2021年6月27日 19:40
上白石萌音が’70~’90年代の名曲を歌う 待望のカバーアルバム発売
この時代を私は知らないですけど、憧れますね」
そして、アルバム『あの歌‐2‐』は「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS/’92年)をandropの内澤崇仁さんがアレンジしたり、「Diamonds〈ダイアモンド〉」(プリンセス プリンセス/’89年)をヨルシカのn-bunaさんがアレンジしたり。こちらも聴きどころ満載。
「カラオケに行った時に『これさえ歌えば盛り上がる!』という曲が、’80~’90年代にはたくさんあって。それが今の時代にも全く色褪せることなく残ってますよね。例えば『Diamonds〈ダイアモンド〉』の、プレゼントの山に埋もれてもまだ死ねない!っていうような、底抜けに明るい時代性。今だからこそ、あの時代の勢いを思い起こして、懐かしくも羨ましくもありながら、元気になってくださる方がひとりでもいたらいいな」
心がけたのは「純粋に曲を愛してリスペクトして、そのまんま歌う」こと。役者としても歌手としても経験を重ねてきたからこそ、音楽における表現にも変化があった。
「私は歌う時にも芝居心を求められがちで『もっと芝居して!』ってよく言われてきたんですけど。
でも、パッションだけじゃダメだなと思うようになって。