2016年9月12日 12:00
車に希望を伝えてレストランへGO! 夢膨らむ未来の“自動運転車”
将来的には自動運転車専用レーンができるようになるのかもしれません。
完全自動運転車の走行が可能になったとき、最大のメリットは人件費のコスト減です。たとえば過疎地域。自分で運転ができない少数の高齢者のために、バスや電車を走らせるのは大変ですが、自動運転車で対応できたら便利になりますね。他にも、観光バスなどにも大いに利用できそうです。
自動運転車は、車というより、もはやIT機器なんですね。テスラモーターズはシリコンバレーの自動車メーカーですが、CEOのイーロン・マスクはPayPalを開発したIT出身者。他にもGoogleが自動運転車を開発しています。
自動車は優秀な情報収集機器なんです。カメラをつければ周囲の情報を集め、地図機能とセットで人々の行動のマーケティングが可能に。
車がグルメサイトと一体化して、車に食べたいものや予算を伝えれば、自動で希望通りのレストランに連れていってくれる、なんてこともいつかできるようになるかもしれません。◇堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN
※『anan』2016年9月14日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・赤間 幸ヘア&メイク・山本美紀インタビュー、文・望月リサ
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