するDir.Fの3名からなるユニットとして、2013年より始動。2014年11月に発売した『私を鬼ヶ島に連れてって』に収録された「桃太郎」