2021年11月5日 21:10
ピン芸人ユニット・おいでやすこが「これがガチなんだ…」 M-1の凄さを振り返る
誘っていただいてありがたかった。
小田:とはいえ、それ誘っていたのも別に、M-1を見据えてとかじゃ全然ないからね。
――あ、そうなんですね?
小田:M-1のこと考えたのなんて、めっちゃ直前やったもんな?
こが:そうです。申し込みの締め切りがあるから。それで、「どうする?出る?」「あ、出ましょう、出ましょう」って。めっちゃ軽い感じでしたね。
小田:賞レースに出るのも、勝ち抜きたい、一発当てたいという感覚ではなかったんですよね。どれもピン芸のため、R-1に還元できればいいという気持ちでいただけです。
R-1以外の他の賞レースは武者修行のような感覚と言いますか。
こが:僕に至ってはそこまでの気持ちもなかったかもしれません。ラジオで話すネタになるな、くらいで。お笑い芸人としての活動が一つ増えたら、もうそれだけでいいって思っていました。
小田:僕、M-1大好きなんでね。憧れはありましたけど、漫才師のみなさんが持っているような積年の想いとはまた違う感覚だと思います。そんなに甘いもんじゃない、とも思っていましたし。
こが:そうですよね。
売れたらラッキーですけど、そんな簡単なことじゃないって身をもって知っている。