2022年1月8日 18:00
共通点も多い!? 玉城ティナ×琉花、初めて同士の“不思議な関係性”とは
玉城:多くを説明するより、観たあとに余韻が残る作品にしたい、と思って。役作りやお芝居も、琉花さんにお任せしました。
琉花:捉え方はきっといろいろで、私も、何度も何度も台本を読んでいるうちに、玉城さんが描きたいことがなんとなくわかってきたんですよね。
玉城:すぐに誰とでもつながれるこの時代に疲れてしまうこともあれば、でもやっぱり話を聞いてくれる人がいるだけで救われることもある。脚本を書く時にはそんなことを思い浮かべていました。
――そんなおふたりの関係性を、一言で表すなら?
玉城:今は監督と役者の関係で、友達とも言い難いし、同僚とも違うし。一緒に作品を作るというのは、変な関係。だから“同じ地球にいる者たち”とか(笑)。
琉花:“不思議な関係”だよね。
玉城:監督と役者のことを、一緒に作品を作るにあたり、みんなで一つの方向に進むという信頼関係から“共犯者”なんておっしゃる監督もいるんですが、それも今なら、正しい表現だと感じます。
――ちなみに、おふたりはつながりは多いほうですか?
玉城:この仕事をしていますから、まあまあ多いですよね。
琉花:私もそうかな。人とつながるのは得意なほうではあると思います。