上白石萌音が’70～’90年代の名曲を歌う　待望のカバーアルバム発売

2016年の歌手デビュー当時から、自身の作品やテレビ番組でカバー曲を披露することが多かった、上白石萌音さんがカバーアルバムを2枚同時リリース。『あの歌‐1‐』には’70年代のカバー曲を、『あの歌‐2‐』には’80～’90年代のカバー曲を収録。ファンからのリクエストも募って選曲された。

「みんなが知っている曲や、聴いたことがあるけどタイトルは知らない曲とか“あの時代の名曲”って共通言語があるじゃないですか。親御さんや先輩、世代の違う人たちとの会話の糸口になるようなアルバムになったらいいな。ものすごい数のリクエストをいただいたので本当に悩んだんですが、選曲は楽しかったです」

アルバム『あの歌‐1‐』には「グッド・バイ・マイ・ラブ」（アン・ルイス／’74年）や「勝手にしやがれ」（沢田研二／’77年）など昭和の名曲たちがズラリ。全て鳥山雄司さんのアレンジで統一感を持たせ、萌音さんのピュアな声と豊かな表現力でフレッシュに仕上げた。

「’70年代の日本の歌謡曲の魅力は古き良き空気感があるところ。当時は作詞家さんと作曲家さんにより数々の名曲が生まれて、それを歌手の方が歌いこなす個性と表現力の塩梅の妙に魅せられました。