くらし情報『日本初公開作品も! ヴィデオ・アートの先駆者・久保田成子、没後初の大規模個展』

2021年11月21日 23:10

日本初公開作品も! ヴィデオ・アートの先駆者・久保田成子、没後初の大規模個展

新潟県に生まれ、20世紀後半にはアメリカを拠点に世界で活躍したアーティスト・久保田成子(しげこ)。彼女は映像と彫刻を組み合わせた「ヴィデオ彫刻」で知られ、海外でもヴィデオ・アートのパイオニアとして認められている存在だ。2015年、乳がんで亡くなった直後には、久保田成子ヴィデオ・アート財団がニューヨークに設立されたほど。今回はその財団に加え、国内美術館の所蔵品や作家の遺族からも全面協力を得て、日本では約30年ぶりとなる、没後初の大規模個展『Viva Video!久保田成子展』が開催される。

ヴィデオ・アートの先駆者と呼ばれた女性の視点に迫る。
展覧会は時系列に展開する。新潟での生い立ちに始まり上京、渡米、前衛芸術家集団「フルクサス」での活動、ヴィデオ・アートへの傾倒…。なかでも見どころはフィギュアスケート選手・伊藤みどりをモデルにした《スケート選手》や現代美術家であった夫ナムジュン・パイクの故郷の墓をモチーフにした《韓国の墓》など、日本初公開の作品たち。
様々な作家と交流した写真や手紙などの資料も初お披露目となる。また渡米後の「フルクサス」での活動や、実験的音楽集団「ソニック・アーツ・ユニオン」

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