2021年8月8日 20:10
今、芸人がドラマで引っ張りだこ? “芸人俳優”が重宝される秘密とは
とてもありがたいんです」(ドラマプロデューサー・岩崎愛奈さん)
かつてのトレンディドラマ一辺倒の時代と違いドラマもテーマや設定が多様化。その中で、リアリティを持って役に入り込んでくれる演技派芸人は貴重な存在なのだ。
「キラキラしたメインキャラだけのドラマはいまや主流ではありません。そこに自分たちの生活と地続きのようなリアルな存在がいてこそドラマが面白くなる時代です。見ていて“こんな人ほんとにいるよね”を与えてくれるのが芸人俳優バイプレイヤーズなのだと思います」(西森さん)
芸人俳優のココがスゴい!
ドラマプロデューサーの岩崎さんとドラマ批評家であるライターの西森さんに芸人俳優バイプレイヤーズのここを見ろ!ここがスゴい!というポイントを教えていただきました。
【1】ひな壇芸人だからこそハングリーに爪痕を残す!
「脇役だからと萎縮せず結果を残せるのは普段、バラエティの戦場で鍛えられている芸人だからこそ」(西森さん)。「アドリブの度胸や瞬発力はさすが。場の空気を掴む勘のよさに現場でいつも助けられてます」(岩崎さん)
【2】ちょうどいい空気感の普通の人を演じられる。
「芸人さんはちょうどいい感じの“おじさん”がたくさんいる。