2021年8月1日 21:10
SNSで話題の白湯白かばん、初単行本は“ナンセンスなのにちょっぴり切ない”?
読者を煙に巻くナンセンスな笑いを、きれいめタッチで描く、新感覚漫画。白湯白かばんさんによる『まれなひと』。
漫画家でマルチクリエイター、ジョンソンともゆきさんのアドバイスもあり、Twitterアカウント(@sayushirokaban)を作って投稿し、ユニット漫画家として産声を上げた白湯白かばんさん。
「初めての投稿は2020年2月29日、うるう年のうるう日でした。その日にしたのは原作担当の僕が“うるう”という言葉に変に思い入れがあるせいで、他意はありません」
そこから瞬く間に人気を博し、いまやフォロワー数4万3000人。初単行本が『まれなひと』だ。
基本は、2~4コマのギャグ漫画。お笑い好きだというふたりのセンスで落とす。
だが、通ってきたお笑いや笑いのツボは若干違うそう。原作担当さんは元ラーメンズの小林賢太郎さんや街裏ぴんくさん、絵担当さんはカナメストーンやオズワルドのファン。
「白湯白かばんとしては、みんながうっすら思っているようなツボを突いて描きたいと思っているんですね。ですが、絵担当さんと『それじゃ伝わらないよ』『え、これはあるあるでしょ』と、“あるあるネタ”の感覚のズレを感じることもあり、打ち合わせでいちいち揉めてます(笑)。