くらし情報『伊藤万理華、クリエイティブの原点は「乃木坂46の個人PVのおかげ」』

2021年8月2日 19:10

伊藤万理華、クリエイティブの原点は「乃木坂46の個人PVのおかげ」

きらきらとして切ない、宝物のようなひと夏を描いた物語。松本監督のもと若手の演者が集まった“サマーフィルム組”と、劇中で時代劇制作に夢中になる“ハダシ組”。自分たちと役がリンクして結束感も自然と高まった。

「『いい作品にしようね…時代劇も!』なんて言いながら。でもその結束力がピークに達したとき撮影が中断して…。作中でもハダシが大きな壁に直面するシーンを撮っていたときだったので、そこでも現実と物語が重なりました。一瞬目の前が暗くなったけど最後まで撮り切りたい!そこからは私とハダシが一つになって、どっちがどっちかわからなくなりながら一気に駆け抜けたかんじです」

これだけ深く主人公に共感できたのも、伊藤さん自身が自分主導の個展を開くなど、作り手マインドを強く持った人だから。

「大事なのは『いいものを作りたい!』って熱量。
そういう意味では同世代のキャストもみんな同じ気持ちでした。特に映画の中で一緒に時代劇を作る河合優実ちゃんと祷キララちゃん。私より5歳下だけど、彼女たちは映画との向き合い方が『演じよう』より『作ろう』なんです。将来は映画を撮るのかな?って雰囲気もあって。実際いまの時代、一人でも撮れるし、発信する場も動画配信とかいろいろ。

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