2021年9月5日 17:10
NON STYLE「漫才ライブは一生続けていきたい」 20周年記念ライブツアー開催
石田:20周年からは1年遅れになりましたが、今年あらたに作ったネタとあわせて、ライブができることになりました。
井上:20年前、僕は単にテレビに出る人気者になりたいって気持ちで始めたんやけど、石田とコンビ組んで、漫才って面白いなぁっていう感覚は最初からあった。それからずっと芸人として生きて芸人として死にたいという気持ちで続けてきましたね。
石田:ターニングポイントは、結成8年目に東京に出てきた時。僕は大阪にいたかったのに、それまで出ていた劇場がなくなり、東京に出るしかない、という状況になって。
井上:僕はせっかくなら全国区で戦いたいって気持ちが大きかった。
石田:東京では仕事もほとんどなくて、正直苦しかった。でも、その1年間にじっくりネタ作りと向き合えたことが大きかったと思います。
あの苦しい時間がなかったら、『M‐1グランプリ』優勝もなかった。
井上:今はまたエンタメ業界全体が苦しい時期。だからこそ、どっかに光はあると信じて頑張りたい。石田:僕は去年、仕事ができない時期に家族とたっぷり過ごすことができて、仕事以外の幸せもあるんやなぁと知ることができました。意識も変わったし、新しい取り組み方も考えていきたい。