2016年10月6日 22:00
「3月のライオン」アニメ化に羽海野チカ「一緒にわーいって言いましょう!」
主人公・桐山零は、17歳にしてプロの将棋棋士。幼いころに家族を失い、心に傷を抱えながら東京の下町にひとりで暮らす。しかし、ふとしたきっかけで近所に住むあかり・ひなた・モモの3姉妹と出会ったことで、零の中で何かが変わり始める…。
長編デビュー作『ハチミツとクローバー』では美大生の青春を描いた羽海野チカさん。連載2作目の今作は、打って変わって将棋を題材にした青年マンガ。
当初から注目を集め、来年には神木隆之介さん主演で実写映画化も決定。この作品のアニメ版が、いよいよ今月からスタートする。
「『3月のライオン』の魅力は、様々なキャラクターと、笑えたり泣けたり緩急自在なストーリーの語り口。アニメ化を決めた理由をひと言でいえば、『羽海野チカ』という才能に惹かれたということだと思います」
そう話すのは、作品のプロデューサーを務める、アニプレックス代表取締役社長の岩上敦宏さん。そして、そんな物語に今回、新たな命を吹き込むのが、『魔法少女まどか☆マギカ』など、話題のアニメ作品を生み出し続ける新房(しんぼう)昭之監督と、アニメーション制作スタジオ・シャフト。
「新房監督とシャフトさんは、原作と真剣に向き合い、作品の魅力に全力で応えようとするチーム。